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「《ASMR》極楽・癒し娘物語〜地獄のハーレム子作り性活〜《豪華6人キャスト/5時間超》」 へのレビュー

    • 2020年08月04日
      レビュアーオススメ!
      既存のレビューにて、ボリュームや豪華声優陣についての言及は多くされているようなので、ちょっと別の視点から評価させていただこうと思います

      私が注目したのはタイトルにある通り、脚本と演出の良さです
      特にキャラクターの紹介と世界観説明を兼ねた各キャラのルートが秀逸です
      三途の川はどんなところなのか、その周辺の様子はどうなっているのかなどを、過度な説明台詞なしに上手く表現しています
      登場人物との距離感の描写も素晴らしく、脚本・演出の時点で三次元的な場面設定が意識されているのが分かります
      もちろん、それをしっかり演じる声優さんの技量も素晴らしいです
      おそらく声優というより、俳優に近いような演技が求められる作り方のように思いました

      また、女神勢を除いた4人のEDにおいて、バックのSEに風鈴、虫の鳴き声、薪の燃える音などがさりげなく挿入されており、恐らく各キャラの領域に四季が割り当てられているであろうことが分かります(春の音は当方の知識不足により、具体的に何の音なのかは判別できませんでした)
      この演出により、台詞による説明が全くないにもかかわらず、本作における地獄の広大さや特殊性を感じることができる構成になっています
      こういった細やかな工夫のおかげで臨場感が増しており、想像が掻き立てられ、より作品世界に没入することが出来ました
      SE自体は全体的に控え目であり、耳障りにはなり難いと思います

      また、6人のヒロインについても非の打ち所がなく、嫌みなくしっかり特徴付けされた性格もさることながら、本当に語り掛けてくるような台詞運びに感心してしまいます

      世界観の構築・脚本・演出・演技力など、すべてが高いレベルでまとまっており、同人・商業を問わず、音声作品として間違いなく傑作といってよい出来だと思います
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