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今作品の売りは、攻略要素が一切無く、クリックのみで濃厚なHシーンをコンプリート出来ることだ。
また、大筋となるストーリーも、多少の寄り道はあれどテンポ良く進み、ライトノベル感覚で楽しめる。全ての女性キャラクターに活躍の場面があり、ある程度の意外性も存在する。ストーリーをじっくり鑑賞するのも、無視してHシーンのみを鑑賞するのも、自身のペースで楽しめる。ただ、個人的な懸念点が二つある。
一つは、このサークルの代名詞であるアヘ顔・ボテ腹も、勿論健在であるが、他作品よりは控えめのため、以前からのユーザーにとっては物足りないかもしれない。新規の方は、この作品で、ダイジョビ研究所のHシチュエーションの拘りを知ることが出来るだろう。
もう一つは、クリックでの進行が単調になりがちで、ユーザーによっては、退屈に感じてしまう。
しかし、それを差し引いても、絵のクオリティー・キャラクターの魅力・Hシーンの実用性は素晴らしいの一言である。女性キャラクターが段々と堕ちてゆく様の、細かい描写分けにも思わず舌を巻いた。「抜き特化」の謳い文句に偽りはない。