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「フォーリン・ラビリンス ―隷属の少女たち―」 へのレビュー

    • 2019年12月02日
      レビュアーオススメ!
      1つの街を舞台に、ダンジョン探索を進めていくことで進行するオーソドックスなRPG。
      1周クリア、プレイ時間は16時間ほど。

      戦闘バランスはわりと温め。レベル上げをせずともサクサク進めました。
      主人公とメインヒロイン2人は3種のクラスを自由に選べるのでパーティの自由度もそれなりにあり、好きな編成で遊べます。
      中身ランダムの宝箱やたまに出てくるレア敵「淫魔」などで探索が単調にならず、だるく感じることも無く楽しくプレイできました。
      街中ではファストトラベル機能が使えたり、ダンジョンは階層ごとにワープポイントが設定されてたりと、快適さに気を使っているのがうかがえます。
      イベントの際に主人公のセリフを複数から選べたり、ヒロイン2人の好感度や処女の有無で細かく台詞が分岐したり、テキストが凝っているのもとても良し。

      着せ替えシステムは頭・上半身・下半身・下着・髪型の5か所の装備が反映されるというもの。
      基本的なキャラ性能はクラス専用指輪とジェムで決まり装備の影響力はやや小さめ。見た目重視で好きに装備を選べるというバランスになってます。
      通常の装備UIとは別に見た目を確認しながら装備を付け替えられるUIが用意されており、自分好みの服装にしやすくなってます。
      上下の組み合わせを選ぶのがとても楽しく衣装探しのモチベにもつながり、着せ替えシステムは大満足でした。

      難点は難易度の低さゆえのあっさり感。
      アーティファクト探しなどのアイテム掘り要素はありますが、強くなっても戦う相手がいないのでイマイチやる気につながらない。
      サブイベントの進行が自由な分、うっかりしてるとスルーしてしまうことがあるのにも注意したいところ。
      自宅購入しないと大半のイベントが解禁されないなんて気がつかなかった・・・

      ストーリーが良く、サクサク進めて満足感あるゲームを探してる人にオススメです。
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