舉報鑒賞（資料輸入）

前作『SEQUEL blight』同様に、純粋にRPGとしてかなりの良作です。

簡単に言うならば。
「エロを表現するための手段として、RPGを選んだ」のが、よくある同人エロRPGだとすると。
「しっかり作られたRPGに、エロの要素を加えた」のが、このサークルさんの作品です。

サークル主催者様がもう5年も6年も前に作ったフリーRPG作品にあった世界観設定が活かされていたりと、
果たしていつ頃からこの世界観の構想が(土台だけでも)あったのだろうと思うと脱帽ものです。
深いです。そして広いです。

なお、サークル主催者様は過去作品のプレイを推奨している訳ではありません。
しかし繋がりの深そうな作品だけでもやっておいた方が、より深く考察できたりで楽しめると思います。
(マナーとして作品名は出しませんので、未プレイかつ気になった方は検索する等で探してみてください)

「エロを表現する手段としてRPGというジャンルを選んだ」作品も非常にいいものですが、
この作品のような「RPGにエロを加えた」ゲームもどんどん増えていってほしいと心から思います。