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廃墟から始まる一期一会なストーリーな本作品。

作中に世界観における説明はなく、一つの建物で行われる「ちぐはぐな会話」から別れまでの一連が本作の流れになる。

このちぐはぐさは、後に理由がわかるわけだが……この理由が分かった後本作品の本当の【　楽しみ方　】が始まる。

この理由を踏まえて、もう一度最初から読み直すと……??

繰り返し読むことで細かい配慮に理解が広がるこの作品は「独特でユニーク」であることは間違いないだろう。