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さすがの春待氷柱さんとこの本です。今回もあまりのクオリティの高さに唸らされました。
簡単に言えば「ちょっと題材が捻られている異世界転生モノ」なわけですが、50ページ強に
・異世界モノならではな小ネタや設定
・アホなギャグ
・濃厚レズセックス
・シリアスな人間関係
・女の巨大感情
・百合というジャンルへのメタ
などなどが全て"申し分ない高クオリティ"で詰め込まれています。
まさによくばりセット。読後の満腹感がすごい。
そして個人的には、最初に登場する主人公とそのライバルの百合作家としての設定(これが転生後世界や主人公の感情に深く関わる伏線なのもまたニクい)を始めとする端々に
作者の百合への深い造詣も感じ取ることができて感心してしまいました。
良質な成人向け百合漫画は、まさにここにあります。