舉報鑒賞（資料輸入）

前作のもんくえからプレイしています。
一般向けの商業/インディーズのRPG作品と比較してもRPG部分のボリュームは相当で、やり込み要素もV2.20アップデートで更に増えており、エロ抜きでも充分に楽しめる良作です。
3部作の為、1編当たりの価格はそこそこでも全てを揃えるとなればフルプライスとなりますが、少なくとも現時点での前章・中章のボリュームは単体でも相当であり、お値段以上の価値はあるでしょう。
やり込み要素の強いRPGや、往年の名作RPG(F○やドラ○エなど)が好きな方には育成要素などがオマージュされている点もあるため、割と馴染みやすいかもしれません。色々なネタやパロディがふんだんに散りばめられており、そういったものが好きな人もニヤリと出来るかもしれません。

RPG部分に難があるとすれば基本的にRPGツクールの仕様上の問題くらいでしょう。ゲームバランスはゴリゴリと育てればヌルく、逆に素直にシナリオに添って進めば手応えは充分と比較的良好。
一部のスキルやアビリティ、強力な固有効果を持つキャラクターが頭一つ抜ける所はありますが、基本的には自分の好きな娘を育成していけばそれでも十分に強くなるので、育成の幅は広いでしょう。キャラや種族毎の個性もあるので差別化も(ごく一部を除けば)充分にされています。
難易度調整も好きな時に出来るので、自分のプレイスタイルに合わせると良いでしょう。

一方のエロ部分は前作からの流用があったり、もんむすによってはエロシーンが極端に少なかったり、人を選ぶ絵柄のもんむすも多数居るなどの評価の別れる所もあります。ドット絵のクオリティの差も気になる人は気になるでしょう。
それでも母数が母数なので、自分好みのもんむすにあひんあひんしてもらい、敵にもあひんあひんしてもらって楽しめます。もちろん今作も逆転ナシ。
もんむす好きならばやる価値はあるでしょう。