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恥ずかしながら、Dot-Spaceさんの作品は初体験。少し前に出た他サークルの「お姉ちゃんのやさしい魔法」で初めてMarkusさんの洗練されたスクリプトに触れて、これまで聴かずに来たことを後悔したのです。

この作品はダウンロード数やレビューの多さから大変評判がいいことは知っていたのですが、「脳イキ?　なんだそれ。気持ち良くされるなら脳より下半身がいいよ」みたいに思っていたのです。

しかし、すべて間違っていました。
沢野ぽぷらさんの理知的なのに妖艶で甘い声が、これまた知的で洗練されたスクリプトに見事にマッチして、序盤からゾクゾクします。誘導から深化まで素晴らしいので、あっというまにまな板の上に載せられて「好きにして」という状態に。Hパートでは左右の耳から快感を流し込まれ、脳を直接かき回され、さらにお姉さんの唇でとろとろにされます。絶頂に達する前から、びくびくと体が反応しまくってしまいます。

「脳イキ」による絶頂も、予想していたものより何十倍も気持ちがよくて、結構何度もイカされるため、最後は全身が痙攣して水から飛び出して暴れる魚みたいになってしまいました。ドライオーガズムの気持ち良さという意味では、自分が体験した中でもトップクラスです。

ちなみに、やっぱり下半身ではなく、脳でイッテいたのは確かなようで、エロいプレーを前面に出した催眠音声でドライした場合、下半身がぬるぬるになりますが、これは全然そうなってませんでした。
それなのに、癖になりそうな快楽と幸福感で、文字通り、頭の中があまーくとろけて痺れて、すべてがどうでもよくなる、凄い作品でした。