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Recensione per 乳魔の屋敷ー巨乳サキュバスの誘惑ー

    • なぜ人はここまで乳に惹かれるのか。
      それは「哺乳類」という名前の時点で乳好きを公言している我々の宿命なのかもしれません。

      本作は書かれた時期こそ過去二作より前ですが、坂下先生の神髄が読める逸品です。『巨乳容疑者』ではなかった本番シーンがあり、その事実だけでも素晴らしいのに、そこへと至るパイズリシーンが実に白眉で、乳房を処刑器具と称して主人公を攻め立てていく描写が並大抵の熱量ではありません。

      キャラクター設定も秀逸で、本作では乳魔がとにかく強く描かれます。主人公に武力で劣る淫魔がレベルドレインで逆転する展開ではありません。彼女は剣と魔法に秀で格闘面で強く、人徳ある地方領主になりすまし権威面で強く、彼女の正体を知る国教会も討伐を諦め不可侵条約を結ぶなど権力面で強く、何よりベッドの上でこそ誰よりも強い…という完全なラスボス格なのです。性格は慇懃で、快楽堕ちを追求する好事家なので物理的な嗜虐は好まない、というM気質の幻想をこれでもかと満たしてくれる存在になっています。

      乳魔に戦いを挑む体で乳房に溺れ忠誠を誓いたいだけの人生だった……。そんな事を呟く紳士達にお勧めの一作です。

      1 utenti lo hanno trovato utile.

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