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本作品の魅力は、何といってもヒロインをめぐる父親と息子の人間模様にあります。ストーリーは主人公目線で展開されていますが、昔から憧れていた年上女性が実は父親の愛人であり、二人が関係しているところを盗み見てしまいます。さらには親父の提案で彼女を抱くことになるなど、主人公は父親とヒロインとの間に割って入ることができません。

父親がよそに女を作って家に居つかなくなったことを悟ったヒロインに対し、「代わりに僕が大切にするから」と主人公がセックスでつなぎとめようとするも、もとよりヒロインは父親一本であり、その場を繕うために息子に抱かれただけであったため、息子の願いもかなわぬ夢に終わります。主人公の完全敗北ですが、それでも自分にとっては大切な思い出だと前向きにとらえようとしています。

主人公からみれば憧れていた女性の寝取られであり、父親から見れば自分の女を息子に抱かせる寝取らせ、ということになります。ですので、ヒロインがそれぞれの男性に抱かれます。主人公とのエッチシーンはおねショタのテイストであり、父親との関係はガンガン責められるといったプレイになってます。

非常によく練られた設定・ストーリー、美麗なイラスト、そして肉感的なヒロイン、いずれも魅力的な作品です。