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ロリ母性と銘打っていますが、いわゆる「バブみ」とはちょっと違う感じです。そこが良かった。

この作品のヒロインの態度は「偉かったね、よしよし」ではなく「私にしたいことしていいよ」なのです。
そして責められるとすぐに余裕がなくなります。ロリだから仕方ないね。
こういう「慣れてないけど受け入れてあげたい」系ヒロインはエロゲではそんなに珍しくありませんが、音声作品では割と珍しく中々新鮮でした。

また作品の特徴として、Hの合間合間の会話に力が入っている所があります。
通して聴くと事前事後の比率が結構高く感じられ、人によっては中折れするかもしれません。
しかし私はむしろエロパートよりこっちの方が好みでした。ロリっ子のあっけらかんとしたエロトーク最高じゃないか…!
なんというかロリ描写に拘りを感じました。これは素晴らしいぞ。

全体的に見てアダルト音声作品のテンプレを少し外した作品に仕上がっており、その意味では玄人向けかもしれません。
積極的に精液を絞りに来る音声作品に食傷気味な方にお勧めです。