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変身ヒロインらしい気高い精神と対照的に、非常に魅力的なだらしのない乳をしており、虐め甲斐のあるキャラクターとなっている。冒頭のエルセインの活躍、ピンチからの拘束凌辱、後編での監禁調教と流れに無駄がなく、また責め方もフェティッシと苛烈さが上手く溶かし合わされている。
またヒロインのマゾ属性も使い方が上手く、どうしようもなく快楽に勝てない心情もエロスを盛り上げていてよい。

前編は衆目を前にしての糸拘束凌辱であるが、ここでは特におっぱい・乳首・クリトリス責めをアピールして描かれている。3点同時にいじるだけにとどまらない。たとえば乳首は糸により、ぎちぎちに搾り上げられる。クリトリスは敵の女幹部に息を吹きかけられたりしごかれたりと散々遊び倒される。急所を弄られて快楽絶頂に耽るヒロインは必見ものである。

後編は捕まった後の監禁調教である。ピアッシングや淫紋、エロ衣装など、「奴隷」を象徴する道具立てが目白押しであり、先に述べたマゾの素質もここではシチュと合致してエロい。特に見られて羞恥責めのシーンはこの娘の変態的な部分をはっきりと示し、嫌なのに感じてしまうを見事に表している。その後の人や触手によるハード責めのオンパレードもそれぞれにそそられるマゾ快楽を発揮しており、惨めなエロ娘の健気な抵抗と淫靡を味わえる。

筆者は本シリーズは初めて読んだが、変身ヒロイン凌辱モノを正面から描くと同時に、激しさと変態さをうまく融合させた本作をいたく気に入った。もしまだ未読の方がいるならば、早く読んだ方が良いとおすすめしてみる。