舉報鑒賞（資料輸入）

三匹の妖精をお供に、コロシアムを勝ち進んでいくゲームです。
コロシアムにはランクがあり、勝ち進むごとにそのお相手とHをするシステム。また、主人公のお供たる妖精たちにももちろんHシーンがあります。
ファンタジーな舞台設定のため、相手もエルフ、幽霊、蛇女などいわゆる人外がほとんど。Hシーンは基本1キャラ1つ(妖精のみ2つ)で、やや少ない印象ですが、キャラが可愛らしいため素直に楽しめました。
人外、特に妖精属性があればお値段分は抜けるかと。

特筆すべきは、物語の楽しさと、ゲームシステム。
登場するキャラクター全員に個性的なキャラ付けがされており、デザインも魅力的。また戦闘以外の日常会話も多くあるため、短いながらファンタジーRPGとしても楽しめます。

そしてゲームシステム。
相手と1対1で戦うのですが、この世界には雷、水、土の属性、及び各属性間の優劣があり、それらを利用して戦うことになります。
基本的には、相手が繰り出してくる攻撃に合わせて有利な属性を出すだけ。いわゆる後出しジャンケンですね。
とはいえ相手によって、敵の攻撃が見えにくくなったり、特定の属性を打ち消したり…とバリエーション豊かな戦闘が楽しめます。
初見殺しな能力持ちな相手もおり、ある程度の反射神経や速度が求められるシステムですが、難易度を好きな時に変更できたり、数をこなせばいくらでも自分を強化できたり、相手ごとの打開策も聞こうと思えば聞けたり…と救済措置もちゃんとあるため、クリアだけしたい人にも優しくなっています。
私は終始最高難度のノーヒント、ただし強化は極限まで…というプレイをしたのですが、ラストのガチバトルがかなり熱く、脳汁出まくりました。

エロ目的なら属性が合わないと厳しいかもしれませんが、ゲーム全体としてはストーリーとシステムをうまく絡めた良作だと思います。ファンタジー好きならかなりオススメ。