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待ってましたとも、名作RPG待望の続編。前作とのつながりは無いので、ご新規さんも是非ウェルカム。
何よりも驚かされるのはプレイアビリティの圧倒的な高さ。全滅はノーペナルティ、ダンジョン内での見やすいアイコン表示、デフォルトでエンカウント調整可能、スキルの振り直し可能化等、明らかに前作からのプレイヤーの要望に応えた調整が光ります。
戦闘バランスは死にステを廃止し、パラメータ数字の桁を抑えることにより前作より感覚的に戦況が掴みやすくなっています。属性を重要視し、こまめにキャラを入れ替える戦闘はさながらパズルの様。ゴリ押し不可能。圧倒的多数のキャラクターが登場する東方シリーズ二次創作ならではのうまいシステムですね。
一般的なRPGのありがちなキャラの立ち位置に記号的に東方キャラを当てはめただけの同人ゲームはがっかりさせられるものですが、本作については勿論杞憂です。いかにもな台詞回し、期待通りの役割で、生き生きと東方キャラが描かれています。その一方で、今作もまたマニアックなゲームネタが目白押しw。それを求めて迷宮を探索するのも、また良し。
ところで、今回はいつもの偽英国紳士団さんのキャラデザインではないんですね。本作は本作でとても美麗で可愛らしいキャラデザですが、個人的には癖が強くて魅力的ないつもの偽英国紳士団さんのデザインでもよかったのですが…w。結構楽しみにしてたから…w。イヤ、今回は今回で素晴らしいグラフィックですよ、間違いなく!
個人的に大ファンの本サークル、偽英国紳士団さん。商業作品に全く引けを取らない実力派です。前作1やArcanum Knights も、よりたくさんのゲームファンに触れていただけることを願っています。