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とにかく力作でした。
本作はシーン選択式のADVで、私は最初から順にプレイを進めていきました。途中までプレイし終えた時点での感想は、

「この調子で最後までやってくれれば値段通りなかなか実用性の高い作品だな。もったいぶったストーリーの見せ方も割といい感じ」

でした。しかしその期待は見事に裏切られ、最後のシーンは(個人的には)全く実用性がありませんでした。しかし最後のシーンが終わった時点での感想は、

「最後のシーンだけでも値段以上の価値があった。みんなにプレイしてもらいたい」

でした。
何が言いたいかというととにかく一度、最後までプレイしてみてください。軽くひぐらし的な賛否両論はあると思いますが、胸の奥に暖かく残る、そんな「作品」でした。