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「アミィの催眠間違い探し」 へのレビュー

    • 天才魔法少女が、ひょんなことから自ら催眠に掛かり、精神を歪められ堕ちていく間違い探しRPGです。

      ヒロインのアミィはとても良い性格をしています。元気で豪快、誰からも好かれる性格をしており、彼女のキャラクターが作品の魅力の半分を占めています。

      残り半分を占めるのは、ちっとも魅力的ではないキャラクター、主人公の安井です。彼はヒロインに催眠を掛ける、いわば竿役のキモ男です。
      ただし安井は、凡百のキモ男とは一味違います。設定の薄い、影の薄い、どこにでもいる一束幾らのキモ男ではありません。彼のキャラクター造形にかかる熱量は全く素晴らしく、作者の執念や情念を感じました。
      彼は紛れもなく最低の人間で、一片の同情する価値もないクズです。外道です。見下げ果てた人間です。

      ただ、彼のクズさ、勝手さ、卑怯さに共感するプレイヤーは少なくないでしょう。我々が心の奥で抱いている醜い欲望を叶えてくれるこのキモ男は、「もし高嶺の花の美少女を催眠に掛けることができたら」というシチュエーションを、徹底的に味わわせてくれます。

      催眠は本当に掛かっているのか? 手を出す途中で起きてこないか? ことが露見したらどうしよう? 女体をどうやって味わっていったらいいのか?

      それらの疑問に対し、もどかしさすら感じるほどじっくりと、丁寧に、たっぷりと嬲っていく安井は、ただのキモ男ではありません。

      このゲームは丁寧な催眠シチュが好きな人にお勧めです。丁寧な心理描写を好む人にお勧めです。

      2人が役に立ったと答えています

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