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前半の昼パートは、ラムネの話と耳かき。確かにガラス瓶入りラムネは今では見かけなくなった。いかにも1昔前を思わせる。田舎のノスタルジックな雰囲気によくマッチした話題。
後半の夜パートは、怪談の後にお酒を飲む。芹の他にはこべらも加わって、普通の田舎の夜が2人の会話と効果音によって別世界のように感じる。
芹さんの特徴とも言えるうなずく時に「ううん」と出す高い声も過去作と同様に良いアクセントになっている。
サークルの他の作品でも同じようなレビューを書いたけれど、本当に雰囲気の出し方が上手い。
ボリュームは昼夜合わせて2時間を超え、質量ともに充実。