舉報鑒賞（資料輸入）

「前作では語られなかった内容」ということで、それでも舞台は前作と同じで、焼き直しの内容かと思い、ずっと購入をためらっていました。とりあえず、他に欲しいのが無いので、という消極的な理由で購入。
　最初は、まさにそんな感じ。結局同じかと、ちょっと後悔。でも、ちょっとだけ違う。その「ちょっと」が少しずつ違っていって・・・。

　プレイの難易度は高いです。前作でも、少し油断するとあっという間に時間とパラメータを消耗してしまい、やりたいことができなくなる。今回は、ネット投稿などやれることが増えた分、時間の消耗が激しい一方、お目当てのプレイに入ることがなかなかできないというジレンマにも陥る。「ミスターX」との会話も重要で、必要なことはメモしておく。行き当たりばったりでは、同じシチュと同じ画像しか出てこない覚悟が必要かも知れません。

　前作プレイ者への朗報。前作よりもかなり激しいエッチ画像がある。こんなこと本当にしたら気絶どころか死んじゃうぞ、ぐらいの。ただし、そこに至るまでが大変ですが。

　内容に少々の矛盾を感じますね。「内面に淫乱性癖を持つが、表面は真面目」なはずの鏡華が、初対面の相手に平気で淫乱な発言をするかと思えば、頑なに真面目な態度を貫いたりする場合がある。平日は学校に行っても行かなくても咎められたりしないし、せいぜいシチュが変わるだけ。などなど。しかし、普通の「エロゲー」なら気にならないような、ささいなことが気にかかるということは、それ以外の部分での作りこみがしっかりしているからこそ。

　クオリティは非常に高く、攻略法を作るか見つけるかしないと、CGMODEを埋めるのは不可能です。本格とはいえませんが、近頃のアドベンチャーゲームが「生ぬるい」と思っている方と、乱交ネタ好きの方は、挑戦してみるのも経験のうち。