ハルぅさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 185位 | (役に立った数:63件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:10件) |
本作は地球を抜け出して太陽系すら抜け出して、
無窮の銀河に浮かぶ無数の星々を整った形に戻したり、
さらにはある程度成熟した星々のちからをさらに強くして
それらの星々を繋いだりしてそれらの力をもっともっと強めたりします。
まさに極大魔法です。
そんなすごいことに、この手で携わらせてくれるのです。
ちからを強めた星々の連携は、きらきらと明るく美しく、
強く強大で、誇りに満ちて威風堂々。
まさに銀河に浮かぶ不沈の輝かしき黄金艦隊です。
それは語彙を失うほどに眩い。強い。真に『強い』存在は気高く美しい。
姿形が、というより、もうその存在感そのものが、圧倒的なほどに。胸を突かれるほどに。
一番大好きなのが、力を強めた星々の連なりとの別れ際です。
優しい気持ちで敬意を放てば、ふわっと優しい力がこちらの方にも戻って来る。それがものすごく、嬉しい。清々しい。正常な力の循環が、すごく心地よい。『ありがとう』という気持ちでいっぱいになります。
大魔法なのですが、やり終えた後は深い達成感と幸福感で満たしてくれる。
そんな素敵な魔法です。
かつて私は、陽キャでした。
きれいなものが好きで美味しいものを友達とわいわい食べるのが好きで、思い立ったら興味の赴くままに動く。日々は楽しく、人に恵まれ、多少の事ではくじけず、人生はそれなりにきらきらでした。
人生と性格が百八十度ひっくり返ったのは、弟の死でした。
ワーク1を終えた時、自身を『煮詰まった闇が凝ったような陰キャの自滅+被断罪志願者』とはっきりと認識し、涙が止まりませんでした。生きていてすみません。かわりに私が死ねばよかった。そんな思いはファルミシェルちゃんが言うところの『腐った食材』です。どう足掻いてもシアワセにはなれない。と、いうかそんなもので人生を構築していたら詰むのは当たり前のこと。闇の積み木でした。グラグラだし、本音を言えばいつ叩き壊してもよかった。
改めて知ったのは、自身を脅かす最大の存在は自分であったということです。逆に言えば、この作品を聴くまでそのことに明確に気づくことがなかったということです。
『リユニオン』で混ぜ込まれたマイナス因子を綺麗にしてすっきりはしていたと思っていたのですが、思わぬ伏兵と戦うことになりました。ココロマスターの1、2巻をすんなり受け入れることが出来ない理由がはっきりしました。ほかならぬ私自身が、私の幸福や安寧を望んでいなかったのです。
ひと通りのワークを終え、普段は味気ないはずのコンビニ弁当を食べました。美味しくて涙が出ました。夕日をじっくり見ました。あんまりきれいで思わず微笑いました。
きれいなもの、優しいものを見て感じて、味わったそれを誰かに還流したい。やさしいものしかこの世にいらない。
そう思わせてくれたこの作品に深い感謝と尊敬を。ありがとうございます。
ふと耳にした声明に意識を完全に奪われ、声の持つ呪力を思い知らされました。よって琴音ちゃんに再入門。最近いろいろな事柄から、まほー工房さん作品で教えて頂いた技法の知識を後追いができています。改めてすごい作品だなぁ。
このパックは『オトカベ』で基本的な声の技法について学び、『オトノワ』でデバフ状態の解除(自らが発する音で場を清めたり防御したりなど)を学び、『オトダマ』で音の技法をさらに深化し強化してゆくという非常に完成度の高いものです。一本通して行えば声や音の持つ呪術的な側面を一通り身に付けられるのも魅力。『オトダマ』の後に『オトカベ』を行えば自分の進歩がわかるはず。それは聴く(実践する)ほど深まるので、やっぱりすごい作品なのです。
身体能力の底上げ=呼吸が深まり、いい声が出る。いい状態でいい声でデカい声を発生すれば強くなるという極めてアホな受け止め方しか出来ていませんでした。それはそれで正解なのかもしれない。
ネムリちゃんはダイレクトですが、琴音ちゃんの『音』もこのかちゃんの『香』も潜在意識に触れうることが出来る技法ですよね。思考うんぬんを越えた場所に意識を誘ってゆく。やっぱりスゴい。
例えは悪いですが、声はヒト〇ーみたいに大衆を扇動する呪力さえ帯びている。けれど練度を上げれば自分や周りも鼓舞できる。ならば磨いて『珠』にしたいなあ。『弾』ではなく。練った『オトダマ』でゆらぎちゃんのココロワードを連発してみました。いい感じに自己洗脳できる感じです。
それから実践してゆくうちにどうして音玉家が忌さんとの繋がりが深いのかも理解できました。やはり水の身体(流体)なくして深い呼吸ができないし、強い声も出ない。いわんや呪力のある声など到底……。
意識を声に注いで呪術的な武器や防具にしてゆくのが奥深くて面白いのですが、大声を出すことが憚られるこんな時代だからこそこの技法。
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すがすがしいまでのヘルクリでエナバンで周囲を苦しめ振り回し、ナチュラルボーン邪眼の持ち主、邪悪なのに本人は自身を善だと信じて疑わず(邪悪なのに無邪気)、自分はなんらかの神に守護されていると思い込んでいる厄介過ぎる存在。それが祖母でした。祖母であるということからどんなことをされようとも我慢してきました。妙に念が強いので断罪技法も弾き返され(こちら側に躊躇があるせいもあります。あんなのでも一応祖母なので)、それどころか逆恨みで夢に侵入してくる。一週間続けて気色の悪い虫の夢に苦しめられほとほと参っていたところにこちらの作品がリリースされました。眠る前に拝聴すると、ふわっと包み込まれるような感覚が確かにありました。ずっとあたたかい光のようなものでくるまれつづけている感覚のまま眠ったら虫の夢は訪れず、一日中守護の感覚は継続しています。内容の深さと濃さと効果に驚くと同時に、この作品を作って下さった作者様には感謝しかありません。リュエルさんのまとめの座学が隅々まで愛と優しさに溢れていて本当に尊いです。応用知識もいつもながらぎゅっと濃いです。呪文は魂に染み込むまで読み込んで覚えたい、高潔で清々しいことばの数々です。
さらに私たちがひどく辛い世界で息苦しくしんどく生きているのかを改めて痛感しました。そんな場所で苦しむことも諦観することなく、高貴で優しく強い存在の後押しを受けて生きられることになる叡智をまたひとつ授けて頂きました。拝聴できて本当に良かったです。ありがとうございます。
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曹洞禅、臨済禅ともに経験者です。
けれど『座る』という行為から離れていました。
世の中も自分もざわめきたつことが多いので再び座ろうと思いました。
最近座布を買い、タイムリーに素敵な香炉をいただいたので
環境も雰囲気も万全。中村天風氏の瞑想についてはまったくの初心者ですが癒し音研究所さんの作品はどれも遊び心に満ちていて、尚且つきちんとした効力があるのでわくわくしながら座りました。
水音ありのほうはぼこぼこぼこっと水泡の音がします。そしておりんの甲高い音。このおりんの音の残響を追いかけるのが本作品の瞑想法です。
最初は雑念が湧きまくりました。曹洞禅のほうはお寺に二週間ほど滞在したのですが、そこの方々お元気かなとか、あの日の大根は美味かったとか、些末なことです。しかし常に流れてゆく水音やおりんの音、時々耳元で弾けるレアな水音を追っているうちにすーっと雑念が薄れてゆく。ラストのスパークするおりんの『音の光』みたいなものがが半端なく、すごく清々しく充足した心持で瞑想を終えました。知らずして、天風氏の座禅の効果の一部を確かに体験できたのです。
水音なしの方は自分の呼吸に意識を集中することができました。ぎざぎざの不揃いな呼吸を整えようとしていたのですが、そのうち「呼吸はどうでもいいや」という境地に。夜に行ったのですが『すぐそばにある闇を聴く』というような心持になっていきました。「どうでもいいや」の開き直り→あるがままの境地を一瞬だけ体験できました。
あとおりん。本当にしばらくおでこの真ん中に音がじんじんとした感覚として渦を巻き続け、作者さんが記載なさっていた松果体への作用が実感できたのです。これは、すごい。そして面白い。
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本当に超大作かつタイムリーで、これからの地球を生きていくために
この作品は必要不可欠なものであり、技法としての面白さとも相まって
擦り切れるくらい拝聴したいと思いました。
セルシアさんパートでは自分自が宇宙になります。
宇宙のアップデートを妨げている搾取層の具体的な面々を思い浮かべたら
猛烈に気持ちが悪くなり(彼らはどす黒く粘性のある毒性のあるもやもやでした)これを沈静化させるためにナビにある白血球のイメージではなく、
光の粒子のようなパンシ〇ンを飲んでみたりさらに粒子の細かい光の結晶の消毒スプレーをかけまくったり浄化のイメージの宇宙風を吹かせてみたりしました。けれども、自分自身が宇宙です。自浄作用こそふさわしいので白血球をイメージすることで落ち着きました。
搾取層の彼らに与える宇宙としての作用は試行錯誤の末、『人はムエットのような細長い横棒が連なった存在であり、他人を傷つけたり搾取したりするたびに負の行為の大きさに比例してメモリが目減りしてゆく。その横棒はドス黒い。最後には魂ごと消滅して、太陽系より発達したどこかの惑星に強制召喚され、より高次の生命体から労役を科される。よいものを掘り当てた際には、そのよいものは地球に還元されより地球をよくするような知識や技術、物質となる。逆に人を助けたり喜ばせたりした人のそれはより光り輝き享受する幸福はより深く馥郁たるものになる』となりました。
リュエルさんのパートは宇宙を擬人化するのですが、私にとってはこっちのほうが難易度が高かったです。彼女の視点が高すぎるがゆえに地球に生きる個々のヒトの哀歓が見えないし、彼女にとってはそんなことはどうでもいいのです。言葉も想いも意志がまったく通じなくて泣きました。
リュエルさんの個人的な小さな進化も宇宙に貢献できるのだという言葉が沁みました。素晴らしい作品をありがとうございました。
気功を学ぶルートは書籍を読んでやDVDなどでの独習や、気功クラスで先生について学んだりのどちらかでしょうが音声というのは私にとっては斬新な切り口でした。書籍では動作確認がめんどくさく、DVDや先生の指導だとむつくけきオッサンで口うるさかったりするともうやる気がそがれます。この作品では気を感じるという基本から重要な周天、初心者から熟達者までやり込むタントウコウまでナビしてくれて、しかも気功教室でも習わなかったよというような理論から仔細な実践までみっちり教えてくれます。元気なタイヤンちゃんとおっとりボイスのユエイエちゃんのボイスはそれぞれのキャラクターを引き立たせつつも、気功鍛錬の邪魔をせず、むしろ何度も聴きたいさわやかなかわいらしさとでもいうのか。耳触りがすごく良いです。修行もがぜんやる気が出ます。周天訓練用や気血を流す稽古音源などのボーナストラックもかゆいところに手が届く感じで、すばらしい。マホー工房さんに傾倒しはじめた一本です。お値段以上の価値の作品です。
可愛い声のナビゲーションに合わせて手をこするだけです。ひたすらこするだけです。「まだこするのかー!」というくらいやって、ようやくタイヤンちゃんがかわいく「オッケー」を出してくれます。すると、ものすごく全身があったかい。気功に興味を持ち、本を読んで自己流でやっていましたがこういうナビがあるのとないのとでは大違いです。案内にあるように「TAOマスター」の前にやるもよし、これ単体でやるもよし。実践的かつ確かな効果を感じました。楽しいです。
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ねじりのスワイショウは自己流でやっていたのですが、詰め込まれた情報量が多く、ほぐしたい部位など意識しながら行うので(妖艶かつさばさばとした感じのおねーさんボイスで。なんかやる気が出る)効果的に行うことができます。気功の訓練ってわりと恬淡とやるものだと思っていたのですが、叱責され励まされホメられながらやるというのも新境地でした。そして背中がすごくほぐれる。やり終えた後、いい感じだと実感できます。買ってよかった。
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