Danh sách đánh giá của ボル

前作の雪つもるペンションでの事件とはうってかわってかなり冒険的ともいえるネタを扱っています。
原作ともいえる映画は見てませんが、やはりクトゥルフ知ってる人なら、そう思ってしまうのでしょう。
異色のネタですが、他作品同様楽しめました。
危ないネタとはいえ、その分クトゥルフ神話やTRPGを触ってない人にはとっつきやすいかと思います。

雪つもるペンションで起こる事件、というのはサスペンスにしろ、ホラーにしろ、クトゥルフにしろ、非常にあいますね。
「かまいたちの○」を思い出す人も多いかと。

ノベルゲーっぽくされていることもあり、非常に雰囲気がでていて、怖がりつつも楽しむことができました。

クトゥルフのリプレイを多く出されている日陰堂氏の販売されてるものの中では初期のリプレイです。
氏の「詩の呼ぶ物」を見てから本作を見ましたが、面白かったです。
ノベルゲーの形で公開されていますが、よくあっています。
あらぬ方向に話が進んでいくのも見ている側としてはもどかしいですが、TRPGの醍醐味でもありますので、十分に楽しめました。

吾神発行所さんがこれまでHPで公開、または販売されてきたクトゥルフ神話TRPGのシナリオを一まとめにして出されたシナリオ集です。
最近、クトゥルフ関連の書籍や動画などが多く製作されており、クトゥルフ神話TRPGの人口が増えてますが、そういった中で新たにシナリオを考えるのも大変な方も多いです。そのような方におすすめです。
こちらには複数のシナリオが収録されて様々なシチュエーションが用意されているので、そのまま使うのもよし、改変して自分好みにするもよし、アイデアの種として使うもよしです。

前作の最終電車での三者三様のリプレイとは趣向を変えて、いわゆる王道的な流れのクトゥルフのリプレイです。
秋葉原のメイドが失踪し、それをメイドの友人、探偵、メイドの店のマネージャーであるPC3人が捜索していき、クトゥルフ的恐怖、犯罪に巻き込まれていく内容になっています。
作者の言うように王道的クトゥルフであります。

多くのクトゥルフのリプレイを出している日陰堂氏の作品です。

他のレビュアーさんも氏の作品でトップクラスで怖いと言及するように、私も本作が一番雰囲気が出ており、怖かったです。
リアルな恐怖感を伝える為に実験的試みをしたとする作者の思惑は、シナリオの展開、独特な神話的生物の存在とあいまって十分伝わってきました。
氏の作品の中でトップで怖い、且つトップクラスで好きな作品です。

これまで多くのクトゥルフのリプレイを出している日陰堂氏の沖縄の離島を舞台とした作品です。
これまでの氏の作品では出てこなかった独特な風俗を持つ沖縄が舞台であり、また、クトゥルフと絡めやすいある地域の民俗、奇妙な祭りに学者が訪れるという、王道な展開になっており、安心して読むことができます。

これまで多くのクトゥルフのリプレイを出されてきた日陰堂氏のクトゥルフTRPGのリプレイです。
舞台は電車の中であり、最近動画投稿サイトなどでも多くの方によって電車が舞台のクトゥルフのリプレイが出されているので、馴染みやすい舞台だと思います。勿論シナリオは違います。
特徴としては、これまでと違い、同じシナリオを三人にソロプレイでしてもらってることです。ですので、KPとの掛け合い、シナリオ中での行動や結末など三者三様の物語を楽しむことができます。
過去作同様、KPの心境や突っ込みなどが楽しいです。

ある動画サイトでもプレイの様子が公開されていた、非常に懐かしさを感じてついプレイしたくなるレトロなゲームです。
主人公の性別の選択や、パラメータもクトゥルフTRPGのように自由に振り分けが可能、仲間も複数存在、など自由度が高くクトゥルフの雰囲気も非常に出ています。
この値段でこの内容とボリュームは率直に凄いです。
昔のゲームに慣れてない方にとってはややシビアな面もあるので、一気にプレイするのではなく、ゆっくりと時間をかけてプレイしていけばよいかと。

過去何作品もクトゥルフのリプレイを出されている日陰堂氏の最新作です。
ある作家のもとを訪れた友人の話、学校の鐘が深夜になると何かが起こる学園もの、私設図書館を訪問した老夫婦と司書の話、と短編が三つ収録されています。
短編ではありますが、何作も出している方ですので、内容もしっかりとしていますし、KPとPLの軽妙な掛け合いやKPのリプレイ後挿入した突っ込みが過去作同様楽しめます(短編且つ一対一である分過去作以上かも)。

全作購入した身としてはやはり面白かった作品でしたので、おすすめできます。
長編も楽しみにしております。