76421's Review List

4時間超の大ボリューム音声作品。
耳かきなどの安眠シチュエーションを詰め込んだもの。
声優は浅見ゆいさん。囁くような小声の癒し効果が物凄く高かった。

全体的に効果音が多めで、声はやや少なめで、前述のように囁くような喋り方が中心。
このバランスが高い癒し効果、安眠効果になっていると感じた。
ただボリュームがあるだけでは無くて、自然と長く聴いていられる。
それでいてそれぞれのシチュエーションのクオリティも高い。

小難しい設定すら省いてしまい、ひたすら長時間癒しと安眠を追求している。
シンプルイズベストを極限まで突き詰めたような、そんな作品だった。

オススメ!

3時間半くらい(本編2時間くらい)の音声作品。保健委員の少女に耳かきなどで癒してもらうというもの。
声優は相坂優歌さん。同一声優さんの別作品とも違う独特な演で、上手く演じ分けができていると思った。

シチュエーションは耳かきや梵天などオーソドックスなものが中心で、全体的にゆったり落ち着いた感じ。
この作品のどこがどのように良いのか?と聞かれるとうまく言葉で表現するのが難しいけれども、前述のようにこれまでの音声作品にあまり無かったような独特な演技や喋り方が特徴的で、この作品の良さはその技や喋り方にあると思った。

PRボイスとフリートークまで含めて2時間弱の音声作品。
擬人化した骨伝導イヤホンに癒してもらうというもの。
声優はゆにこさん。明るく爽やかで癒し効果の高い声が良かった。
擬人化する前が骨伝導イヤホンだったという設定ならではの台詞が所々に入るのも良かった。

個人的お気に入りは、他のレビューアーさんにも指摘していた人がいるけれどもトラック4のくすぐり。
このシチュエーションは他作品でもあったがそう多いわけではない。
ヒロインにくすぐられるだけではなく、ヒロインがくすぐられる側のシーンもあるのがツボだった。

また、全年齢対象の健全な作品だが、少しドキッとする台詞もあって、こういう部分も含めて楽しめた。

ブル―ア○カイブの二次創作で、1時間半弱の音声作品。
カズサとの休憩時間を過ごすというもの。

声優は箱河ノアさん。
サークルさん過去作では同じ原作の別キャラを演じていたこともあるけれども、それと聴き比べてみるとキャラに合わせての演じ分けも上手いと思った。
また、今作では価格がそのままでボリュームがさらに増えていて、(過去作でもコスパが良かったが)更にコスパが良くなっていた。
コスパが良いだけでは無くてクオリティも問題なく、声優さんのファンも原作のファンも楽しめると思った。

シチュエーションは喫茶での様々な音、咀嚼音、この手の作品では定番と言える耳かきの3つがメイン。
トラック2の喫茶での様々な音は、手動ミルの音などがイイ感じだった。
トラック3の咀嚼音は、咀嚼音に入る前の会話が聴いていてニヤニヤ出来た。
トラック4の耳かきは、喋り声と効果音のバランスが良く聴き心地が良かった。
また、このトラック4だけで40分近いボリュームがあって、耳かき音声が好きな人にも楽しめると思った。

オススメ!

2時間強の音声作品。
わがままで傍若無人な令嬢(婚約者)にいろいろと癒してもらう。
声優は照井春佳さん。このキャラクターの設定に良くマッチした演技が良かった。

いい意味で最初に気になったのが、主人公(=聴き手)のことを殿下と呼ぶこと。
これまでに聴いてきた数多くの音声作品の中でも、この呼称は初めてだったので。
殿下と呼ばれたい人にはいいかもしれない。

シチュエーションは耳かきと耳吹きが中心で、オーソドックスなもの。
それでもトータルで見て過去のRaroさんの作品同様に問題のないクオリティで楽しめた作品。

1時間強の音声作品。
水の魔女にいろいろと癒してもらうというもの。
声優は大原さやかさん。(良い意味で)魔女らしからぬ明るく元気で爽やかな声が良かった。

全体的に水にちなんだシチュエーションが満載。
例えばこの手の作品でよくある耳かきも、ジェルやスパイラルウォーターを使用していて、他作品とは少し違うものを感じた。
だが、個人的には水にちなんだシチュエーションの効果音よりも、前述の明るく元気で爽やかな声が印象に残った。
サンプルボイスを聴いてみて声が合いそうだと感じた人であればハズレは無いと思った、

1時間半くらいの音声作品。
ある少女と許嫁になるというものだが、全年齢対象の健全な作品。
声優は無糖しおさん。
萌え萌えなボイス、というわけではないものの、少女の心境をうまく表現していた演技だと思った。

個人的には、年の差に戸惑いながらも主人公(=聴き手)のことを嫌っていない様子が良かった。
それでいて、少し毒舌なところも含まれているのが良いアクセントになっていた。
また、(前述のように全年齢対象の健全な作品だが)ところどころにドキッとする台詞が含まれているのも、聴いていてニヤニヤできた。
それと、ジャケ絵も作風に良くマッチしていると思った。

ロリもの耳かき音声作品は全年齢対象の作品でも他にも多くある。
そんな中で、大多数のそれらの作品とは違って他作品との差別化ができていると感じた作品の一つ。
私はDLsiteさんでレビューを書く場合、少し良いと感じた程度の作品であれば、☆4評価でオススメを入れないケースが多く、☆5とオススメの評価をする作品は全体の1割か2割程度なのだが、これは☆5評価とオススメに推しても良いと思った1割か2割に該当する。

オススメ!

1時間弱の音声作品。
おっとり癒し系の店舗スタッフさんに耳かきやマッサージなどをしてもらうというもの。
声優は小山ハルさん。全体的にゆったり落ち着いた感じの優しい声で、聴き心地が良かった。

個人的の良かったのは、トラック4のブラシ耳かき。
良くある竹の耳かきや綿棒とは少し違った音で、それでいて不快感も無く、他ではあまり聴けない良い音が聴けた。
ザリザリという擬態語も、この耳かきをうまく表現していると感じた。

重複部分なしで25分くらいの音声作品。
シチュエーションはネコミミ少女に耳かきや添い寝をしてもらうというもの。
声優は姫綺るいなさん。

10年以上前の作品だが、聴いていて違和感無かった。
重複する部分は通常編集とバイノーラル編集、さらに効果音の大小まで収録されているので、好みで聴き分けるといい。
個人的にはバイノーラルで効果音が小さくないトラックが好み。

20分くらいの音声作品。
内容はお姉ちゃんに耳かきなどで癒してしてもらうという、この手の作品ではオーソドックスなもの。
声優は金子未佳さん。

10年以上前の、今ほど音声作品が数多く出回っていないころの作品。
さすがに2024年の作品と比較すると、技術的な面で違いは感じたものの、それでもこれはこれで違和感なく聴くことができた。