Nuove recensioni

どこまでも独創的な世界観がおもしろい作者様のオリジナル音楽作品。とにかくミクの歌声が凄まじい作品で、同人界隈に音楽作品は無数にあれどもミクをこのような使い方をする人はおそらくこの作者様だけかと。エコーがかかったミクの渾身のシャウトはこちらの鼓膜どころか脳、そして魂を揺さぶるほどの破壊力です。何が良いと説明するのは難しいですが、聞いていただければきっと良さがわかるはずです。

不規則で不協和音で独創的な音楽が魅力的な作者様の作品なのですが、今作はなんといたって普通な作風となっております。とても新しい試みでそれを歓迎したくあるのですが、いつもの作風を期待していたので少々ガッカリも。ただこの作品自体はとても完成度の高い作品だということは声を大にして言わせていただきたいですね。文句なしでオススメです。

この作者様特有の独特なワードセンスが光る句集です。短い文字の中にこれでもかと作者様の世界観が凝縮されて詰め込まれていますので、読んでいてとても面白いです。収録されている句の数がなかなかに多いのも嬉しいですね。ノベルのように肩肘張らずとも楽しめる間口の広さも良い感じです。それでありながら作者様の味はしっかりと楽しめます。すばらしいですね。

モテる年下イケメンに攻められる普通の社会人女子、幼馴染的な関係、最高でした!
男の子のビジュアルが、個人的にとても好みでした。
補足的なおまけ漫画もあって、そちらも楽しめました!
続きが読みたい作品です!……できれば、卒業&合格したその後、2人の初めてが読めたら嬉しいです♪
キュンをありがとうございました!

ヱロゲー黄昏期の今日此の頃、皆様如何にお過ごしでしょうか。
さて、本書の内容は菊池先生の新規描き下ろしCG7枚に加え、今は亡きヱロゲーブランド「戯画」についての座談会28ページ分がメインとなってますが、これがまあ文章の質量ともどもにおいてただただ濃いの一言につきます。
ちょっと危ない部分には伏字が施されているものの、海千山千のヱロゲー地雷処理班には1フェムト秒でわかる上にところどころ伏字忘れがあるため、「ヱロゲー業界そら衰退するわwwww」という非常に興味深い暴露大会になっております。前作「BALDR DIAROGUE」と合わせてお読みになりますと、より一層楽しめます。
一方で一応全年齢になってはおりますが、上記のように滅びゆくヱロゲー業界の内部暴露となっているため、インターネット老人会に所属していない一般ピーポーには少し読みづらいかもしれませんのでそのあたりはご注意するのだ。

不思議な世界観が魅力的なオリジナル音楽作品。少し重めなピアノのような音が途切れ途切れに鳴り響き、時折こちらの意表を突くかのように爆音を奏でます。ヘッドフォンで聞いていて何度かビビりましたね。緩急自在に進んでいきますので終始予想できないまま進行していきます。それはまるで遊園地のジェットコースターのようで、終わってしまう瞬間が寂しく感じてしまうほどでしたね。とても良かったです。

ミク特有の機械的な歌声を最大限に活かしきっている作品ですね。不協和音気味な曲調ではあるのですが、それが逆にミクの歌声に合っています。そして、何よりも凄いのが歌詞カードがあるのにそれを見ながら聞いても歌詞がわからないことです。これは初めての感覚ですね。よく水ダウで歌詞がわかるまで帰れない的な企画をやっていますが、この作品でやるととんでもないことになりそうです。

独特な歌声が常時こだまするかのように反響している少し変わった音楽作品です。ミク特有の機械的な歌声と不可思議な歌詞もあって異世界観半端ない作風に仕上がっています。いや、異世界というよりは亜空間的な感じが近いかも・・・。○○の奇妙な冒険的な雰囲気がおもしろ格好よく、この独特な味わいは気に入る方も多いのではないでしょうか?

睡眠導入に試聴するにはかなりいいです。
鬼頭明里さんがCVを務めていらっしゃっているだけあり、声質もクールめになっており、聞いていてストレスがありません。
また、(声優を本業をされている方なので当然なのかもしれませんが)役がかなり堂に入っており、かなりの没入感があります。
環境音もかなり綺麗でまるでその場にいるかのような感覚を味わえます。

この作品のコンセプトとなっているASMR×シナリオというのが、しっかり意図として伝わるぐらい作りが丁寧な作品だと思いました!
シナリオについてどうレビューしようか迷っていたのですが、ネタバレなしでいうと、ただ今この時間が心地良くて先のことを考えたくない主人公の気持ちに共感できる作品だなと感じます。
それでもヒロインが先の事を考えて話すシーンが度々あり、その度にもやもや感と少し目頭が熱くなります、、
石見舞菜香さんの相手を包み込むようなやさしい声が、儚い時間という状況で特に沁みるなと、、
シナリオ上、ヒロインが抱えていた本音が思わず溢れて話す場面があるのですが、そのときの演技がまた素晴らしくて心に凄く響きます…!主人公とヒロインの幸せのかたちとしての選択も感情移入しながら、一人称視点でも共感して同じ選択をするだろうなと展開もとても好みでした!
CVが石見さんというのがきっかけで購入を検討していた作品だったのですが、これからはこのサークルさんもチェックしようと思いました!