76421さんのレビュー一覧

1時間くらいの音声作品。
ネコミミのコスプレをした彼女(りん)に耳かきなどをしてもらうというもの。
声優は明日葉よもぎさん。ジャケ絵から元気のある声を想像していたが、そのイメージとは少し違った優しい声で、これもこれで悪くなかった。

効果音と声のバランスが良く、しっかりした効果音と声優さんの間の取り方&喋り方で癒し効果が高かった。
全年齢対象の健全な作品なのでエッチな要素は皆無だが、ところどころに恋仲でなければ出てこないような台詞があったのも良かった。
上手く言葉で表現できないのだが、聴いていてクリティカルな台詞もところどころにあって、巷にあふれる大多数のこの手の作品と差別化が出来ていると思った。
なんとなく、他の癒し系音声作品とは違う、この作品でしか表現できないようなものを感じた。

また、最後のトラック4は膝枕寝かしつけだけれども、このパートが吐息だけでは無くてヒロインの想いがささやかれている点も良かった。

オススメ!

30分くらいの音声作品(15分くらいの音声作品が2本収録されている)。
どちらもメインのシチュエーションは耳かき。

1本目は、主人公(=聴き手)が殺し屋でヒロインが箱入り娘という設定。声優は采萪さん。
他作品ではあまり見かけない珍しい設定で、ヒロインの台詞に他ではあまり聴けないような内容が含まれていたので、耳かき音声としてもボイスドラマとしても楽しめた。

2本目はヒロインが年上彼女という設定。声優は春乃あんさん。
この手の音声作品では良くある設定で、1本目を変化球とするならこちらは直球勝負と言える。

それと、耳かきなどの効果音がしっかりしていたこと、声と効果音のバランスが良かったことも楽しめた点。

やや暗めの雰囲気の伝奇モノ18禁ADV。
20年くらい前の作品なので、システム面は最近の商業作品ほど充実してはいないものの、少し設定をいじればそこまでプレイしづらいとは思わなかった。

攻略できるヒロインはメインで3名。
どのヒロインも純愛系と凌辱系のシーン両方があるのは良かった。
個人的には、メインヒロインでは澄河(知美)がお気に入り。

シナリオは理解しやすく、テキストも読みやすかったが、説明不足な点や未回収の伏線も多かった。

攻略は、選択肢がそれなりにあって、個別ルートが確定したと思われる後に分岐するシーンもあったため、自力だと少しわかりづらいかもしれない。
プレイ時間は、テキスト読み進める速さによっても異なるだろうが私の場合は7～8時間くらいだった。

魔力を奪われたちびっこ魔女(セルマ)が、奪われた魔力を取り戻すために戦う18禁同人RPG。

シンボルエンカウントで、敵シンボルの動きが遅いこと、戦闘になっても逃げるが成功しやすいことから、敵を回避するのは容易。
戦闘は1対1で、単純なコマンド入力式の戦闘。難易度はノーマルとイージーが選択できる。
これだけ聞くと簡単そうだが、戦闘の難易度はかなり高め(ノーマルモードでプレイした場合)で、そう簡単にはいかなかった(クリアは可能だったが、途中何度もやり直した)。
最序盤以外は、敵がこちらの行動を妨害したり、MPを奪ったりする行動が多く、そう簡単には勝たせてくれない。
前述のように戦闘を回避するのは容易だが、ボス敵は倒さなければならないのである程度のレベル上げは必要。
だが、レベルが上がるにつれて必要経験値が指数関数的に増えてしまうので、適正レベルと思われるレベルを大きく超えるような育成をして力押しするような方法もほぼできない。
ダンジョンを探索して強力な装備を入手することと、その入手した装備の取捨選択が非常に重要になってくる。

エロは、戦闘中の拘束などもあるけれどもメインは敗北凌辱。
すべての敵に敗北Hシーンがあると思われるので、結構数が多い。
リョナ系のシーンが多数で、中にはかなりハードなものやマニアックなものもあった。

プレイ時間は、倒された場合にエロを閲覧せずその場でリセットするプレイスタイルでプレイして、難易度ノーマルでクリアまで2時間半くらい。
その後、シーン全開放が可能になるので、これで見ていないシーンをまとめて閲覧して3～4時間くらいだった。

1時間弱の音声作品。保健室のお姉さん先生(結香)に癒してもらうというもの。
声優はみもりあいのさん。音声作品への出演が多く、いろいろなキャラを演じられているけれども、この作品でもお姉さんのイメージに良くマッチした声だと思った。

シチュエーションは耳かきにオイルマッサージというオーソドックスなもの。
全年齢版なので、もちろん直接的にエッチな音声は無し。

耳かきもマッサージも、擬音語がイイ感じで入っていた。
耳かきでは、全体的にゆったり落ち着いた感じの中で、かきかき、かりかりなどと擬音語を囁きながら耳かきしてくれるのが聴いていて心地よかった。
オイルマッサージでも、すりすり、くちゅくちゅなどと擬音語を囁きながらマッサージしてくれるところが良かった。

メシアの少女(マコト)が、記憶を取り戻しながら謎を解き、世界を救う18禁同人RPG。
ツクール製で、ランダムエンカウント、コマンド入力式戦闘。

戦闘の難易度は中程度で、序盤は比較的余裕をもって戦えたものの、中盤以降敵が強くなってくるとそれなりにやりごたえのあるバランス。
クリア後のダンジョン最深部はレベル99(おそらくカンスト思われる)でも楽勝とはいかなかった。
モンスターをいろいろ仲間にできて、後から加入するモンスターに強力なモンスターが多いため、どのモンスターでパーティを組むかが重要だと思った。

パーティ編成と並んで重要だと思ったのが金策。
アイテム全般、装備全般、宿代が高いので限れた資金を上手く使う必要がある。
消費アイテム、衣装、武器、防具を全て買い揃えるにはとても資金が足りないうえ、前述のように宿代が高い。
運も絡むが、敵のドロップで強い武器や防具が手に入ることもある(確率は低い)ので、MP回復アイテム(特に中盤以降は重要)とマコトの衣装(モンスターを仲間にするのに必要な場合がある)を優先して揃えたほうが進めやすかった。
HPやMPの回復は、(宿代が装備品並みに高額なので)宿代を払うよりも(少し面倒だが)拠点に戻って回復したほうが資金を有効に使えると思った。

エロは主にモンスターとの契約時に発生。何コマあるかは細かく数えていないが、少なくとも30シーンを超える数があったのでそれなりに多かった。
マコトがメインだが、女性型モンスターなどマコト以外のエロもあり。エロの傾向はどちらかというと凌辱寄り。

プレイ時間は、クリアまで約5～6時間、クリア後の世界で裏ボス撃破して進めるところまで進めた状態で10時間くらいだった。

1時間ちょっとの音声作品。
女子高生(美月)がママになって癒してくれるシチュエーションと、逆に美月から甘えられるシチュエーションがある。
声優は南早紀さん。サークルさん別作品と同様に、優しさと明るさを兼ね備えたような声が特徴的。

この作品の良かったところは声優さんの演技。
通常パートと美月が甘えられる側の時は、前述の優しさと明るさを兼ね備えたような声。
美月が甘える側の時は、それとは違う幼げのある声。
双方のシチュエーションにおいて演じ分けが上手くできていると感じた。

本編のみ(序章から終章まで)で2時間くらいの音声作品。
人里離れた旅館で雪女が奉仕してくれるというもの。
声優は秋山はるるさん。ジャケ絵のイメージ通りの妖艶な声が良かった。

こちらは全年齢版だけれども、前述の声優さんの演技もあって良からぬ妄想を掻き立てるシーンもあった。
それと、効果音がしっかりしていた点も良かった。
雪女なだけに、氷を使ったシチュエーションなんかもあったので、夏に聴くのに適した作品かもしれない、と思った。

45分くらいの音声作品。
主人公(=聴き手)が男性教師で、ヒロイン(千奈)が生徒という設定。
声優は柚木朱莉さん。落ち着いた感じのある演技が良かった。

トラック1は千奈の告白シーンでボイスドラマっぽい。
告白と同時に心音が聴けるけれども、大きすぎても小さすぎても楽しめないと思う。
声の邪魔にならなくて、かつ聴こえる程度のボリュームだったので、これはこれで良かった。
トラック2は耳かき。
効果音よりも声が多めだったので、癒しとボイスドラマの中間みたいな感じだった。

妻子持ちの主人公が娘(エミ)に欲情する、18禁同人ADV。
もちろん欲情するだけに留まらず、ガチで犯ることは犯ってしまう。
ストーリーは1本道で、プレイ時間は1時間かからないくらいの短編だが、その割にエロが8コマと多く、シナリオとエロとのバランスも良い。
エミがかなり腹黒くて、(少し強引な展開もあるものの)実の両親を手玉に取って妻から主人公を奪う展開になる。
タイトル通り家庭が崩壊してしまうのだが、この辺りが短いながらもしっかり描写されていた。
最後はこの後もっとやばそうな展開になりそうな終わり方なのも、楽しめた。

こういう作品はこれまでに無かったので、プレイ後に残るものがあった。
また、価格が良心的なのも良かった点。