■あらすじ
深夜一時のコインランドリーは、白い蛍光灯だけが起きている。丸イスには先客が二人。「ここ出るまで、私のこと知らない人ってことにして」――言い出したのは、すっぴんに部屋着の私のほうだった。乾燥終了まで、あと三十五分。
同棲して二年、湊は私を大事にしてくれる。ただ、部屋着ですっぴんの私を、もう女として見ていないんじゃないかと思う夜がある。深夜一時、シーツを抱えて向かった駅裏の二十四時間コインランドリー。先客は二人いた。乾燥待ちの男性客と、イヤホンをつけた女性客。洗濯機の前に並んで立ったとき、私は思いつきを口にした。「ここ出るまで、私のこと知らない人ってことにして」。湊は少し黙ってから、条件を先に決めた。嫌になったら膝のタオルを床に落とすこと、それだけで即やめること、危ないと思ったら合図がなくても自分から止めること。乾燥機の表示は三十五分から始まった。他人の顔をした彼は、隣の乾燥機に寄りかかったまま、部屋着の裾から手を入れてくる。ガラス一枚向こうは道路で、店内は白い蛍光灯で隅まで明るい。声を出せば二人が振り向く。三十四分、三十分、二十二分。タオルは、膝の上に畳まれたまま動かない。先客が乾燥物を抱えて出ていき、扉が閉まって、店内に私たち以外がいなくなったとき、三十五分こらえたものが一度に崩れた。
同棲して二年、湊は私を大事にしてくれる。ただ、部屋着ですっぴんの私を、もう女として見ていないんじゃないかと思う夜がある。深夜一時、シーツを抱えて向かった駅裏の二十四時間コインランドリー。先客は二人いた。乾燥待ちの男性客と、イヤホンをつけた女性客。洗濯機の前に並んで立ったとき、私は思いつきを口にした。「ここ出るまで、私のこと知らない人ってことにして」。湊は少し黙ってから、条件を先に決めた。嫌になったら膝のタオルを床に落とすこと、それだけで即やめること、危ないと思ったら合図がなくても自分から止めること。乾燥機の表示は三十五分から始まった。他人の顔をした彼は、隣の乾燥機に寄りかかったまま、部屋着の裾から手を入れてくる。ガラス一枚向こうは道路で、店内は白い蛍光灯で隅まで明るい。声を出せば二人が振り向く。三十四分、三十分、二十二分。タオルは、膝の上に畳まれたまま動かない。先客が乾燥物を抱えて出ていき、扉が閉まって、店内に私たち以外がいなくなったとき、三十五分こらえたものが一度に崩れた。
■ジャンル
痴○/密室/中出し/声我慢/焦らし/指マン/羞恥/OL
■登場人物
■都築ひなた(つづき ひなた)/25歳――ヒロイン・視点人物。会社の経理事務。部屋着とすっぴんが当たり前になった同棲生活に、自分から小さな賭けを持ち込む。
■葉山湊(はやま みなと)/28歳――ひなたの恋人。同棲二年目。中止の合図(膝のタオルを床に落とす)を先に決め、店を出るまで一度も名前を呼ばない。全員成人。
■葉山湊(はやま みなと)/28歳――ひなたの恋人。同棲二年目。中止の合図(膝のタオルを床に落とす)を先に決め、店を出るまで一度も名前を呼ばない。全員成人。
■ページ数
全54ページ
■ご注意
・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。
・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・本作は深夜のコインランドリーを舞台に、交際中の成人同士が合意のうえで行う「他人のフリ」プレイを題材とするフィクションです。現実のいかなる強要・犯罪・迷惑行為も肯定するものではありません。登場する性行為はすべて成人(18歳以上)による合意のうえのものです。
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一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・本作は深夜のコインランドリーを舞台に、交際中の成人同士が合意のうえで行う「他人のフリ」プレイを題材とするフィクションです。現実のいかなる強要・犯罪・迷惑行為も肯定するものではありません。登場する性行為はすべて成人(18歳以上)による合意のうえのものです。










