桑が枯れた年に蚕室へ籠められた私を繭の主が『糸を吐けぬなら子を成せ』と生糸で手首を縛り、繭が孵るまで幾夜も奥へ吐き出して孕まされ続けた話・一話〜

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作品内容

白い繭で埋まった棚の奥に、生糸を纏った大きなものが立っていた。桑の葉は、もうこの谷のどこにも残っていない。「糸を吐けぬなら、子を成せ」――そう言われて、わたしは自分の口で承知した。

あらまし

六十年に一度、桑がいっせいに枯れる年がある。桑ノ谷の養蚕農家の娘・桑守とわ(22歳)は、葉の尽きた蚕室をひとりで任され、痩せた蚕を最後まで飼い切ろうとしていた。上蔟を終えた晩、白い繭で埋まった棚の奥に、生糸を編んだ衣の男が立っている。繭の主・白羽と名乗ったそれは、この谷の糸はもともと自分が与えたもので、桑が枯れたのは返す番が来たからだと言った。糸を吐けぬなら子を成せ――そう告げたあとで、その神は一度だけ確かめる。否と申せば還す、と。谷の暮らしが糸ひとつで立っていることを知っていたとわは、里のためではなく自分のためにと言い直して、受けると答えた。そこから先、白羽は人の加減というものを知らなかった。生糸で手首を括られ、繭の内側のような温さと湿りに閉じ込められて、繭が孵るまでの幾夜、奥へ吐き出され続ける。手首の糸は、とわが解けと言えばいつでも解ける。それでも彼女は、自分から解かなかった。〈第一話〉

人と、人ならざるもの

■桑守 とわ(くわもり とわ/視点人物)――22歳。桑ノ谷の養蚕農家の跡取り娘で、三年前から蚕室の飼育をひとりで任されている。手が早く、諦めが悪い。人に弱音を吐くのが下手。一人称『わたし』。
■白羽(しらは/攻)――繭の主。人の姿では長身の男に見えるが、髪も衣も生糸で、指先には糸を吐く口がある。体温は人よりわずかに高く、肌はいつも湿っている。数を数えることは知っているのに、加減を知らない。
(作中の人物はいずれも成人しております)

読みどころ

・繭の内側そのものの温度と湿りに閉じ込められる、糸と粘りで押してくる人外ならではの触感描写/・拘束に使われる生糸は、彼女が解けと言えば必ず解ける。逃げ場のなさを作るのは糸ではなく、枯れた谷そのものだという設計/・上蔟から羽化までという養蚕の暦がそのまま刻限になり、繭が白くなるほど神の盛りが濃くなっていく十六章

体裁

和風あやかし・人外つがいTL/ヒロイン一人称/本文 約3.9〜4.2万字(全16章)/体験版で第1章〜第3章(約7,950字)が読めます/挿絵なし・縦組みPDF/本作は連作の第一話です。
・ジャンル: 人外/拘束/執着攻め/クンニ/連続絶頂/中出し/孕ませ・妊娠/溺愛
・横書きPDF・全116ページ

断り書き

・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。

・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
 一部手作業の調整を加えています。

・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
 実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。

・本作は和風ファンタジーを題材としたフィクションであり、現実のいかなる風習・強要も肯定するものではありません。登場する人物はすべて成人(18歳以上)です。

作品情報

サークル
販売日
2026年8月25日
年齢指定
R18
作品形式
ノベル
ファイル形式
PDF
その他
AI一部利用乙女向け
ページ数
116
ファイル容量
953.28KB
対応アプリDL Library対応環境ブラウザ視聴

ユーザーレビュー