Liste der Rezensionen von眠

短いお話ですが、突き刺さってくるものがあります。
受は、出会って付き合い始めのころは、攻を若い自分を尊重してくれる立派な大人に見ていたのかもしれませんが、自分が成長するうちに、相手が昔の自分に手を出して乱暴なセックスを仕込んだ、ただの残念なおっさんなことに気が付いてしまったのでしょう。
受も、父親の幻影を見ていただけで、二人はもともと通じ合っていなかったのかもしれない。
攻めの年上男のセリフや行動が、なぜ受の子が見限ったのかを端的に語ってきて辛いです。
確かに受の子は変わってしまったのだろうけど、最初に変えてしまったのは攻の男なんだろうな。
受けの子だけでなく、他のものにも自分が置いて行かれていることを感じているからこその、「お前ら」複数呼びなのだろうかと思いました。

けものと呼ばれている、人間より低い身分とされているケモミミのついた種族?のナズナと、彼を買って引き取った旦那様のお話です。
ナズナはお客が全然つかず処分される寸前の男娼だったのもあって、めちゃくちゃ自己肯定感が低くて、旦那様に好かれるために一生懸命頑張ります。が、夜のご奉仕も家事もへたくそ。前に買われた旦那様にはフェラが下手だったことで歯を抜かれたりしていて、けなげだけどどんくさい不器用なショタが痛々しい目にあうシチュが好きな方にもおすすめです。
男娼なのにほとんど愛撫等された経験がなく、性的快感に全く無知なのもかわいい。旦那様とのエッチシーンはくすぐったいほどあまあまいです。
表紙と口絵カラーのショタナズナは男娼時代で、旦那様と結ばれるのは19歳に成長してからになります。
はっきりとは書かれませんが、けものと人間の関係、明治大正のイメージのような世界観設定なども興味深い作品でした。

慈善活動をする、一見穏やかで優しそうな魔導士ジャミル。
野望を抱えている彼は、広がった名声が功を奏し、病気の王子の治療に呼ばれまんまと王宮に出入りできるようになります。
手始めに、信頼の厚い堅物の騎士団長を堕として味方につけることにしたジャミル。
一度かけられると三日間術者に危害を加えることができなくなる魔道具で騎士団長を拘束して、調教にかかります。

騎士団長は魔道具の力で敏感になっていて、挿入されても最初から快感を感じるようになっています。
苦痛なしの快楽攻めで、傷をつけられたり痛々しい描写はありません。
男性向けに近い隠語セリフもあって、異世界復讐もののような雰囲気を感じました。
魔導士は二回イッてますが騎士団長は快楽に耐え続け、射精を封じられているので、絶頂していません。
生殺しのまま先に続きます。
続き物の一話ということで、騎士団長はまだ堕ちていないので、これだけだとすっきりしないかもしれません。
騎士団長がどう堕とされてしまうのか続きが気になる引きでした。
最終的には王子様を治療して堕とすのかな…?
作者さんは男性向けの戦うヒロインが堕とされる作品を書いていたようなので、ぜひそういう展開を期待したいです。

ムキムキムチムチでちょっとかわいい言葉遣いの淫魔が、かつてない童貞パワーを感じて立ち寄った部屋には三人のオタクが。
オタクの描き分けと、それに反して「鈴木オタク」「田中オタク」「渡辺オタク」という雑なネーミングが最高です。
淫魔くん、オタクにもチンポはある!とオタクたちを美味しく頂いた後立ち去ろうとするのですが、僕たちに性の喜びを教えやがって～と黒ギャルにはまってしまった三人に逆襲され、黒ギャル淫魔も「オタク最高～」状態になりお互いにハマってハッピーエンド。
とにかくツッコミどころが多い、こういうノリ大好きです。
ぜひこういう作品が増えていってほしいです。エロとギャグはもっと仲良くなれる。

生まれたての無垢な男性型アンドロイドが、開発者のヒロインを愛してくれます。
生まれたてなので社会常識的なことは知識ではわかっているけど知らないことも多くて、男性というよりは子犬とかひよこみたいにマスター(ヒロイン)になついてきますが、女性用セクサロイドらしいエロなところもあります。
途中まではヤンデレというよりはかわいい嫉妬かなと思いましたが、全編好き、が強くて徹底していて、これは確かにヤンデレかなと思いました。でも基本はマスター大好きのラブなお話でした。

達也と徹のラブラブから徹の義理父への気持ちと迷いが語られた後、
義理父のもとへ出向いた徹がランジェリー女装をさせられてもてあそばれます。
拘束、目隠しがよく似合いますね。
出来ればこの二人は幸せになってほしいと思いますが、義理父が手を引いても
難しそうな気がしてしまいます。続きが楽しみです。

続編ですが、前編を読んでいなくても読める話だと思います。
強制されてエロ生配信に出させられる眉太の男の子が多数のお兄さんに責められて快楽堕ちしていく様子がエロいです。
このシリーズはこれで終わりだそうですが、主人公の家庭環境や友人たちとの関係が気になる終わり方なので、もう少し派生の話も読んでみたくなりました。

絵がいい雰囲気だったので買ってみました
真琴と遙の幸せな初体験でした
何をするのか知らなくて、そんなところ無理だといっていた遙が真琴にほだされてしまうくだりが、真琴が天然のような確信犯のような…。とにかくどちらもかわいいです。

真琴のいいところを見ていた遙が、珍しく気落ちを言葉で伝えたことから始まるお話。
積極的で優しい遙がかわいかったです。
付き合っている前提のお話なので最初から最後まで甘い雰囲気でした。Hシーンの場所が学校で和室というのも意外でよかったです。

地方の大学を舞台にしたお話で登場人物は大学生です。
鍵を開けて入り込んだ部室は、三年前に廃部になった映研の部室。
そこに、美青年の先輩を訪ねて入れ替わり立ち代り誰かしら来る状況に疑問を感じた主人公は、彼が部室でしていることを知ってしまいます。

日本映画のような、不思議な雰囲気のある作品でした。
べたべたしない爽やかな終わり方も印象に残りました。