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「最後の晩姦」 へのレビュー
2020年07月29日 眠 さん
このレビューは参考になった x 13人
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短いお話ですが、突き刺さってくるものがあります。 受は、出会って付き合い始めのころは、攻を若い自分を尊重してくれる立派な大人に見ていたのかもしれませんが、自分が成長するうちに、相手が昔の自分に手を出して乱暴なセックスを仕込んだ、ただの残念なおっさんなことに気が付いてしまったのでしょう。 受も、父親の幻影を見ていただけで、二人はもともと通じ合っていなかったのかもしれない。 攻めの年上男のセリフや行動が、なぜ受の子が見限ったのかを端的に語ってきて辛いです。 確かに受の子は変わってしまったのだろうけど、最初に変えてしまったのは攻の男なんだろうな。 受けの子だけでなく、他のものにも自分が置いて行かれていることを感じているからこその、「お前ら」複数呼びなのだろうかと思いました。
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