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何か理由があると分かりながらも何もできない唐竹ですが、幼馴染の和ケ原(わがはら)に諭されて上影森を
追うと、そこに現れた道生がスマホの画像を見せてきて―――。
知られたくなかったという上影森に対して唐竹は幻滅なんてしていないと抱きしめます。
その後もふたりに・・・というか唐竹に危害を加えようとする道生ですが、その度に和ケ原に阻止されて
そんなことが続くうちに道生の苛立ちはまた別の苛立ちに変わってゆきます。
噛みつく道生に仕返しをするうちに・・・な展開はヒリヒリしながらもドキドキに変わってゆきました。
巻末の描き下ろしは唐竹×上影森の屋上でのシーン。
もう・・・可愛すぎるふたりでホッとして読み終えることができました。