新着レビュー
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2024年09月06日
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2024年09月06日
ミラちゃんの師匠に一目惚れして大人買いしてから、今日まで少しずつ読み進めてきた『夜の名前を呼んでシリーズ』。
4巻を最後まで見た時に、あと一巻でどんな風に物語が展開するんだろうと思っていました。
そして今回、最終話まで読み終えた時に、心がワァ…っと温かさで満たされる感覚になりました。
自分の病気と向き合い、少しずつ可能性を広げていくミラちゃんが一話一話で丁寧にえがかれています。
また、病気があったからこそ得られたものを理解できるシーンも印象深かったです。
もしも夜を呼ぶ病気が無かったらという世界線でえがかれるミラちゃんの日常。
『理想の世界で生きられる、しかしそれによって失われる物』が、これまでミラちゃんを見守ってきた事で読者にもリアルに伝わってきて物語を深く味わえました。
あとがきで登場人物たちのその後のストーリーが読めたことも嬉しかったです!
最後の最後まで大好きな世界観とキャラクターに浸れる、素敵なシリーズでした。
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