Nuove recensioni

洞窟王という紋章をきっかけに主人公が文字通りの『島流し』の憂き目にあったところから始まった本作。

今回はその無人島で仲間になったゴブリンから(出店宇生先生の高い画力もあって)美味しそうなアップルパイを振舞われるところからスタートします。

服や食事に頭を悩ませつつもいつものように採掘に励んでいると、蜘蛛の魔物が現れ仲間に。
彼らは作物がよく育つ土を作れるようで、結果的に鴨がネギならぬ、蜘蛛が畑を持ってやってきたという事態になるのでした。

再会を果たし楽しく話をしている、そんな時にヒロインにとっては無論のこと、おそらく読者にとっても無粋で最悪で空気の読めない来訪者が来る・・・というエピソードでございます。

同じ再会でもここまで対局なのがほぼ同時に来るというのはフィクション全体で見ても極めてまれなケースでございましょう。

当然ヒロインの気分は最悪なものに。
というか彼はもはやヒロインを不快ににするためだけに生を受けたのではないかと思えてくるレベルでございます。

再会して早々、ワインにチーズ、スパゲッティなどを交えての楽しい会話がスタートしました。
本作の世界にも食べ物をシェアするという概念はあるそうです。

後は真っ赤なチーズなんてのも。
赤いチーズと聞くと、火炎系のブレスを吐き出しそうなイメージがあります。
赤いだけあってか、赤ワインに合うとのことでした。

そして今回、ようやくヒロインが正式に自己紹介をするのでございました。

大通りのおしゃれなお店でメニューを見ているときに、その人物との再会は果たされました。

イメチェンしていたのにもかかわらず、ヒロインが男のふりをしていたことまで一発で看破するというおまけ付きで。
彼はどうやら鼻が利くようです。
ヒロインは香水もつけず、風呂にも入っているシーンもあるので下手すると警察犬並みの鼻かもしれません。

それはさておき、この国の食事はかなりレベルが高いそうで。
そういう意味でも再会の場としては最高といえるでしょうね。

高校生くらいならファストフードだったり、コンビニ飯だったり・・・、手軽なもののほうが身近な感じがするのだけど、健康的においしいものを作り続ける男の子に惹かれました!
しかも、料理を始めたきっかけが、妹さん。
なんだかク○キングパパと同じような始まりだな～と思いつつ、やっぱり誰かのために料理をするってところがいいなぁと。

クラスの子からは怖がられてるけど、でも心優しいヒーロー。
ヒロインと恋に発展するのか?!なところにも期待大です。

人間と共存するアンドロイドの機能を停止する法案が可決される。
アンドロイドのオバラという男は政府のやり方に憤慨し、なんとしてでも生き延びる方法を模索。
電波の届かない山に籠って対策を立てるのだが、その時オバラの山小屋に一人の男が訪れる。

人間を憎むオバラだが、それは寂しさの裏返し。
有村という男と最後の夜を過ごそうとするのだが…

売春島にやって来た元レースクィーンの桜子の初めての相手は、
過去に桜子の夫に虐げられてきた男だった。
一年で売春島から脱出しようと心に決めた桜子だが、
男の恨みを前にして早くも心が折れそうな気配。
その上、桜子に客を取られて憤慨する女性たちが罠を仕掛けてしまった。

孤立無援の桜子に救いの手は差し伸べられるのか。
熾烈な女同士の争いに注目です。

傭兵団セビジの屈強な男に防戦一方になってしまうカイト。
いくら阿修羅の力を持つとはいえ、祖母と共に本屋で平凡な生活をしていたカイトと、
日々戦いの中に身を置いている傭兵の男とでは実戦経験が違い過ぎるようです。
傭兵の男の攻撃を受け、大ダメージを負ってしまったカイトだが、
その時幼少の頃の記憶が蘇り、阿修羅の力を使いこなす切っ掛けを掴むのだった。
次回、カイトの反撃必至です。

第二巻は、大学女子バレー部監督代行の草太が姉の薫を含む六人の選手たちにおっぱい当番を割り振るシーンから始まります。過労による発熱から口走った妄言に草太が大好きな六人は色めきたち、競うように次々と美乳をさらして病人相手にぱふぱふの荒療治。その後も草太は文化祭当日に再会した元カノの雫とホテルでメイドコスH、体育倉庫で部員たちを緊縛プチ調教と、ハーレムに近い無双モテ期を満喫しますが、実は雫も部員たちも草太がデートのときに薫の話しかしないことに気づいていて、薫もまた弟への思いを断ち切ろうともがく様子がちらほら。そんなある日、ユリアの陥没乳首と草太の乳首を合体させる試みを目撃した薫は怒って寮を飛び出し、追ってくる草太となし崩しにデート開始。草太は軽装で出てきた薫のために冬服を買い、うなぎと酒を堪能して酔った彼女を介抱してホテルに宿泊。半裸でベッドに身を投げ出し、弟に心も身体も許そうとする薫にスレンダーな肢体にそそられます。

かわいい悪魔たちがドンドン出てくるところが良い!
ひょんなことから女の子な悪魔たちと関わっていくことになった主人公と、その悪魔たちとのえちえちなトラブルの日常が面白いですね。
えちえちな感じで誘惑しながら目的を果たそうとしてくるのにあまりにもポンコツさが際立ちすぎて失敗するところと敵対する悪魔との戦闘の時とのギャップもまた良いです。