新着レビュー

両親を失い弟は意識不明、男爵位を守るため伯爵以上と結婚したいヒロインクロエは狙いを間違え伯爵の弟でライバルヒーローレイに夜這いしてしまいました。
大嫌いな幼馴染伯爵令息コンラートと結婚するのは嫌なクロエはレイの兄で優しく聡明なオスカーに好きになってもらえるようにレイから夜這いのレッスンを受けるクロエ。
キスに慣れてきたけど初めての胸への愛撫に濡れてしまった事に驚き逃げるクロエでしたが?まぁ焦れったいですね。

秘密機関の予知夢能力者ヒロインロイと謎の物理系能力者ヒーロークーン。
観察対象ジェンセンの殺人事件を追い強力な能力者に襲われたロイを助けるため対峙し、別人格出現で暴走し始めたクーンを止めたロイ。
落ち着かせるため押し倒されたままのロイ。いつもの温厚なクーンに戻り船に帰ります。
普通の能力者じゃないだろうクーンが気になるロイと無防備なロイに対して理性と戦うクーンの2人がモジモジしてて面白いです。
しかし事件の謎は未だ解けず。

精霊の見える一族の末裔男爵令嬢ヒロインユーフェミアと公爵令息カーシアス。
カーシアスは母が婚約者として推すジュリエットと結婚するしかないと諦めていますが延期してほしいと願い出ます。
ジュリエットは可憐な見た目とは違い欲深い令嬢のようで公爵夫人の座を狙っていてユーフェミアに敵意があり、優しい言葉で傷つけます。
それを見た精霊たちはジュリエットにいたずらをします。
夜の庭で散歩するユーフェミアにシリアスと名乗っているのは仮の姿だと話そうとしているカーシアスは天然タラシでずっとここに居て欲しいと言い。口説いてますか?

エバンスがルナツーに潜伏していた時の話が面白かったです。
掘りつくされたと言われていたルナツーから、次々と鉱脈を発見。そしてそれを基にモビルスーツを作り、闇ルートで販売して資産を構築。これらの行為がやがて人心を掌握する結果につながったそうです。
エバンスには実業家としての才能もあったんだなって思いました。

モビルスーツを操縦する技術もかなりのものがあります。
何をやらせても結果を残せるのは凄すぎです。
羨ましい設定だと感じます。

首切り王の乗るバロックには、武器が一種類しかありません。
ガンダリウム合金製の大剣だけです。
戦い方も単純で、攻撃する対象目がけて斬りつけるか、上から斬り下ろすだけです。火力も相当なもので、戦艦を簡単に斬ってしまうことができます。
シンプルだが強い、それがバロックの最大の特徴だなって思いました。

乗っている首切り王の能力もチートです。
その影響か、とんでもないレベルの回避性能につながっています。
バロックに勝てるとすれば、フォントかカーティスくらいではないかと。
アッシュが何らかの能力に目覚めたって展開も期待したいです。

フランクは首切り王の乗るバロックについてこう語っていました。
攻撃が当たらないモビルスーツ、ガンダリウムの塊になっている剣が本体である、と。
チート並の機体が出てきてしまったなって思いました。
普通のモビルスーツでは太刀打ちできないです。
ラスボスの機体として相応しい気もします。

バロックに乗る首切り王は、自身のことを覚醒者と言っていました。
コクピットは灯ひとつない闇の中です。
そんな状況でありながら、周囲の状況を全て読み取ることができるとか。
覚醒者というより、ニュータイプの方がしっくりきます。
まあ、化け物には違いないですが。

悪行を重ねてきた聖女ヒロインシャーロットとその力を封印して監視するために夫になった騎士オズヴァルト。
封印と同時に記憶喪失になり素直で純真な別人になってしまったシャーロットは顔がドタイプのオズヴァルトに一目惚れしますが彼に憎んでいると言われショック。
記憶喪失を隠して妻でいたい前向きなシャーロットに時々優しいオズヴァルトは封印が上手く出来たか確かめるため舌を見ます。
舌が触れたってことは封印でキスしたのかと興奮で気絶するシャーロットも元悪女に振り回されるオズヴァルトも面白いです。

エバンスが身を挺して守ろうとした者は、どうやら悪に近い存在だったようです。
自身が儲かるためなら何でもやる、と言い放っていました。

彼がショックを受けてしまったのもわかります。
正義のためにやったことが、連邦軍の腐敗を手助けする結果になったので。

グリプスが爆発すると同時に巨悪が生まれたことになります。
Zガンダムとは真逆な展開になっているのが面白いなって思いました。

後半のシーンが印象に残ってます。
君達は誤解をしていると説得する場面です。

アッシュのお祖父さんは、コロニーのミラーの修復に来たと言っています。
彼らの方は、騙されない、コロニーレーザーを直すのが目的と語っていました。
やり方は乱暴でも彼らの目は本気でした。
誤解しているのはどっちなのか、何ともわからなかったです。

連邦軍ではなく、民間人の誰かが説得した方がよかったのかもしれません。
連邦軍を嫌っていたのも、説得が通じなかった要因に見えるので。

侵略された帝国の掟で強制的に番にされてしまった令嬢ティアナと騎士アデル。
一夜限りのえっちで終わるかと思いきやティアナが片想いしていると勘違いしているシリウスに嫉妬して激しく抱いてしまうアデルに失神したティアナ。
アデルが元王女コルネリアに片想いしていると勘違いしているティアナは複雑です。
2人がお互い勘違いしている両片想いだからややこしい(笑)
歩み寄りたいティアナはアデルの悪役ライバルディルクに襲われますが?