税金で買った本11巻の内容は…
・図書館向上委員会という図書館員が研修の一環としてみるビデオの話
・未発売本のリクエスト(図書館に所蔵がない本を、購入や他館から取り寄せ依頼できるサービス)について
・読書感想文コンクールについて描かれていました。
読書感想文コンクールに関しては、石平くんの過去についても描かれている長編シリーズ。
「文章を書く才能が無いこと」嘆く石平くん…実は彼には親関連のトラブルがあり、数回父親が変わっている過去があります。
その父親の一人は小説家で貧乏ながらも石平くんの知識欲を色々な工夫で満たしてくれていて、石平くんもその父親が大好きでした。
その父親の小説は自身に起こった体験談(思い出)等をもとに作られた小説であることに気付いたが、その小説に石平くんのことが書かれていなかった。
「自分は愛されていなかったのか?」「書く必要のない程度の存在だったのか?」知りたいけど、知るのが怖い…
そんな悩みを読書感想文を書いていくことで向き合い、克服していく話です。
いつもの図書館の豆知識的な内容の話ではなく、物語性、メッセージ性の強い話で引き込まれました。
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