色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 10位 | (役に立った数:5,226件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 63位 | (総レビュー数:2,391件) |
|
エロは、凌辱による褐色貧乳メスガキ分からせとなっている。メスガキと言うにはやってきたことが極悪であり、神であること・権力者であることを笠に着て戯れに命を奪ってきた暴君である。それ故、このジャンルのハイライトであるヒロインの転落という持ち味が最高の出来となっている。
さて、話の構成は堅実に作られている。メスガキによる優位の逆レイプを冒頭に配し、彼女は読者にも分からせたい欲求を刺激してくる。そこから分からせ展開へとつなげてゆくのだが、こちらのシーンではメスガキは規格外の巨根で口・膣をこじ開けられ膣中出しされて征服される。ご丁寧に貧乳・乳首いじめもされており、屈辱感たっぷりに責められる。
特に演出としてよいのが、支配者であったメスガキが人間たちに見限られ、奴隷に堕とされてゆく一連の描写である。因果応報と言えばそれまでだが、本気の泣き謝罪をしても繰り返されるエロ成敗は大変大きなカタルシスを生んでいる。
エロは、大人を舐め腐っているロリふくらみかけメスガキどもを完膚なきまでに指導で屈服させ、己の立場を分からせる「メスガキ分からせ」に特化した作品である。3ヒロインが紹介されており、各ヒロインに2話ずつエピソードが割り当てられ、順繰りにじっくりと分からせてゆく。分からせの総決算ともいえる「その後」も2話割り振られて描かれており、3ヒロイン分の起承転結が濃厚な内容で凝縮されているのである。
3ヒロインとも大人を軽んじるメスガキである点は共通だが、それぞれの性格付けは全く違っており、それ故に各々の攻略の仕方(=分からせ)も差別化ができている。以下にそれぞれ3ヒロインのエピソードの寸評を試みる。
1人目のここあちゃんはこれぞ理想的なメスガキである。キラキラととした可憐さに、生意気さを隠そうともしないニヘら笑いを浮かべて竿役を小馬鹿にしてくる。そんな王道的な彼女に対しては、王道的に大人との力量差で屈服させる。例えば、輪姦シーンでは仰向け状態で口・膣同時挿入中出しされたりと、玩具のような扱いである。
2人目のギザ歯が可愛い真里亞ちゃんは「セックスで感じたことがない」という点を利用した調教だ。媚薬を契機に、真里亞ちゃん自らが求めるように仕向けてゆくという快楽堕ちのアプローチで躾ける。行為のシーンでも淫靡さ・淫乱さを中心にした表現であり、ここあちゃんとの違いが面白い。
3人目の良妃ちゃんは大人を手玉にとれるほど性に長けたメスガキだ。実際、その性豪ぶりを発揮し、分からせができないのではと不安にさせる。そのアプローチは、徹底してもの扱いすることで分からせる。良妃ちゃんは主導権を握ろうとするも、竿役は会話せずに貫く。描かれるシーンも3ヒロイン中、最も体格差が際立ち、暴力的である。
以上の経過を通してのエピローグは、それぞれの調教をよく踏まえた内容になっており、分からせた達成感を十二分に堪能させてくれる。
エロは、鍛え上げた肉体美を持った柔道ヒロインを凌辱調教して堕とす作品である。本作ではヒロインに彼氏がおり、想い合って付き合っているにも拘わらず、紹介文にあるプレイを強要されてゆくので、NTRの要素もメインテーマとなっている。
さて、柔道ヒロインに対する凌辱と言うことで、剛柔兼ね備えた手業が披露される。お馴染みの格闘シーンおいては、本作では前3作の殴り合いと違ってルールのあるスポーツ(柔道)として描かれており、体格差を攻略しようとするヒロインの戦略、それを力でねじ伏せようとする竿役との読み合いが面白い。スポーツ漫画特有の面白さを保ちながらもエリョナは忘れておらず、腹パンや膣への急所蹴り、チラチラと柔道着から見える汗濡れの身体とスポブラ・スパッツのエロスなど、考え抜かれたヒロピンエロバトルを描いている。
この「剛」の責めの後には、「柔」ともいえる責めもある。極悪なピストンをしながらの深いディープキス、彼氏との電話の最中に挿入・尻穴責めなど、オラオラとした激しさ以外の責めでヒロインは追いつめられてゆく。
ヒロインの反応もエロく、快楽を我慢するためのシーツを噛んだり、腋を舐められて身体が期待しているのを感じてしまったりと、調教されていっている描写も演出としてよい。
タイトル通り、肉竿の虜に堕とされるヒロインたちを描いており、どのエピソードのヒロインも最初の強気・余裕を失って夢中になって竿役のものにむしゃぶりつき、メスならではのおねだりを披露するようになる。ジャンルは多岐にわたっており、逆襲凌辱・ドエロい和姦・調教エロなど、幅広い。
セックスそのものの描写も大変濃厚であり、肉体同士のぶつかり合い、その際に生じる身体の揺れなど、ハードセックスから連想されるエロスを躍動感たっぷりに描き込んでいる。
着衣エロの拘っており、ほぼ全裸プレイのエピソードもあるが、ほとんどの作品ではボンテージやサンバ衣装、逆バニー・ビキニバニーのような特殊衣装でのエロが展開される。
例えばサンバ衣装ではきらびやかで細かい装飾が多い衣装デザインなのだが、それでも妥協なく描いており、非日常的な着衣エロを堪能できる完成度となっている。冒頭数ページ分はカラーで用意されており、贅沢な一編である。
ほか、ボンテージや逆バニーなど、エナメルの艶表現やギチギチにしまっている服の皺部分など、その衣装だからこその妖しさを充分に引き出した絵の数々はそれも最高の出来だ。
さて、エロ中心作品から「SEXデリバリー」、調教凌辱系から「HIGH BREED」を選出する。
「~デリバリー」では、エロママとギャル褐色娘とのコスプレ3P作品である。ギャル娘の余裕の態度が竿役の本気であっさり崩される分からせ的な展開がよい。アグレッシヴな体位も気に入っており、まんぐり返しのポーズのままのけぞり絶頂してしまうシーンでの身体の反らしや乳の垂れは最高である。ママさんも娘にクンニしてできあがっちゃう姿もエロい。
「HIGH~」では前半に調教シーン、後半では堕ちた姿を晒す公開メス奴隷プレイとなっている。ヒロインの媚び台詞、立ちバックで挿入され足をぶらつかせて悦ぶメスっぷりなど、奴隷堕ちを容赦なく描く。衣装の妖艶さもグッド。
エロは、魔力収集という名のセックスである。作品全体はコメディタッチで描かれているものの、シーン自体はどれもハードに責められる。1枠あたりのテキスト・差分量はいずれも多く、ヒロインがどろどろのくたくたになるまで使い潰される。特に、差分は身体の動きを大きく表現しているタイプだ。足ならば絶頂時にピーンとまっすぐ突っ張ったり、あるいは快楽ほしさに相手に絡みついたりとせわしない。表情も、イキ顔がアヘ・トロ・ダウンと何種類も切り替わっており、ヒロインが快楽に振り回されているのを全力で伝えている。
イベント発生条件ももスキルアップと季節イベントでほぼ自動的に回収できる簡単さも相まって、とっつきやすいのもよい。
ゲーム性だが、最初の四半期こそ難しそうに思えるが、そこを越えれば自由に楽しめる余裕ができてくる。始まりはプレイヤーも慣れておらず、ヒロインもスキルが成長していないせいでノルマは高い目標に思えるが、作中の先輩サキュバスの台詞にある通り、意外にな慣れてしまうものだということがプレイ実感を以て分からされる。
また、本作はマルチエンディングとなっており、トゥルーエンドのためには休日パートで探索が必要である。ルーチン化する平日の仕事に対し、休日の探索では取引先との親密度が上がると調べられる要素が増えてゆくため、よい刺激になっていると思われる。ゲーム後半ともなればスキルも身につき、余暇時間が大幅にできるのもあって探索しやすくなるのも親切な設計である。
総じて、エロボリュームも遊びやすさも両方兼ね備えた傑作といえる。
エロは凌辱作品なのだが、ヒロインを奴隷扱いし、ズタボロになるまで嬲り続ける作品集となっている。「ぶっ壊す」というイメージがプッシュされており、全うで遭ったはずのヒロインたちが徹底的に竿役好みの「もの」になるように犯され躾けられ、意志を持った性玩具となる。
例えば、「女衣」では、プレイとしては人混みのなかでの露出レイプなのだが、竿役にとってはヒロインは見せびらかしたい「衣服」である。最初こそ嫌がっていたはずなのに、「また私を着て連れて行ってください」と露出レイプをおねだりするほどに矯正されてしまう。ただ単に奴隷落ちするのではなく、竿役の趣味嗜好に合致するように洗脳されるレベルにまで犯されるので、本作は徹底したサディスティック責めが期待できるのである。
「蒸れた~」は、剣道女子が凌辱・輪姦され、立派なメスブタに堕とされる。「女衣」都の違いは、多様なシチュを盛り込んだ点にある。想い合う男女を強制セックス、NTR、汗の匂いフェチなど、とことんアブノーマルを盛り込んだ作品である。
「プレミアムファイトクラブ」は、3話にわたって褐色ヒロイン・ロリヒロイン・ママヒロインを順繰りに犯し抜く作品である。勝てば大金を得られるファイトクラブにヒロインたちが挑むのだが、当然敗北し、陰惨な目に遭う。
3ヒロインを1話ごとにじっくり描いているので、各ヒロインの特徴を活かして差別化を図っている。男勝りな褐色ちゃんの返り討ちシチュ、クール系なロリヒロインの完全快楽屈服、ママヒロインは息子想いの人柄を悪辣に嬲られたプレイなど、多種多様なエロ模様が楽しい。
エロは、ピッチリスーツ着衣エロ+触手をメインとした凌辱作品である。1シーン除いてほぼ完全着衣となっており、乳首や性器周りが破かれるくらいでピチピチな衣装で身体のラインを浮かせたエッチなヒロインたちの痴態を望める。
ヒロインは3人もおり、それぞれ正確に違いをつけ、同じ着衣凌辱でも反応に差をつけ、エロの差別化を図っている。複数同時シーンも複数あり、短編ながらも堅実な作りである。
さて、個人的なフェチになるが、腋の表現がエロくて満足している。ピッチリスーツに覆われていつつも、肉の隆起やくぼみが絶妙であり、大変によい。欲を言えば腋汗染みもあればよかったが、それでも妖しさ抜群のビジュアルは必見だ。
メスガキ分からせをテーマにしたアンソロジーであり、4編の変身ヒロイン凌辱エピソードが収録されている。テーマの持ち味はどのエピソードも抜群の理解度で描かれており、骨子となるお約束はしっかりと守られている。すなわち、メスガキによる煽り、竿役による逆転、そのまま責められて完全屈服する元・最強ヒロインなど、期待される要素が丁寧にまとめられている。
竿役は虐げられた逆襲が原動力なため、いずれも暴力的・破壊的なレイプとなっており、巨根で連続した責めをメインにヒロインたちは酷使される。どれだけ彼女たちが喚き泣き叫ぼうと竿役は容赦しないし、心をたたき折って支配するあくどさも溢れている。作家様方の創意工夫されたエロ可愛い娘たちが自業自得とはいえ、行き過ぎたバイオレンスに屈服し謝罪するのは大変によい。
さて、その中から「ボクのげこくじょー。」を選出する。
序盤のメスガキによる虐げられの屈辱、逆襲以降の身体全部を貪ってやるというプレイの数々、その果てのメスガキの完全敗北宣言・完堕ちは「わからせ」の極地である。乳首しゃぶり、イラマチオ、抜かずの連続種付けからの疑似ボテ腹、アナル責めなど、紙幅の制限のなかに詰め込まれた描写を是非楽しんで欲しい。
なお、本作はヒロインの腋汗が数多く描き込まれており、個人的フェチに合致した点も大きい。ただ腋を汗で湿らせるだけでなく、ピストンされるときは汗が身体の動きに合わせて流れている細かい描写が珍しく、その新鮮さも大きな収穫であった。
エロは、ロリババアシスターとのグチャドロハードセックス作品である。和姦ではあるのだが、シスターが竿役に始終圧倒されっぱなしであるため、一方的に喘がされるヒロインを楽しむ作風となっている。
このシスターが属性過多であり、外見上の属性に加え、結構な悪人であるうえに200年以上生きてきた曲者である。そんな男を翻弄してきていそうな人物が、少女のようにヘロヘロにさせられるばかりなのがギャップが効いていて大変によい。
さて、実際の描写はどうかというと、えぐい挿入と膣中出しの連続であり、半脱ぎ状態のシスター服と半裸の身体が汗と退役でベトベトになるほどの激しさで描かれている。とあるバックで突くシーンなのだが、シスターの両腕を引き寄せて身体を宙に浮かせた状態で刺し貫いている。ロリババアと竿役の体格差・力量差が明白に分かるコマであり、最も弄ばれ感が強い一コマである。
こういったハードさが好みで、なおかつ凌辱ではない作風がお好みならばお読みいただきたい。