Liste des critiques de Tikuwabu

本作は、全編を通して語り聞かせ形式で展開される催眠風ボイスドラマ作品です。
説明にもあるように、催の森と称される、人々の心の中にある森の中でサキュバスのミーによってフェラで搾り尽くされてしまう作品ですね。

ミーは誰が見ても美しく見える容姿をしているようですが、その辺の描写はあまり細やかにされていないので、パッケージ絵か、何か参考になる絵を先に見ておくとはかどるかもしれません。

本作は、オナニーができることへの感謝、自分の愛棒に対する感謝を込めてオナニーをする、いくぶん哲学的なネタ系催眠音声です。
宗教儀式のように厳かに展開される内容は、面食らうような、つい笑ってしまいかねないようなものです。最後のフィニッシュも実に壮大なフィナーレでして。(笑)
事後の「ネタって言っちゃった(笑)」感には、リアルに噴き出してしまいましたねー。

基本的にはセルフオンリーの催眠音声作品ですが、そのベースにあるのは感謝・愛です。
ですから、こう、性的興奮で射精に追い込まれるというより、感謝しながら正拳突きしていたら人類最強になってしまったような、そんな射精を目指すことになります。
めくるめく愛棒との思い出に、楽しかったあんなオナニーや失敗してしまった痛恨の一幕などに浸るシーンなどもありますので、自分の過去のオナニーを思い出しておくとはかどるかもしれませんね。

エロトランスさん切ってのネタ作品ですので、さすがにその前提での購入をお勧めしておきます。
なかなかシュールで楽しい作品ですよ。

本作は、雨音をトランス音として利用した催眠音声作品です。
前半では雨音をフルに活用した催眠誘導が行われていて、後半からは幽体離脱をして女の子の快感を楽しみに行く感じですね。

この作品は、エロパートが二種類ありまして、「2」「自由」の二つのトラックから選択する形になっています。
ただ、これについては「2」の選択を強く推奨いたします。催眠としてもエロとしてもこちらの方が容易であり、より多くの方が楽しめるのはこちらでしょう。
「自由」は本当にフリーダムなんですよね。自分自身の妄想を実現するためのファイルであり、それだけに催眠誘導による刺激が少ない点は否めません。
一方の「2」では、具体的なシーン、街中で見かけた女の子の家に(幽体離脱してるんで、見えない状態で)付いていって、彼女の一人エッチのおこぼれをこっそり同化して楽しんじゃうシチュで固定されています。

というわけで、その辺は注意が必要ですが、女の子の快感をこの短時間で(「2」使用時はなんと33分)体験できる良短編でしょう。
催眠音声作品のクォリティとしては現在でも聞くに堪える内容だと思います。
ただ、さすがに現在の水準から言えば録音状態や音質で気になる部分もありましたので、バイノーラル録音が標準化している現在の水準で考えるべきではないという点も付記しておきます。

本作は、とり憑いている霊の浄霊という儀式によって体験する、TS系の催眠音声作品です。
男性が聞く場合はそうなるのですが、二十歳くらいの女の子の霊を体に受け入れることでTS(性転換)を疑似的に体験します。
そして、彼女がしたくてしたくてたまらなかったオナニー、霊になっちゃうくらい執着していたオナニーを一緒に体験する感じの作品になっています。

というわけで、セルフ系の作品なのですが、個人的には「オナニーでドライ絶頂を補助する連続絶頂系」と解しています。
と言いますのも、一度イッてから一休みを挟み、さらにもう一度絶頂へと昇り詰める構成は、さすがに射精していますと厳しいものがある。
さらに言えば、この作品は脱衣指示も最初にされていますので、一回抜いた時点で凄い状況になっているわけですし、集中しきれないですよね。(笑)
なので、女の子の絶頂をイメージして、ドライ系の絶頂でイクといいんじゃないかと。

作品の性質上、女性の方が楽しみやすい内容になっているとは思いますが、軽度のTS体験を試してみたい男性の方にも向いた作品でしょう。
男女兼用作品ですから、女体化を主題とした作品と比べればあくまで軽い内容であることを念頭に購入を検討されるといいと思います。

本作は、催眠風ボイスドラマに近い形式で展開されるマゾ向け催眠音声作品です。
内容的にはナレーション+台詞の一人二役で紅月ことねさんが物語を進行しています。
パッケージ絵からもわかりますが、拘束された状態で様々なガスを吸わされて興奮させられ、エッチな道具で強制的に気持ちよくさせられる。
その内容は実にМ向けですねー。
アングラな研究をしている研究者のお姉さん(CVは紅月ことねさん)の口振りも高圧的で、全編を通してM向けに全振りしている印象ですね。

この作品ではマスクの着用が推奨されていますが、個人的な感想ではどちらかというと座位での使用を推奨したいところ。
座位での拘束状態で進行するドラマですので、その追体験としては、同様の状態が望ましいかなと。
さすがに拘束まではする必要もないと思いますが(笑)、本格派の方はそういう方法でチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

言葉での誘導よりもガスというアイテムでの誘導を中心にしているため、エロトランスさんの催眠としてはやや浅めになる可能性も有ります。
一方で、マゾヒスティックな快楽はなかなか甚大なものがありますので、催眠風ボイスドラマ的なニュアンスで楽しむといいかもですね。
その意味では「白衣のサディスティックな女性」のイメージが膨らむような画像等を参照しておくと、より世界に入りやすいかもしれません。

本作は、夢うつつの中で左右から囁きかけてくるメイドのアリスに狂わされちゃう陶酔的な音声作品です。
サークル・SweetNightmareさんが処女作として構想されていた作品なのだそうですが、一度録音しながら再録を決断した経緯によって販売まで二年も掛かった、こだわり抜いた作品ですね。
これは試聴からもわかる点ですが、七五調を意識して書かれているスクリプトは都都逸のようなリズムを醸し出していて、一風変わった古風な風情を感じさせます。

他の方も指摘しておいでですが、バイノーラル録音で空間的に録音された音声は聴き手の意識を揺らし、催眠状態にも似たトランスを誘発しています。
作品内で催眠的な暗示や誘導が行われているわけではありませんが、あまりに近しい録音の距離感も相まって、本当に夢幻世界で体感しているかのような独特のリアリティがありましたね。
特に催眠音声作品を好んで聴いておいでの方ですと、容易にその世界に嵌っていくことが可能ではないかなと。

柚木桃香さんの落ち着いた、統一されたリズム感に揺らされながらの体験は、本当に楽しかったです。
甘やかな蔑みや愛の言葉が、実によく効きました。ひたひた迫るような追い詰め方も素晴らしかった。

非常に独特な作品です。
それだけに、骨のある大変楽しくエロティックな作品になっていますので、個人的には強くお勧めしたい作品ですね。

なお、作品に含まれている特典のzipファイルには鍵がかかってますが、パスがわからない方はextraフォルダにあるフリートークを参照すると幸せになれるかもです。

本作は、human chair さんが得手とするワンシチュネタと素材系のネタを取りまとめたまとめパック作品となっています。
内容的には作品内容で紹介のある通りなのですが、実際的にはフェラネタ二種と誘惑物という構成ですかね。

ストーリー仕立ての「お姉ちゃんのフェラチオの練習台」では、横柄なお姉ちゃんが弟を練習台にフェラをする展開。
後半からは激しいバキュームフェラで追い立てる形で四回ほど射精している内容になっています。
20分で四回て、弟絶倫すぎやろ……。
もう一方の「射精禁止フェラチオ～まだ逝っちゃ駄目だよ?～」ではチュパチュパ可愛らしい感じのフェラがメイン。
合間に「まだ駄目だよ」「これくらい我慢できるよね?」といった合いの手が入り、最後の一分ぐらいのジュポフェラでフィニッシュ。
基本的には素材的な扱いで構わないトラックでしょう。

メインと言えるだろう「誘惑お色気じゃんけんぽん」では、実に色っぽい紅月ことねお姉ちゃんに色仕掛けされて、百万円が掛かったジャンケンに何度も負けさせられちゃう作品。
human chair さんらしい小馬鹿にした態度に加えて、「でちゅね」系の赤ちゃん語要素や色仕掛け要素、貢ぎマゾ要素などを含んだ作品ですね。
ただ、結末がある意味大変残酷です。この一見褒め殺しのような突き放し展開は好みがわかれるかな。
抜く上ではタイミングを見計らう必要があるでしょう。
作品上の設定なども記述されているので、台本のテキストファイルを覗くことをお勧めします。

詰め合わせとして見れば良い作品です。その点を了解して購入することをお勧めしておきます。

本作は、じいちゃんからマンションのオーナー兼管理人を任されてるイガグリ頭君がクラスメートのビッチさんに目を付けられたところから始まる物語です。
形式的にはCG集と漫画の折衷案と言いますか、プレイ時にCG集的な差分を使い、ストーリーパートなどで漫画形式のページを設けている感じになっていますね。
CG集的な展開では、主人公やヒロインの表情を吹き出しで描いたり、ちょっと面白い方式で描かれた同人誌になっています。
これは珍しくないかもですが、随所で断面図を加えているのも特徴的です。

ビッチな同級生と、隠れビッチな先輩、別にビッチじゃないブサ専の後輩の三人とエッチな関係になる物語ですが、複数プレイより個別プレイが中心になっています。
この点は注意が必要ですね。特に4Pに関しては終盤のワンシーンのみとなっています。
また、三人とも巨乳ですので、貧乳スキー的には需要が満たされない点も指摘すべきポイントでしょう。

眼鏡先輩が初セックス時に眼鏡を外しているのは眼鏡スキーとしては残念ですが(半々くらいの割合で外してます)、この辺は眼鏡無し・有りの両面でプレイを行うサービスなのでしょう。
随所でサービス精神旺盛なサークルさんの姿勢が窺われる作品になってますね。
基本が一対一である点にのみ留意すれば、三人の様々な属性の女の子とのエッチが楽しめる作品としてお勧めできる作品です。

スマホ頼りの無人島生活シリーズ、第三弾では湧き水の浄水と魚獲りにチャレンジしています。
マリンデブリを活かしながらの生活は、順調に二日目を過ごせているように見えますが、最後のところでどんでん返し。
無人島生活にイージーモードはないのです。まだしも食料補給と睡眠確保に成功しただけましですかね。

ゆっくりペースで進む生活も三日目に突入。
次回から新展開も含むようですし、楽しみに待ちたいところです。

本作は、下世話な友人から隣の席の高嶺の花さんが「あいつサセ子らしいぜ」と聞かされた主人公が、馬鹿正直に「ヤラせてください!」と言いに行く単話漫画です。
COMIC 高収録らしい、黒髪が麗しい清水さんとのエロい一幕は「あの可愛い同級生がそうだったらいいなあ」という我々の馬鹿なエロ妄想を十二分に満たしてくれる内容ですね。
少し困った顔をしながら応えてくれる彼女の風情には、地味に最後の結末を暗示している部分がありますが、そこには「仕方ないにゃあ」的なエロスがあります。

それにしても清水さんは、節々でマニアックなエロスを醸し出していて、我々の下半身を強打してくれています。
最初のフェラシーンの髪を掻き上げる仕草から、中出しされた事後の涙目とキスなど、色濃く薫る風情は大変情緒的で、エロも色濃い。
結末部で目を輝かせているシーンといい、彼女のキュートさは大変素晴らしいものがありました。
また、個人的には彼女の足の美しさに目を取られました。美脚好きの方にもお勧めできるかもですね。

非常に優れた作品であり、学校の校舎裏や階段で展開されるエロは大変美味しいものです。
着エロ要素なども含みますし、雑誌の方でお読みでない方には強くお勧めしたい一作です。
楚々たる風情の学生さんとの淫靡な関係を十二分に楽しめますよ。お勧めです。