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2022年09月10日
序盤の没入感には違和感がありました。
和風料亭を選んで来店したらお通しとしてフィッシュアンドチップスが出されたような感覚でした。
本作の主人公は自分よりも小柄な低身長の女の子を望み、待ち合わせ場所に長身の女性が現れた途端に憤慨して帰ろうとするほどに強情です。
もちろん、指定条件と真逆の女性に対する詐欺めいた怒りはまっとうで当然の感情です。
ただ、本作を購入する層は「長身王子様系お姉さん」に期待感を持って歓迎する思考が頭の片隅にはあるはずで、そこと主人公との不一致は否めませんでした。
もっとも、それが本作の最大の特徴にしてカタルシスでもあります。
最初は拒絶していた主人公をホスピタリティ抜群のおもてなしでエスコートして、心変わりさせる「王子様女子に堕とされる」感覚を際立てるには重要な助走の役割を果たしています。
ツンツンしていた主人公が気を許し、ヒロインが堕ちるとは一味違う自分が変節してツンがデレに変わる瞬間は唯一無二かもしれません。
そして、寛容さが彼女の魅力であります。
最初の無礼な態度を許し、異性に不慣れで男として不甲斐なさを許し、彼女が脱ぎ捨てた下着を嗅いでいる所を見つかっても許し、まるで全てを受け止めてくれるかのような器の大きさは格好良さを通り越して母性的とも感じられます。
かと言ってダルダルに甘やかす全肯定彼女とも違い、からかって意地悪を言い赤面した主人公を楽しむ小悪魔な一面がママになり過ぎずマニッシュさを保っています。
それでいて、いざ本番では熱く艶やかな吐息を漏らしてマニッシュな長身王子様を女にした感覚が得られて高揚感がありました。
商業としては初単行本とはいえ、同人においてはボテ腹と迎え棒に定評のある「悪転奏進(RG19438)」で名を轟かす作者様ですので、むしろ信頼と実績の堂々たる登場と言えます。
現に得意分野を存分に発揮しています。
例えば【桜ちゃん家の母娘丼】シリーズは親子同時孕ませに若干のBSSを混ぜ込んだ業深い物語でした。
定食屋の一人娘と幼馴染の少年はクラスメイトから見れば熱々な男女に映るかもしれません。
しかし、その少年も含め同級生は目が曇っていたとしか言いようがありません。
なにせ、作中冒頭のセーラー服を着て授業を受けている時点で彼女のお腹は既に膨らんでいて妊婦のシルエットに他なりません。
しかも、店舗兼住居に帰れば母も妊娠後期の体型で厨房に立っているのです。
本作は一見すると純真な女子学生に見える少女が実は売りを重ねた果てに種知らずの子を孕んでいて、それを悲嘆するどころか淫乱に自分で母乳を搾りながら挑発的な騎乗位をキメる背徳感が際立っていました。
それで終わりではなく、心配して様子を見に来た少年に妖艶に絡みつき、バッチリ孕んだ裸体で誘惑し、あまつさえ困惑する彼の純潔を奪うそれは「幼馴染ボテ腹逆レイプ式BSS」と言う何重にも性癖をえぐる必殺パンチでした。
また、【大矢ちゃんのボテ腹教育実習! !】は清楚だった真面目女子が黒ギャルに変化した事態に伴う悪い噂を憂慮する教師が主人公です。
彼の説教を黙らせるべく、性的な実力行使が非常にフェチをかき立てました。
まず女子生徒が男性教師を押し倒す逆レイプ的行為が燃え、腕力的には抵抗できても妊娠中を盾に反撃を封じる狡猾さが刺さり、半ば無理矢理母乳を飲ませると言う攻めが羨ましく、ボテ腹黒ギャルがあえて隙を見せて激しいピストンを要求する躍動感がエロ過ぎでした。
そして、他の収録作も含め、全て同じ世界観のご近所の物語でもあり、ボテ腹娘が一堂に会する光景はシンギュラリティでした。
乳のデカさこそが強さを決める修羅の世界エロ漫画道においてはどうでもいい事かもしれませんが、義母も義妹も主人公も決して股の緩い淫乱ではありません。
義母は母親としての形式的な愛情以上に主人公(義息子)を好いています。
これは立て続けに伴侶を亡くして心神耗弱していた時期に主人公が親身になって励ました結果であり、彼の誠実さが感謝と信頼を勝ち取ったとも言えます。
もっとも、現にパートナーが居ない欲求不満が重なったのは確かでしょうし、未だに母乳が出続ける行き場を無くした母性の矛先になったとも考えられます。
義妹はツンツンしながらも内心では主人公(義兄)を慕っています。
これは思春期特有の反抗期に際し、適切な対応を取れなかった義父と違って主人公が親身になって説教した結果であり、彼の熱血さが改心と恋心を勝ち取ったとも言えます。
もっとも、ちょうど愛に飢えた年頃なのは確かでしょうし、母と義兄の情事を目撃してWSS(私の方が先に好きだったのに)を感じて焦ったとも考えられます。
主人公は美人義母と美少女義妹とひとつ屋根の下で暮らしているからと言って隙あらば食おうと画策するスケベ野郎ではありません。
むしろ、やけに距離の近い義母に困惑し、義妹に迫られても据え膳食わずに叱る倫理観を持っています。
しかし、そこまで熱心に女性から求められて無下にするほど分からず屋でもなく、ひとたび受け入れれば親子丼をガッツリ食うのが爽快でした。
おっぱいを用いた授乳手コキや乳スポンジ洗体なども優秀な一方で、下腹部の女性の割れ目にエロさが詰まっていました。
つまり、そこを舐める男性的奉仕で快感に震える美少女はもちろん、母娘が貝合わせの間で雄を挟む割れ目コキとでも言うべき体位はドエロさ爆発でした。
もちろん、男の力強い手で鷲掴みにするのも豪快で迫力が伝わります。
大の男の腕でも回りきらないデカさの証明にもなります。
しかし、女の子と絡む意義も侮れません。
まず、大げさな握力を用いずとも小柄なロリの力ですら容易に指がめり込む瑞々しい柔らかさが魅力的です。
また、ロリの小柄が抱き着くことで枕にしてもデカすぎる桁外れなサイズ感が強調されます。
そして、同じ女性だからこそ下手すると自分の上半身よりも体積のある乳に妬みがこもり、一歩間違えば陵辱的なくらいの愛撫に萌えるわけです。
いえ、何と言っても最たるものは美しい女の子が美しい女の子のデカ乳を吸う麗しの光景かもしれません。
本作はその規格外の乳を女性サーヴァントが堪能する仲睦まじい様子が見所です。
とか言いつつ、男性マスターとの親愛なる関係も充分に描かれています。
特に、あまりのデカさに半ば下半身ごと挟まれるようなパイズリは重量感と言い弾力と言い最高と確信できます。
さらに、愛のこもったHの結果、本来は巨大なはずの乳が霞んで見えるほど、立派に孕んだお腹は女神のような曲線美でした。
仮に邪神や疫病神のたぐいだとしても神と付く以上は人間よりも上位存在なのだから多少は仕方が無い所はあります。
動物よりも上位存在の人間が可愛い野良ネコを見かけて、「飼ってもいい?」「絶対ちゃんと世話するから!」とお持ち帰りしちゃうようなものかもしれません。
ましてや神の家、神域に土足で入り込んだとなれば何をされても文句は言えません。
本作はお持ち帰りされて性的に食べられちゃうお話です。
サンプルを見ての通り鏡からおどろおどろしく現れる女性は怖ろしい一方で、裸体が美しいのも確かです。
特に下から見上げると軒下のように立派な下乳を拝める豊満さが魅力的です。
ただ、たとえエロかったとしても未熟で混乱した少年にとって問答無用で迫り来る裸婦が怖いのは否定しようもありません。
女性上位な体位であっと言う間に純潔を奪われる恐怖が確かに存在し、もがく手足を上から押さえつけるそれは超常的な力は用いず、普通に黒髪美女に犯される逆レイプの危機感でした。
そんな怖ろしさの中で若い少年も性的興奮を体感し、徐々に快感を受け入れ始める言葉なき調教が怪異譚ながらに和姦っぽさも混じった性教育かどわかし物語でした。
お仕置きとは言いつつも、ちゃんと「飴」を頂けます。
いや、むしろ「飴」の甘美さに対して「鞭」の痛みが微々たるものなのでお仕置きと言うより一方的なご褒美を受けている感覚でした。
特に、事実上の女上司が興奮した顔色で足コキをしてくれるのは目上の人間が性的な奉仕をしてくれる逆転性も含め極上のご褒美の形でした。
いえ、例えば椅子に座った男の上に女幹部が跨り、その大柄な重量感と肉感で圧迫する息苦しさは充分な「鞭」として痛みを与えているかもしれません。
しかし、これだって豊満な胸を筆頭に女体の弾力を間近かつ強力に感じさせてくれる意味では「飴」の機能もあわせ持っています。
なんだったら直後にはパイズリしてくれるわけで、人類史上パイズリが「鞭」に成りえるケースのほうが稀だし紛れもない「飴」としか思えません。
明確に「鞭」と断言できるのはお尻ペンペンくらいです。
ただ、その前には母乳込みの授乳手コキがあり、その後には生本番3連続があるので「飴」の甘さで口ん中がビチョビチョになってる時に多少「鞭」打たれたところで痛くも痒くもないし、丁度良くM心を喜ばせてくれる「飴」の一種に成り代わっていました。
中でも女幹部と言う強者を後ろから好き放題に犯せるのは征服感も乗っかって興奮度の高いHでした。
男は主人公以外に登場せず純度100%のハーレムで展開する作品です。
まず、最初は街の常識に馴染めていない驚きの連続からスタートします。
通勤電車が女性ばかりで過剰なスキンシップを受け、目のやり場に困りながら痴漢扱いされる恐怖に怯えるのはまっとうな感覚として没入感を高めていました。
職務中も先輩社員からのセクハラに辟易し、その鬱陶しさは「女性が変態おじさんから嫌がらせを受ける感覚」を男性が理解する上で教科書とすら思えるほどに露骨でした。
しかし、言うまでもなく本作はキモいおっさんではなく、ことごとく美人ばかりなので役得です。
セクハラによって研修早々に生理現象が起きてしまった主人公をトイレに連れ込み、涎を垂らさんばかりに搾り取る先輩女性社員のエロさは抜群でした。
ましてや、仕事終わりの歓迎会では酔った美人OL達が群がり、タガの外れたアピールをして来るだけでも眼福なのに、最若手女子社員の初めてを頂ける幸運は男冥利に尽きる高揚感でした。
しかも、同僚のみならず街の女性全員が貞操逆転だと休日に体験できます。
可愛い女の子から完全にヤリ目のナンパを受け、夜道を歩けば女性の露出狂に遭遇し、どちらも男を襲うような行為をしていながら案外M気味で、主人公に乱暴に攻められて喜んじゃうので逆転を再度逆転して正道に戻ったような痛快さがありました。
でも、やっぱり作品的なウエイトは同僚OLが大半を占め、職務の合間を縫って誘惑してくる、もとい隙あらば触ってくる女性社員をやむを得ず相手にする好待遇の職場でした。
ようするに、やる気満々の美女に誘われる巻き込まれ型ハーレムが好きな人にお勧めできます。
そして、OL好きのスーツ好きの人にもお勧めできます。
おまけに、格好良い女上司だけど実は奥手で行き遅れを卑下にする、初心者系熟女と言うアンバランス属性が好きな人にもお勧めできます。
国語の授業とかでも習うのでご存知とは思いますが、故事成語のひとつに「すぐ全裸になるコスプレAV」と言うものがありますよね。
意味的には本末転倒や期待外れを合わせたニュアンスで、重要な物を理解せず台無しにする事態を表しています。
本作はその対極に位置すると言ってもいいくらい鼎の軽重を分かっていました。
つまり脱がないんです。
手でシている最中はもちろん、パイズリしてても、合体しててもチアガール衣装を脱ぎません。
これは脱ぐ描写が無いと言うだけに留まらず、随所でコスチュームの状態を言葉にしています。
まず、序盤のTrack01でコスチュームの扇情的な格好を見せつけるように形容して想像しやすいガイドラインを立ててくれるので、音声作品なのにデカ乳チアガールが目の前で踊っている光景が出来上がっています。
そこに来て、着たままパイズリしているので、白濁液がチアガール衣装を汚してしまったなどは典型的です。
Hしている最中にも彼女自身が感じて声を途切れさせながらも「頑張れ頑張れ」応援をしてくれて、チアガール感が満載なのは大満足です。
それに加えて、騎乗で弾むおっぱいに彼女自身は無自覚だったとも取れる気づきが興奮を誘いました。
彼女は女性優位なHと言う形で愛情たっぷりで応援している中でも、尻に敷かれた男の目線からは激しくブルンブルン揺れるデカ乳から目が離せない視点の違いに没入感がありました。
そして、そのおっぱいを掴み、弾力を味わう欲求がまさに解釈一致で、その快感で締め付けを強めてしまう女体の神秘が最高でした。
2022年09月03日
無自覚なタイプの幽霊です。
自分の死も、荒れ果てた部屋の状態も正常に認識できていないので、主人公が意を決して幽霊だと指摘しても冗談扱いされて一笑にふしてしまう困ったケースです。
もっとも、首の痛々しい傷は自己認識できていて、その他にも違和感に気づきかける瞬間もあります。
逆にそのタイミングが一番怖いかもしれません。
普段の彼女は多少淫乱すぎるきらいがあるものの、妻の務めを果たそうと健気な女性と言えなくもありません。
しかし、自身の異常性を知覚しかけた瞬間、正確に時を刻んでいた時計が狂いだしたような恐ろしさがありました。
また、幽霊特有の拘束力を持ち、金縛りとして無抵抗な男を犯すのがソフトな逆レイプ好きに丁度いい塩梅でした。
あくまで無自覚なので彼女は主人公が「よっぽど疲れてる」と思っていて、優しくエッチで癒そうとする愛情には包容力すら感じました。
一方で、低音で熱く喘ぎながら自らの雌穴の締め付けを言葉にして激しいピストンするので、必ずしも癒しになっているとはいえず、むしろ欲求不満な変態女に犯されている感覚が妖艶でした。
そして、何度も邂逅を重ねるたびに確かな愛情が芽生え、勘違いした淫乱幽霊の性の捌け口ではなくなる瞬間は感動的ですらありました。
とはいえ、それはそれで部屋に憑いていた幽霊が個人に憑りつく、効果対象が別のカードに移ったとも言えて、覚悟の要る決断で緊張感がありました。
それでも抗えない大人の女の色気が艶やかな演技からあふれていました。
結論から先に言えば、定番ながらも納得のオチでした。
叙述トリックかもしれませんね。
なお、少なくても作中では他の男が一切介入しない完全おねショタハーレムですので、安心して楽しめます。
ビジュアル的にハッキリ差別化されているのはもちろんのこと、台詞も髪色と連動した文字色で区別してあるので、同時に何人ものお姉さんに囲まれても誰が喋っているのか明瞭なのは親切でした。
【茶】クールでぶっきらぼうな印象がある反面、いざHとなれば不慣れな初心者を優しくエスコートしてくれるので、甘えたくなる魅力を持っていました。
【赤】ワイルドな部族の女戦士を連想させる一方で、バストサイズではトップ集団に食い込み、本人もそれを自慢げに搾ってくる男勝りと女の武器が混合したギャップ萌えでした。
【紺】包容力がトップクラスで、他の女子に食い散らかされた少年を癒し、授乳手コキは体位だけでなく本当に母乳も出る贅沢なママでした。
【紫】強引さでは【赤】と被り気味かと思いきや、男勝りと言うより淫乱の風味が濃く、張りのあるヒップラインに目が釘付けです。
【水】唯一のロリ担当にして、唯一のツンデレ担当を兼ね備え、男に不慣れでおっかなびっくり触れる可愛さが最大の持ち味でした。
【金】デカァァァァァいッ説明不要と言いたいくらいに豊満で、のしかかられると弾力と芳香に埋もれる感覚が心地いタイプの女性でした。
女体まみれでHまみれの生活をおくりたいならお勧めできます。
また、絵も綺麗で、3人が絡み合う体位でも分かりやすく豊満だったのは率直に高得点です。
そして、主人公の少年がよく喋る系ですが、絵では伝えきれない香りなどの感想を代弁し、未熟ながらに据え膳を頑張って食う可愛げのあるショタとして解釈一致でした。