色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 7位 | (役に立った数:5,225件) |
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投稿数ランキング | 10位 | (総レビュー数:2,388件) |
エロは、ふたなり(皮被りの短小)ができてしまったヒロインへの屈辱レズ責めとなる。乳首をひたすらカリカリと弄る指責め、爆乳パイズリ+射精禁止焦らしなど、暴力的なまでの快楽にじくじくと虐められるヒロインが鑑賞できる。
これらのプレイは全て傲慢なヒロインへの逆襲として成されており、それがために屈辱を煽るように責め手たちは弄り倒してくる。
ハイライトシーンでは責め手たちはヒロインに屈服宣言をさせようとするのだが、その文言はこびへつらいなどを飛び越した情けないものであり、当然にヒロインは断る。しかしながら、あまりの快楽に結局は屈服し、回らない舌で必死になって宣言する。ここの情けない顔も見物だが、心内では怒りに燃えたぎっているのがツボだ。
本作は収録作品の過半数が魔法少女ヒロインで占められており、あの手この手を使って彼女たちを凌辱し、快楽堕ちさせている。魔法少女以外の作品もあるが、こちらも大まかなシチュとしては凌辱快楽堕ちの敗北レイプであり、どのエピソードも期待通りの展開が楽しめる。
可憐でフリフリのドレス衣装を身にまとった少女たちが、あくどいやり方で屈服させられ、本来の自分とはかけ離れたメスに変えられてゆく。そういったギャップによる変貌が楽しい。
シチュの大枠自体は共通しているが、各エピソードごとに凝らされた演出はバラエティ豊かであり、読者を飽きさせない。例えばオークションシチュでは、ヒロインは自分への落札額を挙げるために恥ずかしすぎるオナニー事情を暴露させられる。羞恥プレイをオークションというシチュで装飾し、ユニークなプレイに昇華させている。
さて、個人的お気に入りは「悪のメスガキ~」「~パラメータいじり」だ。
前者はメスガキ分からせ+機械触手だが、ヒロインは竿役を馬鹿にし、拘束されてもダメ出しするくらいには余裕たっぷりだ。しかし、媚薬を浴びせられてからは弱々になってゆく。この逆転劇の丁寧さが気に入った。
もう一方は触手責め+エロステータスものだ。自由にステータス・感度・状態異常を増減・付与できるため、「弄ばれる」感が一番強い。元々オナニー好きなヒロインであったが、経験したことのないセックスの気持ちよさに負け、不可逆の淫売に堕ちる勢いがよい。
本作は1つの作品を2巻全8話+aにわたって4ヒロインの敗北凌辱を描いており、質・量共に充実したエロスとなっている。例えばエロ以外の部分の充実度も高く、冒頭では各4ヒロインのエッチな日常とアクションシーンが1話から2話前半に駆けてかなりのページ数を割いて展開されており、しかも1人1人に怪人を配してその圧倒的戦闘力を遺憾なく発揮させている。この一連の描写により、彼女たちサンダークラップスが絶対に負けるはずがないというイメージはインプットされ、だからこそ後の敗北凌辱の落差が効果的となる。
エロに関して第1巻ではメイン主人公ヒロインであるフレアへの凌辱・輪姦でまとめられており、一人の強靱な意志の正義ヒロインが屈服する過程を丹念に追ってゆく。仇敵とその女奴隷による複数プレイ、アナル責めや母乳射乳快楽、雑魚輪姦など、エロ改造的調教から敗北ヒロイン定番シチュを幅広く採用している。
本作内できちんと堕ちの部分まで踏み込んでいるため、アクションシーンでの格好良さは快楽に沈み込み、屈服「イカせて」宣言以降は見下げ果てた淫乱メス奴隷へと変わり、前半巻だけでも起承転結がしっかりとまとまっている。
さて、他の3ヒロインについては次巻に持ち越しと相成るわけだが、彼女たちの人となり・性癖は冒頭できちんと描写されているため、ここでの描写が後の凌辱プレイの伏線ないし予告となり、むしろわくわく感が高まる。
エロは、巨乳~爆乳タイプのヒロインたちがレイプされたり、エッチに責められたり、見下げ果てたメスに堕とされたりされる作品集である。表紙からは凌辱一辺倒に思えるかも知れないが、実際は様々なシチュを取りそろえており、大まかに3タイプに分けられる。
一つはストレートな敗北凌辱+完全屈服系、もう一つは淫靡にヒロインが堕とされてゆくダークエロタイプ、最後はエロエロさがメインの無知シチュと百合ふたなりのダークな要素がない作品である。中には女優位の逆レイプ・逆NTR作品もあり、作者様の芸当の広さも楽しいラインナップとなっている。
描写で目を引くのはやはりその大きすぎる胸であり、どのヒロインも魅力的にゆさゆさ揺らしてくる。着衣持には服の上からも分かるたっぷり感、脱いだ際には自由自在に跳ね回る躍動感がある。揺れの状況によってまんまるのおっぱいが釣り鐘型に飛んだり、絞られる際は下品に長乳になったりと、柔らかさとエロスを入魂の出来で描いている。巨乳好きには是非ともお読みいただきたい。
さて、その中から「25歳魔法少女~」と「知ったか~」を選ぼう。
「25歳魔法少女~」は敗北凌辱作品である。かつて大事な仲間を傷つけた仇敵に触手+レズ責めで快楽を与えられ、心まで堕ちてしまう。行為自体も激しいものでよいが、相手には絶対負けたくないのに無様に感じさせられる屈辱、悔しいのに快楽が勝って泣いてしまう涙目など、精神も追いつめられている描写もヒロインピンチを盛り上げてくれる。なにより、全身汗だくの腋汗たっぷりな肉体も個人的フェチに刺さった。まるで筆者の性癖全てを狙い撃ってくるかのような要素群に心から感謝したい。
「知ったか~」はエロ経験無しヒロインが見栄から竿役にいいようにされちゃう無知分からせだ。オナニーすら知らなかった女の娘が、エロの快楽にいちいち感じ入るのが可愛い。全編明るいノリなので、気軽くエロ楽しめる。
エロは触手凌辱となっており、全身の拘束、容赦のない殴打、全身ぶっかけに孕ませ射精、さらにはボテ腹状態で触手生物連続出産など、女性の身体全てを嬲り使った凌辱劇となっている。粘液や痣、泥などで穢されるだけでなく、ヒロイン自身も自分の汗でびしょ濡れになっており、腋汗たっぷりなのもフェチでよい。
「触手凌辱」とオーソドックスな責めではあるが、そこはクリエイター様の特色が反映された描写となっている。リョナ成分が本作でも充実しており、先述した殴打のシーンは首締めや大の字に吊り下げられるなど、様々な表現でいたぶる。ほか、性器をじっくり眺められて感じさせられる精神的リョナ色のある羞恥シーンもあったりと、嬲る表現が豊富だ。
エロとしては凌辱調教からヒロインの肉便器堕ちが妥当である。ヒロインは最初こそ否定的で抵抗芯が強い状態であったが、徐々に竿役に服従・愛が芽生えるようになる。幽霊という怪異から専用性奴隷に存在が書き換わってゆくのを、変態要素たっぷりな調教過程の堕ちと融合させて展開させており、それがためにユニークな作品となっている。
また、マニアックな変態さではレベルが高いだろう。アヘ顔、オホ声はもちろんのこと、見た目に合ったバッグをしょわされたり、鼻フックをつけられたり、尻穴舐めをさせられたりされたりと、小道具やプレイは尖ったものが多い。
特に、腋責めを執拗に描いているのは嬉しい。汗だくに濡れている腋を舐め取るだけではない。責めの度にその蒸れた匂いや熟成された味などがテキストによって言及されており、ここまでじっくり描いてくれる作品は少ないので大変に重宝する。
合わせて舐められることにいちいち反応するヒロインがエロ可愛い。最初こそ理解不能の困惑が先立っていたものが、だんだんと色よい反応になってゆき、さらには自ら腋を開いて挑発までするなど、エロ娘としての変質と絡めて描いている。最終的には腋毛を生やしてのプレイも複数にわたって行っており、オンリーワンな変態作品に仕上がっている。
ふたなり+レズレイプ作品であり、ふたなり化させられた師匠が、彼女を偏愛する女弟子によりふたなりされる作品である。レイプとはいえ、師匠が好きすぎる故の暴走といった表現なので、強い女がエロい目に遭う、というシチュが中心となっている。師匠は持ち前の気の強さから必死に睨み付け、なんとか耐えようとするが、顔を赤らめて快楽に打ち震える姿はひたすらにエロい。
さて、師匠は引き締まった筋肉美を持った女体に不釣り合いなビッグ竿を生やされることとなる。その竿を使って用意されていたオナホ装置によってシコ猿のように腰を振りたくったり、かと思ったら弟子のふたなりに後ろから突かれまくって組み伏せられたりと、普段持っているだろう飄々さや強さは快楽に屈している。耐えきれずについに大射精して呆けてしまうハイライトシーンでは蕩けた可愛さが全開であり、大変に満足度の高い作品であった。
エロは、正義のヒロインを目指す元気いっぱい娘が散々にエロい目に遭わされる作品である。本作は前作と違って町中でのエロが中心となっており、淫乱度に合わせてエロイベントが解放されてゆく形式である。いずれも段階エロとなっており、行為がお触りレベルのものから輪姦や大乱交などのハードエロにまで発展してゆく。合わせてヒロインも心が変化しており、タイトル通りお堅い反応ばかりだったのが、ノリノリでしゃぶり腰を振るセクサロイドとなる。シチュも豊富であり、酒場でのセクハラ、ガキによる悪戯、配信公開エロなど、アイディアたっぷりである。
敗北凌辱もあるが、少なめである。しかしながら苦痛と屈辱はマシマシになっており、町中イベントとの差別化はできている。
ゲーム部分は簡略化されており、ダンジョン探索はなく、ほぼ戦闘のみである。その戦闘も適宜アイテムや技を使えば楽に攻略できるため、エロに集中しやすい構成といえる。
エロいベントの回収もマップにファストトラベルあり、イベント発生地域にはアイコンありと親切である。回想部屋で何段階まであるかも分かるため、このあたりの遊びやすさも嬉しい。