あまあますきさんのレビュー一覧

心の奥底までレイプされる、まさにMのための作品です。
催眠導入までは割と普通めでしたが、そのまま流れるようにことね様の声に従っていくと、段々と複数の音によって身体が色々な反応をするように躾けられていきます。
ご主人様の言葉に滅多打ちにされ、自分を尽く壊されていく。心を嬲られ、身体を弄ばれ、絶頂は許されず苦痛と快楽だけを刻まれていく。
私がこのジャンルに入ったきっかけがご主人様の無料音声「マゾ犬ペット化催眠」だったわけですが、なぜ嵌ってしまったのか、理由を思い出させられる作品でした。
奴隷に落ちる覚悟がある方、自覚がある方以外にはお勧めできない、素晴らしい生活を是非。

セルフありの作品ということで催眠要素は普段より少ないのかな、と思いながら買ってみましたが勘違いでした。
音楽は主張抑え目なところ、二人の登場人物、天使と悪魔に相反する言葉を囁かれ、頭が混乱しながら状況を受け入れていきます。素敵な声が非常に巧みに心を揺さぶり、強めの快感を長時間与え続けてくれます。
野上お姉様の悪魔声はもはや言うに及ばず、花笠さんの愛らしい天使声も悪魔とかけ離れたそれから絶妙な差違を生み、聞き手の頭を引き裂いてくれます。どちらかが欠けていたらこの良作にはならなかったでしょう。
これだけでもう十分、といった所にさらにセルフ(自分で刺激し、出す)パートが入るわけですが、悪魔の囁きに耳を貸し天使の言葉を裏切って終わらせてしまった後の背徳感・罪悪感・絶望感は言い表せませんね。
魂堕とされたと…本気で思わされます。
まさに天使と悪魔による、異質な圧倒的な催眠を味わえる作品です。

比較的短い作品で、中身をさらっと確認しようとしただけだったのですが…あっさり負けてまいりました。
価格と音声の量から手を出すのを躊躇ってしまう方がいるかもしれません。短時間の音声で満足感が得られるか疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし軽くはあれどしっかりと誘導し催眠に近い状態にしたうえで、聴く人の欲求をセルフを促すことで満たしてくれます。
長い時間のプレイを要せず、必要十分の快感を脳と身体に与えてくれる、人によっては常用したくなる作品でしょう。
少なくとも割引中は、迷わず即買いでも良いと言えます。

音楽を使った催眠作品に興味がわいて、前作4ジゲンと一緒に購入しました。
人によっては受け入れがたい要素がある本作、私自身もさほど耐性があるわけではないのですが…
前作を聴いた方は想像がつくと思いますが、この要素は視聴者自身を深く落としていくためのもので一般的なそれとは少々異なるものです。
そしてメインの部分、音楽と後半の絶頂は前作と比較にならないほど強烈に進化しております。
頭が使い物にならなくなるくらい壊される、暴力的な音の波と二人からの容赦ない言葉には溺れる価値ありですね。
ハードルは若干ありますが、いける方には大きな満足感を与えてくれる作品でしょう。

アップテンポな音楽に感覚を乗せて、気持ちを高めていく特徴的な作品。
音楽によって気持ちが軽くなったところに、誘導役の女性は終始「好き、好き」と甘い言葉を囁いてくれ、心から癒されていきます。
音楽を後ろで流し続けるこれは、一般的な音声作品を視聴中に「余計な思考で集中しきれない」といった方には非常に助かる方式かもしれません。
また曲の印象とは裏腹にプレイ内容は癒しに重きを置き、強い刺激を伴わないため初心者の方でも気軽に、何度も聞ける作品と言えるでしょう。

ふたりがけシリーズものの新作、流石の出来と言えるでしょう。
内容的にはこれ以上ないほどの甘々な囁きが特長です。言葉攻め要素はなく、ただひたすらに声で溶かしてくれます。
導入部では甘く、可愛らしい声にとっぷり浸かり、身体ごと蕩けさせられてしまいます。ここの癒し効果だけででも一本作っていただけたらと思うくらいには好きな部分です。
そして後半ではしっかり落とした上で丁寧に快感を導いてくれます。甘い声によってふわっとした多幸感が自然ともたらされ、気付いたら達する直前にさせられてしまっている。
みもりさんの甘い声に嵌ってしまった方だけでなく、癒され系を欲している方にも是非勧めたい作品です。

催眠音声作品において、双子方式ともいうべき声のかけ方は今やメジャーな技ですが本作はその先駆け・完成形の一つであり、効果は折り紙付きです。
左右からの心地よい声の魅力でスッ、と心を預けて落ちていくことができ、気付いたら身体の奥から温かさが。
ドライオーガズムを経験したことがない方でも、「あぁ、こんな風に気持ちよくなれるのか」と簡単に感覚が掴めることでしょう。
また甘々なものからドM向けまでの内容が多くを占める催眠音声ですが、本作はプレイ内容も受け入れられやすいチョイ甘、チョイ意地悪なものでこちらも初めての方にお勧めできる理由と言えます。
気を張らず、ちょっと気持ちよくなってみよう、くらいの感覚から聞き始められる素敵な作品ですよ。