るーかすさんのレビュー一覧

レビュー本文に入る前に
日笠陽子さんのサイン色紙応募フォー厶の最後に第2弾があるとしたらどのキャラが良いかを募る質問があります
購入された方はぜひ答えてください!
あなたの推しが音声作品に登場するかもしれません!

以下、レビュー本文となります
主人公のイッセー視点でヒロインのリアスとの2人きりの時間を過ごす作品です!
日笠さんの声と演技が良いので原作に触れたことの無い人も楽しめると思います!
この音声作品のタイトルはアニメ4期のものですが最低でも原作の1巻から2巻、またはアニメの1期を視聴していればより楽しめると思います!

舞台の建物が1期後半に出てきた場所ということもあるので景観とうがイメージしやすくなりました!
それと同時に懐かしい気持ちにもなりましたし作品を活かすように作られてると感じられてとても印象が良いです!

印象に残る刺激的な言葉、魅力的な言葉がリアスの口からいくつも出てくるのでその度に「そんな日本語があったんですか!?」「部長は相変わらず感動的な日本語を使ってくれる!」とイッセーのような反応をつい何度もしてしまいました!
主人公がスケベで勢いのあるキャラなので彼になりきって聴いたらテンションにブーストがかかりました!この作品のポテンシャルを最大限引き出せる楽しみ方がこれだなと感じられました!
個人的にはすごく楽しめました!ちょっと気になるところがあるとすれば耳かきのパートでSEが小さめだったことです


原作やアニメを楽しんでからこの音声作品を聴くも良し
この音声作品から原作やアニメに入るも良し
後者は今の私にはできないことなのでそういった楽しみ方ができる人が多く出てくれたらその人の感想も見てみたいものです

すごい勢いでボンボン脱落者が出て驚きのスピード感でしたねぇ……
キャラ数が多い中での戦闘シーンでも何が起きてるかわかりやすい構図で目を見張りました。
悟飯の強さがこれまたとんでもないことになってて今後に期待したいところですが、大会が終わってから武道家として本格的に復帰する未来が想像できないところに勿体なさを感じましたね。今年の映画みたいに何かキッカケがほしいところ。
個人的にこの巻で特に好きなシーンは悟空と亀仙人のやり取りです。歴代師匠の下で学んだことを通して新たな力に目覚めるキッカケを掴むところにオタク心を動かされました。

宇宙サバイバル開幕!
キャラ数が膨大ながらどれも素晴らしいデザインで感服です!
第七宇宙の見開きページが格好良くて今回特にお気に入りです!
テンポよく進みますが全体的にあっさりした印象です。山場は後の方に回しているでしょうから本格的に盛り上がるのは次巻以降でしょうね。
今回はアニメと漫画を足して2で割ったくらいが丁度いいかなと思える内容でした。

悟空の方が地球に住んでる期間が長いのにベジータの方が地球人らしいのが面白いような、悟空のアレっぷりが怖いような……(とは言いつつ楽しんで読んでます)
人造人間の組成に関する設定がいくつか出てきましたがちょっと驚きでした!でもそれなら二人を吸収した後のセルのパワーアップだったり開放後の行動の変化にも納得がいくので良い補完だったとは思います。

今回もアニメとの違いがいくつも見られましたが、今回の悟空が使ったあの技には凄く驚きました!
今回の未来トランクス編の結末は賛否が別れるとは思いますが、個人的にはこれもアリかなと思います。
未来のトランクスたちの頑張りは決して無駄ではなかったはずです。あまりネタバレはしたくないのでこれ以上は書けませんが、読めばわかることなのでこれから読む人にはザマスの計画を全部把握した上で読み進めていただきたいです。
新しい未来を作っていくトランクスとマイを応援したいと思いました!

ドラゴンボールの合体戦士の中で一番好きなキャラが出てきてくれたので凄く嬉しかったです!
原作で昔使われていた技や道具が出てきてドラゴンボール愛のある人が作ってるんだと感じられる場面が幾つも出てきて一ファンとして嬉しい限りです!
原作で明確な理由が語られなかった部分にも言及されていて個人的にはスッキリしました。(アニメ放送当時に否定的な意見が多かったとは思いますが)
各話の間で展開されるおまけページが今回も載っていて、ザマスとゴワスのページで情緒を破壊し尽くされましたw
これはずるいって!これのためだけに買う価値が有ると個人的には思います!

生きるか死ぬかの展開が入ってきたのでやっぱりシリアス!
アニメでも好きだったセリフがこちらにも有って良かったです!
ツンケンしつつもなんだかんだでカカロットのことを高く評価しているベジータが良いですね!
アニメで言うところのZよりも前の時期の技も使われそうな流れが出来てきて、シリーズ序盤の物語も好きな私からするととても嬉しかったです!

第6宇宙との超ドラゴンボールを掛けた試合がついに決着!
1巻の試合も含めるとコミカルな試合も描かれたりして昔のドラゴンボールを思い出すようなところもあって好きでした!
所々展開がアニメとは違ったり、尺の制約が無いからかテンポが良かったように感じました!
フロストはフリーザとは違った方向の嫌なヤツでしたね。

打って変わって後半からはシリアスな展開が続きます。
覚悟の準備をしておいてください!

ドラゴンボールは国民的少年漫画ですからね!
続きを読めると思うとワクワクが止まりませんでした!
ある程度「神と神」「復活のF」を観ていることが前提で進んでる部分があるので先にそちらの視聴をオススメします!

次々と登場する新キャラ、新たな設定、過去作を知っている人ならピンとくるようなネタ、天下一武道会のような形式での試合が見られたりと懐かしさと新鮮さが入り混じっていて面白かったです!

ラストにふさわしい展開のオンパレードでこの物語における色々な事の清算ができたと思います。
女性復活を巡る争いに決着が付き、今までのような冒険は終わりますが「新たな日常」という名の冒険は続いていくことでしょう。
ラストは好みが別れるかも知れませんが私は好きです。
最後の小樽の表情と言葉がこの物語の”結果”として端的に、それでいて含蓄のあるものとなっていると思います。