るーかすさんのレビュー一覧
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書き下ろし長編だからか旅の進展よりも小樽たちの関係の深まりの方がメインになっている印象でした。
場面ごとに雰囲気がコロコロ変わるのでこれから読む人はそれを頭に入れてもらえると混乱せずに済むかも知れませんね。
いよいよ物語も終わりに近づいていっているんだな、という実感が湧くような展開に少し寂しさを覚えました。
優柔不断な小樽は誰を選ぶんでしょうね。
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ギャグのオンパレードだった前回と打って変わってどシリアスです。(前回も真面目なシーンはあったけど)
自由も民意も紛い物の都市、ニューテキサス。ある意味ゲルマニア以上にキツい所でした。元ネタとなった国とはまた違った味わいのあるキツさをもっと堪能したかったのですが、そうなると本筋から逸れてしまうので結果これで良かったのかなと思います。
物語の核心に一気に近付いてる感じがしてワクワクしてきました!
次回も楽しみです!
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花形美剣は本当に人間なのか……!?
そんな疑問が頭を支配するくらいに花形がやりたい放題な回でした。
記憶を喪った小樽を通してマリオネットたちの気持ちや成長が描かれてる大事な回ですが、とにかく花形の活躍……というか妖怪っぷりがK点どころかヒルサイズ超えでした!
誰か彼に関する論文書いて!
これだけ自由自在に動かせるならそりゃ人気が出るのも納得ですね。
しばらく彼のことが頭から離れそうにないですw
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小樽と今回登場したペスカトーレ、この2人を中心とした各キャラの対比と心の変化や成長が面白かったです。
ペスカトーレは境遇故にマリオネットを憎んでいるのですが、そういったキャラが出るのは今回が初めてでしょう。これから読む方々には彼に注目していただきたいです。
ゲルマニアの攻勢が凄まじく、終盤まで緊張感のあるギリギリの展開を楽しめました。
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ドタバタも描きつつ根底にある重いテーマがどんどんと顔を出す中で3巻ぶりにジャポネスがメインの舞台になるということで、登場人物でもないのに何故か実家のような安心感を覚えましたね。それくらいこれまでのストーリーに没入出来ていたということでしょうか。それは今回も同様となるわけですが。
巻数を重ねるごとに物語の核心へと進んでいくとともに小樽たちの関係も進み、その先も見据えるような展開も増えてきたように思います。今回は女性復活から一歩進んだような「幸せ」「母親(親)」という我々の暮らす世界では当たり前ものに触れ、改めてその存在について私も考えさせられました。
小樽とセイバーマリオネットの両方(ついでに花形)に感情移入できる身としてかなり終盤までハラハラする展開でしたが今回も沢山楽しめました!
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ついに西安が本格的に描かれましたね。
ゲルマニアの動きとそれに伴う西安トップクラスの連中のゴタゴタに巻きこまれて大変なことになるわけですが、その大変なことが思った以上のもので、ライムたちの記憶がリセットされたときは絶望感(と一部はちょっとのNTR感)がありました。
その後の行動がそれぞれ違って個性が出ていて面白かったです!
色々な困難が有りつつも着実に進んでいく小樽達の女性復活が上手くいくか、次回も楽しみです!
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ゲルマニアの侵略者ムーブがどんどん苛烈になってきますね。
今回登場した新たな敵である改造人間のマスケル。得体の知れない強敵が急に出てきたものですからこれがかなり怖かったですね……。
小樽とセイバーたちの対比となる楊と鳳々が物語により深みを与えてくれたと思います。
最後に自らの愛を貫くことができた"彼"の最期は画面から目を話せませんでした。
終盤のライムのある行動は本当に優しかった……
"彼"の大事なものを守って送り出せていたら良いと思いました
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読み始める前から設定に軽く触れただけでも面白いと思えたこのシリーズ。設定だけで感じた面白さを損なうことなくしっかり活かしていてこの巻も素晴らしかったと思います!
マリオネット同士の関係性が徐々に固まってきたり想い人について話し合う中や試作型のマリオネットたちとの戦いの中で登場人物たちの成長を描いたシーンが充実していて楽しめました。
また、読んでて考えさせられるところもあり私にとって良い刺激になりました!
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前作終盤からセクサドールズが小樽たちの長屋に加わりとても賑やかになりましたね!
各章ごとに軸となるセイバーマリオネットを2人ずつビックアップして掘り下げていくストーリー構成のおかげで前回までと比べてより各キャラの特徴を掴みやすくなったり愛着が一層湧くようになったと思います!キャラの数だけ存在する愛の形が今後どのように大きくなっていくかが楽しみです!
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軽妙な掛け合いが面白く、テンション高めなシーンも多くて今回もサクサク読めました!(そしてかなりの頻度でオチに使われる花形)
小樽クンのマリオネットたちとの接し方を見るに、やはり彼は選ばれるべくして選ばれたんだろうなと納得のいく流れでしたね。
意外な展開が次々と襲いかかってくるような感じで、でも作中の設定はしっかり守られているのが好印象でした!
気になったところはキャラの掘り下げをもっとして欲しいと思ったくらいですが、作者さんもそれを感じていらしたようなのでそれを踏まえた次回を読むのが楽しみです!