らるあさんのレビュー一覧

生真面目少女がオナニーを通してレズへと至る話。

性的なことに嫌悪感を覚えるような真面目なヒロインが、自宅に投げ込まれた一冊のエロ小説を読んでしまったことで、これまで抑圧された性欲がふと顔を出してしまう。
嫌悪しつつもその内容に興奮を抑えきれずオナニーしてしまった彼女は、やがてマネキン人形のヒップラインにすら興奮するほど、性欲に脳内を支配されるのだ。
そして抑えきれず校内で自慰にふけっていた彼女は親友(当然女)に見つかってしまい…というストーリーだ。

独り秘めるように、だが激しく性欲を処理していたヒロインが、校内オナニーするまでになってしまう過程が丹念に描かれており、ただただエロティックである。
ヒロインは性欲に翻弄されながらも、自慰行為自体に少しの抵抗感と大きな背徳感を持ち続けており、そのためかセリフも少なく、地の文や心情描写がメインとなっている。
声を殺しながらローターで膣を刺激し、かすかな喘ぎ声と共にスク水越しに勃起した乳首をこすり上げる。
この構成だからこそ、最後、彼女が絶頂する瞬間の叫びがひときわ光るのだ。

レズ要素を期待した人はここまでで肩透かしを食らうだろうが、オナニー小説としても高レベル、一級品であることは間違いない。

そして読者が期待しているであろうレズ場面は、語るには少し文字数が足りない。
言葉では否定しながらも体、そして心は、完全に女性からもたらされる快楽を待ち望んでしまい、高鳴る鼓動を押しつぶすかのように、緩急のついた責めによって全身をなぶられ、レズ快楽に流されていく。
全体の5分の1ほどの描写ではあるが、文章量自体も多く、その丁寧な描写に頭が下がる思いである(下半身だけで言えば、なかなか頭を下げられないのだが)。

長くなってしまったが、このジャンルが好きな人なら間違いなく買いだろう。
女子校生が自ら淫靡に堕ちゆく、どこかしめやかで酷く官能的な描写に、間違いなく満足するはずだ。

よくある2Dドットアクションエロゲーである。
ただその性癖を除いては。

軽度から重度まで様々あるが、全てのエロシーンが特殊性癖になっている。
固められたり、潰されたり、ママになったり、ハイグレしたり…。
特殊性癖の博覧会で、その筋の人間であれば、大体どれか一つはひっかかることだろう。
また主人公はふたなりで、相手は全て女性であり、最初から最後まで万遍なくレズであり、個人的には評価が高い点である。

アクションゲームとしてはかなり歯ごたえがある。
ロックマン方式のボス選択システムで、雑魚戦はなくそのままボスに直行する。
イージーモードだとそこまで苦戦はしないが、ハードモードだと攻撃力・体力増加にとどまらず、敵の攻撃パターンまで変わってしまい、ちょっとアクションに自信がある程度じゃ割とボコボコにされてしまうだろう。

シチュ自体はかなり幅広く、シコれるものが揃っているのだが、エロシーン自体は、敵の攻撃によってバトル中に状態変化を引き起こされるドットエロと、各シチュでの敗北絵が短い文章と共に一枚表示されるのみで、残念ながら非常にあっさりしたものとなっている。
ボス戦6人分のみなので、低難易度クリアならプレイ時間も割と短いものになるだろう。
また、システム面では、メニュー画面では一般的なものとは逆に「Zキャンセル」「X決定」となっているのに、アクションパートでは「Z攻撃」「Xジャンプ」とそのままになっているため、高難易度では直感的な操作が必要なゲームなのに、最後まで慣れず苦戦してしまった。
せめてキーコンフィグがあると良かったのだが。

絵やドット、シチュ、アクション要素は良質ではあるが、もう少し惜しいゲームだったように思う。

「堕ちる」という要素はエロRPGにおいて重要視すべき要素の一つである。
もちろんコンセプト次第であるが、プレイ内容が主人公のステータスに反映され、エロイベントの反応が変わっていくという体験は、我々プレイヤーをより深い体験へと誘ってくれるのだ。

このゲームにおいては、ヒロインが堕ちた際の描写に力が入っている。
本来ならだれにも負けないヒロインが、孕むためだけの雌として悪霊共にひたすら子宮をボコボコにされていく姿が段階的に描かれていくのだが、まあともかく文章がエロい。
敵のチンポが、触手が、精子が、人としての矜持をめちゃくちゃにぶち壊して、孕み袋にされる様を丹念に描き出している。

そして「堕ち」という要素以上に、このゲームでは、史上最高レベルに「子宮」「卵子」「卵巣」が弄り回されてしまう。
化け物を孕まされ、触手に寄生され、悪霊に握り潰され、敵を前にして無条件で愛液を垂れ流し、排卵するほどに躾けられてしまうのだ。
執拗なまでの尊厳破壊に、プレイヤー側も暗い興奮を止めることができないだろう。流血表現もないので安心だ。
迷っている方は、犬侍氏のネット小説を読んでみてから購入を決めても良いかもしれない。
間違いなく購入意欲が沸き上がることであろう。
ただ、完堕ち状態が非常に少ないのは難点か。

RPGとしてはそれほど戦略が必要なレベルではなく、ゲーム難易度の設定や救済措置もあり、苦手な人でも攻略上で悩むことはないだろう。
また、回想モード(全開放システムあり)やマルチエンドに対する攻略ヒントもゲーム内にそろっており、非常にストレスフリーに仕上がっている。
マップの適度な狭さや簡単なワープ機能も気が利いており、細かいところまで丁寧に作られている。
総プレイ時間は、周回含めて5～6時間かかるかどうか、と言ったところか。

総じてレベルが非常に高く、趣味が合うのであれば購入して間違いない良質なゲームである。

異形メイド第2段。なおこの場合、単眼程度では異形とは認定されないものとする。
前作とは全くつながりがないため、好きな方を読んでもらって大丈夫です。

どこかヤバそうな所からやってきたヤバそうなメイドが、大好きなご主人様と一緒に全然やばくない日常を過ごすハートフルストーリー。
人体構造がよく分かってないメイドさんがご主人様の全身の骨格をふにふにしたり、焼けた石を飲み込んで暖房代わりにご主人様の湯たんぽになったりするのはいいよねって話です。

こっちの方のメイドならうちに来てもらっても大丈夫かな…いやまだ止めといたほうがいいかな…

このタイプの魔法少女は自分の年代と違う!という人が正直多数だろうと思う
そんな人であってもぜひオススメしたいのがこのゲーム。
ドレミとかプリティでキュアキュアとか、あそこらへんで興奮してた諸兄がみんな持ってるものが、このゲームの根底に流れている。

あの時好きだった清純なヒロインが、性知識もないままに痴漢という卑劣な行為に堕とされていくというコンセプトのこのゲーム。
ヒロインは元気なお姫様で、ピンチに陥っても決してくじけない正しくアニメヒロインそのもの。実際どこまで行っても心は絶対に堕ちない正統派美少女である。
しかし体のほうはそうもいかず、開発が進むと、ちょっと触られただけでイキまくり、気絶するまでいじられまくるという無残な有様に。
気絶されれば脱がされてしまい、目が覚めても誰も助けてくれず、下着姿で別の痴漢に襲われるという容赦のなさ。
当然女の子なので、下着姿ではろくに抵抗もできずそのままイカされてしまう…という無限ループも搭載されている。

絵本や少女漫画から飛び出してきたようなヒロインが、電車に乗るだけで不随意にパンツを濡らすようになってしまい、家に戻って下着を変えるシチュ(そしてその下着を変えた後!)を思いついた作者は、本当に天才だと思っている。

作者のフェチがつまりに詰まったこのゲーム、ぜひとも体験してみてほしい。

とりあえずいくつか抜粋してのレビュー。

・ ぶるまにあん「黒い保健委員」
個人的な性癖にドンピシャにぶち当たったのでこれが一番抜けました。
同級生の黒ギャルにサボりに付き合わされて保健室へ。サボり中に漫画を読んでたらギャルが欲情しちゃってそのまま逆レイプ。
絵柄も濃いめで作品内容に沿っており、黒ギャル感が増してるのもかなりプラス。
こんな青春で良かった。こんな青春が良かった。二度とは戻らないこれがアオハルか。

・坂上 海「スィートフォン!」
付き合ってから毎日セックスさせられている彼女(セックスモンスター)と、受験勉強中くらいはやめときたい彼氏との攻防戦。
何とかセックスしたい彼女はエロ自撮りを毎日送ってきて…という理想の彼女でした。

・平こさか「Te amo, mi amor.」
海外出張中の親父が寄越したスペイン人の転校生は自分の許嫁でした、というよくあるアレ。
特に前置きもなく自分のことを愛してくれてるしパンツ履いてないし処女だけどセックスはシームレスに気持ちいいしそのまま結婚する。
いいんだよ細かいことは!色黒スペイン美少女許嫁の前には全ての理屈は過去になる。
昔は食傷気味だったけど今は逆に希少になってしまったRDGである。大切にしていきたいものだ。

以上3作品をレビューしたが、ほかにも姉とその同級生との体格差3Pとか教師による調教ピンポン玉産卵とか太眉芋少女電車セックスといい作品が掲載されている。
やはりCOMIC高はいいね。

この作品の主人公は表紙の美少女の後ろに映ってるゴブリン顔の男だ。
さぞかし下劣な作戦で女の子をめちゃくちゃにしていくんだろう…全然違うかったわ。

主人公は、顔面が崩壊してるだけで年齢相応に性欲旺盛な普通の青少年(あるいは好青年)だった。
ただ一つ、とあるきっかけが元でショパンの曲に性的興奮が喚起されてしまうこと以外は。
そして、全く同一の経緯で同様の性癖を獲得してしまった美少女と、自分たちの特殊性癖を共有してしまったことから話が始まってゆく。

なんというか、エロい。間違いなくえろい。不細工のチンコは出るが美少女のマンコは出ないのにとてつもなくエロイ。
性癖に左右されてしまう不随意感と、それに向き合う少年少女の少しずつ深まっていく触れ合い、そしてその関係性がエロい。

顔が悪くてもちょっといい奴と、顔が良くても(性的に)ちょっと悪い子が織りなす関係性がなんとなく尊く思える。
気取ってるとかエロにそういうものを持ち込むなとか、それらの意見はよく分かるが、ここはいったん置いてほしい。
ただ二人の関係性を眺めながら、ただシコらせてほしい。そしてクラニー同盟の謎を解き明かしてほしい。

生徒のために一生懸命頑張ってきて生徒たちにも愛されている合法ロリ教師38歳(極短小ふたなり包茎)が、コンプレックスを拗らせた当時の教え子に当時の逆恨みと共に性的に滅茶苦茶にされるスバラシイ作品。

この人の作品の共通概念として、ふたなりとそうでない女性とがそれぞれ普通に存在する世界だが、極短小に生まれてしまうと必ず性的異常者になり、周囲の女性には徹底的に蔑まれ、パートナーも見つけられないままマゾオナニーを拗らせていく、というものがある。
この先生は、そんな身体的特徴を抱えながら今まで射精も経験せずに、こんな小さな体で清く正しく頑張ってきたのだ。
それを、ただ相手を貶めたいだけの年下OL元教え子に性欲でボコボコにされ、38年間教師として耐え、溜めに溜めてきた濃厚精通ザーメンを残らずぶち撒けてしまうのだ。最高ではないか。
その後も、チンコは当然、体つきも貧相な合法ロリ教師が、体だけは普通に育ち乳房も膨らんだクソ女との対比の中で、ふたなりの異常性癖を盾に取られてレイプさせられるのだ。
精通後はもはや当初のかわいらしい教師姿は見る影もなく、性欲が脳みその大半を占めるようになった女教師が、脅しと共に性生活の全てをクソOLに握られていく形で幕が引かれていく…。最高だ。
しかもなんと続きがあるんですよこれが。レビューしながらもう気になってしょうがない。

ぜひ購入してほしい。ぜひ目覚めてほしい。ふたなりレズいじめは最高だ。

このサークルさんの作品を通して感じられるのが、汗とかにおいとかそういう美少女から分泌される何もかもに対する愛である。
今回の作品も例にもれず、エロ、エロ、脇、エロ、汗、臭い、エロ!という感じであろうか。
夏を舞台にしているだけあって、画面から臭い立つような汗の書き方と、そこに対比される日焼けした少女の肌に、およそ幻臭を嗅がんばかりの作品に仕上がっている。
もちろん脇の書き込みも健在で、スク水プレイからの脇舐めセックスは恒例行事である。毎年やってほしい。
他にも私服、浴衣、制服プレイと、おおよそ妹に求められるプレイは取り揃えられているため、ボリューム的にも評価が高い。

これまでのレビューで何かの要素にひっかかるところがあれば、ぜひ購入を検討すべき作品だ。

登場人物はふたなりの女子とふたなりじゃない女子の2人だけであり、彼女たちの背景描写はほとんどされません。
こちらに提供されるのは「不良っぽい子は性欲が尋常じゃなく強い潜在的マゾ」であり「髪の長い子は責め側のサド」である、ということだけです。
全くもって必要十分すぎる情報ですね。むしろこれ以上の情報は何もいらない。

不良娘は、同級生の下着姿を見た瞬間に無意識に床オナを始めたり、不登校中の1週間を、人前で射精してしまったシーンを思い出して延々しこり続けるほどの変態性癖を持ち合わせており、責められるほどに興奮し、勃起し、そのふたなりから射精し続けます。
始めは無意味に反抗しようとしながらも、自分のオナティッシュ嗅がされるだけで勃起したり、教室での射精を思い出しながら言葉攻めされるだけで、直接触られてもいないのに腰へこ射精を決め込んでしまったりと、何もかもが理想的なレズいじめられすぎる。無様でありながらそれを止められないし、なんならチンコが立った瞬間に自動的に最高の幸福を感じてしまうようになってる不良娘が素晴らしい。これがいじめの結果ではなく(何ならいじめられるのは物語が始まってからが初めて)、ナチュラルボーンにそうであるというのがもはや脱帽。
彼女の人格も挙動も何もかもがチンコを中心に展開されており、ただ射精するだけのマゾであることが克明に描写され続けるのは、感動さえ覚えます。

最後には、責め娘の命令で人前で露出し、通行人に罵声を浴びせられながら精液を噴出するところでフィニッシュとなりますが、個人的には民衆レイプとかが苦手な質だったため、そこだけが少し残念。
なんにせよマゾとして完成された彼女の姿に、作品評価☆5が陰ることはありえません。

レズいじめは、すべからく憎しみではなくエロスをもって行われるべしという私のポリシーを、隅から隅まで満足させてくれる逸品でした。
間違いありません。オススメです。