月の下さんのレビュー一覧
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兎に角ボリュームが凄まじいです。
言ってしまえば、通常の耳かき音声作品が5個以上は収録されているような量。
まさに特盛り。それでいてお値段はほぼ変わらず…ありがたい…
そして当然のことながら、音のクオリティも進化しています。
各々が独立しているため、トラック設定をすると何通りもの耳フェチサービスを味わうことが可能に。
フルコースでもよし、自らの心地よさに適したマイセレクションを作っちゃうのもよし。
耳撫屋シリーズ自体、耳かきを重視したコンセプトで作られているのですが、今回は特に種類が豊富。
目を瞠るのは綿棒が三種類もあるところでしょうか。たかが綿棒?されど綿棒、どれも同じと侮るなかれ。聴き比べるとまぁ違うこと。
以下、個人評。あくまで私の感覚なので参考までに。
細…「ピンポイント感」重視。外耳道に沿うようにしてかかれるため、何処をかかれているかわかりやすい感じ。
凹凸…「出し入れ感」重視。耳の中で回すよりも、抜き差しの動きで耳垢をとっている感じ。
太…「圧迫感」重視。綿棒の頭で耳穴の全体を塞がれている感じ。
もちろん、通常の耳かきもございますし、しょりしょりとした独特な音感の耳ブラシも健在。
あと梵天があれば色々パーフェクトでした…
使う道具が変われば心地よさも違うのならば、場所や使ってくれる人も変わればまた違った心地よさにもなるのも道理。
河山荘編は温泉の流水の音が加わり、足湯とマッサージで温まれる心地よさ。
離れ編は指名の店員さんが耳の癒しフルコース。4人に癒やされましょう。
二人サービス編は店員さん同士の掛け合いも展開されます。W耳舐めもゾクリときます。
まさに店長の綾音さんの方針通り、基本は丁寧かつシンプル、尚且つ新しいサービスの開拓を地で行っておられます。
最終的にはどんなところに辿り着くのやら…今後が楽しみです。
…書くこと多くて800文字じゃ足りない!
たまゆらの宿、第四作目。またまた新しい癒し手さんです。
今回の癒し手は、過去の三人と比べるとあどけなさの残る年少者のふうりちゃんです。
控えめな子…かと思いきや、奔放かつ好奇心旺盛な様子を見せる小動物みたいな子です。
些細な事でも教えてくれたり、何かと「出来たでしょ?」とアピールする様は、前回のみつなさんとは逆に甘え上手な子にも思えます。
また、方言バリバリだったとうかと比べると、ふとした拍子に出てくる東北訛りが、まだまだ慣れていないふうりちゃんのキャラ性を際立たせていると感じます。
作中では東北訛りは伝わりづらいのであまり言わないようにしている…という風に自分は受け取りましたが、個性ですしもっと話してもいいかも。
えっち方面はちょっと控えめな印象を受けました。
耳舐めとかの音響はリアルで湿り気する気がするし、くすぐったいのですが、あと一歩足りない感じ。
恐らく、とうか編(風呂場)とみつなさん編(おっぱいに甘える)でのような癒し手への感情を構築する雰囲気作りがもう少しほしかったのかなと考えます。
とはいえ、歩サラさんの演技もあって「興味津々で初心な女の子に局部を擦られてる」感はバッチリですし、出し終わった後にすることが…まぁ大胆。
あくまで個人的な感想であり、過去作と比べると…というところです。
また、今回は屋外から始まり屋外で終わる初めての作品であります。
そのためか屋外の環境音が非常にリアル。
瞼を閉じて風でも吹いていれば土の上で膝枕をされているかのよう。(実際に屋外で聞くのもアリか)
色々書きましたが、癒し力は絶大です。
拙くも、ぽそぽそと話をされながら膝枕をされるとよく寝れます。よしよしもしてくれるし。
またその時が来れば、今度は癒し手としてもっと成長したふうりちゃんに逢いたいですね。
加えて、気を許したことで東北訛りが増えるといいかなーと思いました。
たまゆらの宿、三作目。今作の癒しのコンセプトは紛れもなく「甘えさせ上手」でしょう。
今回の癒やし手はかさね、とうかとは違い、年長者のお姉さんであるみつなさんです。
最大の特徴はその口調でしょう。唯香さんの演技が光ります。
合間合間によしよしされ、気を遣うように機嫌を伺われ、親しげに語りかける様はまさに優しいお姉ちゃん。
まるで年の離れた弟に向けるような甘やかし言葉からは自然と安心感が生まれます。
その安心感と同時に甘えたくもなるので…やはりネモン℃さんは雰囲気作りが上手です。
おなじみの高品質環境音の中では、ひぐらしの鳴き声と風鈴の音がお気に入り。
この組み合わせは聞いてるだけで涼しい気分になれます。
とうか編で培われた丁寧な雰囲気作りからのえっちな展開への自然な繋がりは、今作でも発揮されています。
さて、女性に甘えられるならどうしますか?ハイ、勿論おっぱいですね。
というわけで、今作ではおっぱいがふんだんに活かされます。揉んだり吸ったり、それらをしながら擦られたり。
その際のみつなさんの艶っぽい声がまた唆られます。お姉ちゃんだって女なのです。
何はともあれ、とにかくお姉ちゃんに甘えてみたい人には手放しでオススメ。
みつなさんは年長者キャラに期待される要素である甘やかし上手に溢れています。
私もまた甘えられる日が来ればいいなーと思います。
たまゆらの宿、二作目は癒し手が変わってかさねとは対象的な子がお相手。
ちなみにたまゆらとは「ほんの僅かなひと時」の意。
ホントにここは癒し手のキャラクターが魅力的だと思います。
今回の担当であるとうかは、非常にマイペースで人懐っこい関西弁の女の子です。
喋っている関西弁は語気が強くなく、刺々しさ皆無で砕けた口調のまったりした可愛らしいもの。
ちょっぴり騒がしいようで、まったりのほほんとしたとうかのキャラにドンピシャに合う花蓮さんの声が尋常じゃなく凄い。
まさに脳が蕩ける声。話を聞いてるだけで「もっと聞きたい」と思うあたり、一種の中毒性があるのではなかろうか。
耳かき音、環境音も注目点。
耳かきをされている際の鳥の声で宿近辺ののどかさが想起できるくらいには臨場感が溢れています。
個人的なおすすめは耳ふーです。
実際に喰らって下さい。私は体が跳ねました。
えっち方面については癒しの雰囲気重視ながらに上手い具合に進化したなと感じました。
手コキの際の効果音こそ控えめですが、ネモン℃さんの十八番である雰囲気作りがしっかり成されており、そうした行為に至るまでのやりとりがしっかり展開されます。
なので、聞き手がそういう気分になれる土台ががっちり作られているので雰囲気に浸りやすくなっているのです。
なにより、ヒートアップしてだんだん激しく耳を舐めてくるとうかのギャップが非常に滾ります。
何処をとっても文句なしのハイクオリティな癒し音声作品。
まずはとうかの声に引っかかるものがあったら全力でオススメします。
それほどまでに、とうかというキャラクターはなんか持ってます。
また逢えるたまゆらが実に楽しみです。
たまゆらの宿シリーズ第一作目且つ、サークル「ネモン℃」さんの処女作でもあります。
第一作ながらも、雰囲気作りが非常によく出来ているのがこのシリーズの特徴だと思えます。
たまゆらの宿シリーズでも特に魅力的なのは癒し手のキャラと声。
しっかりしてるけど、どこか隙のある優しげな少女、それがかさねです。
そんなかさねの表情、行動、感情が伝わってくる橘まおさんの演技が本当に素晴らしいです。
音響についても抜かりあらず。
マッサージや耳かきは本当にされているかのような質感を誇ります。
環境音についても、目を閉じれば状況が浮かんでくるレベルのリアルさです。
後半のえっちパートですが、この部分は癒しの雰囲気重視なのがちょっと惜しい感じがしました。
さすさす、というモノを擦る音こそ僅かに聞こえますが、個人的にはもう少し粘った水音を鳴らすなど、そこは少し下品にしてもよかったかも。
ただ、かさねの熱っぽい声が興奮を助長させるので、そういった部分を活かしつつ、これから改良していってほしいな、と思いました。
癒し音声として一級品ですので癒し目的で聞かれるのもいいですが、特に裏設定などを踏まえることでより深い世界観に浸りたい方にこそオススメしたいです。
最初は雰囲気に飲まれつつ、ただされるがままに癒されるだろうと思います。
そして、同梱されているストーリーや設定を読んで聴き直すと、また違った想いを抱いて聞くことができます。
この宿において、癒し手の女の子はあなたを癒やすことが目的であり、その距離感は店員とお客でもなく、恋人同士でもありません。
だからこそ保たれてる独特な関係の距離感こそが、たまゆらの世界にある究極の癒しの正体ではないでしょうか。
さぁて、また逢える日は来るのでしょうかね…―――?
2017年08月08日
捕らえたお姫様(貧乳)を助けに来た女騎士(豊乳)をあの手この手で陥れていくのが目的です。
短編なのでボリュームは少なめ。ものの2~3時間あればコンプできるでしょう。
戦闘システムは所謂じゃんけんのような三すくみのパワーバランスから成り立つもの。
テキストを読んで観察し、敵の行動を予測して、それに対応していく…という部分には"自然とテキストを読んでいる状況"が作られていることに気付くと「おおぅ」となりました。
パターンがわかり、慣れるとちょっと単調だったのですが、Ver.UPでの戦闘システムの改良によって衣服破壊が追加され、さらに転倒させた相手にセクハラが可能となったりと改良がされました。
前述の"読ませる状況が作られている"部分は漫画形式の独特なコマ割りされたCGにも当てはまります。
個人差もあると思いますが、ゲーム内画面をしっかりと読んで見てるんですよねぇ。
短編ながらもパターンが幾つもあるので、えっち面は中々に濃いです。
遊びやすくもじっくりと楽しめ、なおかつ濃いエロを楽しめる名作。
義理堅い女騎士を自らの手で性的快楽に屈服させていく過程を楽しみたい方には特にオススメです。
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道草屋、ずなちゃんシリーズいつつめ。
今回はなんとバーバーすずな(バずな)、花火大会、耳かきと三編に分かれた構成になっているでございます。
バずな編では新メニューに炭酸ヘッドスパが追加されましたでございます。
さくさくしゅわしゅわ、頭が涼しくなること間違い無し。
次の花火編では仲居たちとのおしゃべりがメインになりますでございます。
花火を見ながらしゃくしゃくごくごくぽりぽりと。
そしてお待ちかねの耳かきでございます。
ごしごしとされながら本日あったことをおしゃべりして、極めつけに子守唄三段構え。
期待以上の素晴らしい音が満載でございます。
今回も前回のたびこさんシリーズと同じく仲居同士の掛け合いがあります。特に花火編はこっちがメイン。
賑やかな雰囲気は聞いてて道草屋の日常に入り込んだかのよう。
HPや同梱されている数コマのような仲居たちの世界に自分が居る感覚がバリバリです。
そうした部分はこれまでの道草屋シリーズにない新鮮さがありました。
今作はこれまで以上に「道草屋の世界への没入感」が半端なく凝縮されています。
なので、常日頃から「ここ行きたい!!」って思っている旦那様にはクリティカルヒットするのではないでしょうか。
茹だる暑さの中、塩飴でも舐めながら水桶に足を突っ込みながら聞くといいでしょう。
夏祭りで並ぶような食べ物や飲み物を用意し、花火が見れる環境を用意してもいいですね。
夜になったら子守唄で寝ちゃいましょう。
癒しと和みがハイレベルで同居した空間が展開されているという徹頭徹尾のリラクゼーションでございます。ございます。
紹介文の通り、変に凝ったシステムのない単純なRPG作品です。
だからといって手が抜かれてる部分は皆無、基本がしっかり押さえられている破綻のない出来に仕上がっています。
レベルをしっかり上げていればバトルもそうそう苦戦することはありません。
二週目以降だとクリア特典装備のお陰で楽々攻略可能。
何より主人公であるサヤちゃんというキャラクターが良い。
シンプルなRPGな分、キャラの魅力が凝縮されている部分に全力が注がれているといってもいいくらいです。
見た目のイメージ通りに優しげな儚げな天使、それがサヤちゃんです。
そして魔物の特性でエロいことをされると抵抗できなくなるのが非常に都合の良いスパイスになっております。
基本的にHイベントは無理矢理犯される系のものばかりですが、上記の魔物の特性のおかげかすぐに感じちゃうので悲壮感はそこまでありません。
そういった部分は各種EDにも言えるかも。詳しくはプレイして確認してください。
というか、こんな天使な女の子犯したら嫌がられながらも感じられてたとかなったら、犯してる側の思考はそりゃハッスルしますわ。
メインビジュアルにビビッときて、体験版でサヤちゃんかわいいな!ってなったら購入を勧めます。
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「好き」という二文字を、たとえ妹からでも真正面から受け付けるとどう思うか。
それは人それぞれだけど、これを聞けば一先ずは自分の中の答えが出てくるのではなかろうか。
本作は照れ隠しのツンとかまどろっこしい口ぶりもなく、「兄さん大好き」と妹からの全力ストレートラブが展開される作品です。
そういうわけで、今作の特徴は「妹からの純粋な好意」だと思います。
瑠璃子は自覚してるくらいにはブラコンですが、兄を男として好きとかそういうのではなく、あくまで兄として大好きと考えている妹。
なので、インモラルな傾向は全くのゼロ。加えて、「好き」という言葉もなんというか、爽やかで可愛らしいです。
浅見ゆいさんの声の妹から「好き」と言われて癒されたい兄さんには全力でオススメ。
加えて、可愛らしいできた妹から兄として尊敬されたい場合もオススメします。
この作品を聞く際に「俺、瑠璃子が思ってるほど立派な兄じゃないよ!」と思うのは一旦やめておきましょう。なんにせよ、あなたは瑠璃子が大好きな兄さんなのだから。
そんなこと思ったら瑠璃子が悲しむよ。
あわよくば、隣に撫でる頭が、私はほしい。
シリーズ二つ目の位置づけですが、前作との繋がりはあまりありません。蓮さんと顔見知りになっている程度です。
しかし、できれば前作を聞いた上で聞くことをオススメします。
なぜなら前作と比べると、明らかにあらゆる要素がグレードアップしているので。
とくに、耳かき音あたりの進化が顕著。
えっち要素も非常に濃い目。
前回は手淫(おまけ含めず)に終わりましたが、今回は本番行っちゃいます。それも(旦那様の体力が続くなら)二回。
言ってしまえば3Pな状況になるので、それはもう音で犯されてると言っても過言に非ず。
半時間は耳をしゃぶられ尽くされるので、ぬるぬるのねっちょねちょです。
濡れてないのに濡れた感覚がするぐらいにはリアルな音がします。
今作で最も特徴的なのは、蓮さんと茜さんと同じサービスをパートで分けてしてもらえるのですが、してもらう人によって明確に違いが出てる部分。
その理由としては、してもらう場面や道具が違うことにあります。詳しくは実際に聞いてみると分かるでしょう。
環境音から耳掃除、えっちなものまで、とにかく高クオリティな音尽くしの贅沢たる逸品。
前述のとおり、前作でも満足の行く癒やしフルコースが正当進化しているため、音フェチな方であれば手放しでオススメできる作品です。