月の下さんのレビュー一覧

たどたどしくも自分の想いを精一杯伝えようとする健気な女の子は好きですか?
好き?結構、なら手放しでオススメします。

ささやき彼女というシリーズ名に偽りはなく、重視されているのはささやき声。
かの仔さんのボイスがキャラクターにピッタリハマっています。
バイノーラル録音の性質を遺憾なく発揮しており、熱を持った吐息が耳に届いてきますよ。
もちろん声だけでなく、衣擦れなどの効果音も相まって非常にリアリティがありますね。
というか瞼を閉じれば冬子はそこにいるよ。いる感じがするとかじゃなくて、いるんだよ。いいね?

冬子はあなたの彼女なので、ものすごく距離が近いです。ぺたぺたくっついてきます。かわいい。
控えめな性格なので言葉数は少ないのですが、攻める時には攻めてくる大胆な一面を持ち合わせてます。すごくかわいい。
それは偏に彼氏であるあなたが大好きだから。めっちゃかわいい。

耳かきは綿棒によるもので、しっかり目にごしごししてくれます。
その際にぽつりぽつりと呟いてくれるのも、彼女の性格がよく出ていますね。
真骨頂は添い寝パート。シチュエーションがシチュエーションなだけに冬子がぴったりくっつきます。抱枕を買って出た冬子の重みが心地よい。冬子はいるんだ。
同時に耳舐めもしてくれるのですが、吐息と湿り気が凄まじい。それに加えて、ささやいてもくるのだからくすぐったいことこの上ない。

癒し、ある程度のえっちさ、恋人同士の甘酸っぱさといった様々な要素が高次元な水準で揃っている名作です。
初心者から経験者まで、幅広い層にオススメできます。

ちなみに続編が出ています。
冬子の彼氏なら是非耳に入れましょう。
3年待った彼氏は泣いて喜んでいい。

おとなは手が滑るものらしい…お酒が入ると。

道草屋シリーズ芹さん編の二作目です。すずしろと同じく、えっち方面に力を入れられております。
相も変わらず音のリアリティがすごいです。

今回は耳かきではなくマッサージのサービスが行われます…が、普段とちょっぴり様子が違うような。
本来ならあまりよろしくないのかもしれませんが、聞き手と芹さんは顔見知りなので、まぁ許容範囲ということで…という流れでなんやかんやしちゃます。

そんなマッサージサービスで身体がすっきりした後はまったりタイム。
こちらは子守唄と語りで心が癒やされます。
日々の喧騒を逃れられる静かな道草屋という宿だからこそ感じられる経験でしょう。

やはり魅力的なのは道草屋の女将であり、おとななじょせいである芹さんというキャラクター。
場面によって変わる声色は、表情の変化すら感じ取れるかのようです。
雁庵うずめさんの演技もあって、ちょっぴり妖艶ながらも大変可愛らしいくもある大人の女性であります。

声だけでここまで様々な感情が沸き立つものなのかと唸らされます。
耳で幸せになりたい旦那様は是非どうぞ。

作品の画像の通りなことをされます…だけだと説明不足すぎますな。

本作は道草屋シリーズすずしろ編の第二作目。ここからすずしろのえろだいこん伝説が始まる―――
道草屋シリーズの特徴である音のクオリティ、今作ではえっちな方向に遺憾なく発揮されております。
視覚情報がないにも関わらず、音の効果による没入感は凄まじいもので、あたかも本当にされちゃってるような感覚に陥ること間違いありません。

すずしろのキャラクター性も、そういった没入感を助長させてくれます。
一作目(芹しろぱっくにはいってるものも含む)の続編の立ち位置であり、お客様(聞き手)とすずしろは顔見知りになっています。そのため、一作目と少しだけ接客態度が違っております。そういう点では前作を聞くことを推奨。
彼女は雰囲気に流されやすいのか、マッサージのせいでアレがソレになってしまいコレしてしまい――なエスカレートな流れが生じて…
その際の声のトーンや喋り方から、表情まで読み取れそうな餅よもぎさんの演技が光ります。

中でも特に注目すべき点は、「直接的な淫語を一切使っていない」ことでしょう。
あえて直接的な表現を使っていないことで「お店でやっちゃいけないことを秘密にやっちゃってる感」が生まれ、背徳っぷりがムクムクと膨らんできちゃいます。

また説明にもあるように、そういう用途ではなく、安眠用音声としても扱えるトラックが同梱されてますので、日によって使い分けれます。オトクダネー。

本作を聞くと音だけで興奮できる辺り、耳は優秀な性感帯だと改めて納得させられます。
それほどまでに音って凄いわぁ…と実感させられます。
音好きならぜひ耳に入れてください。

道草屋シリーズはこべら編、すずな編のそれぞれの一作目を同梱したパックです。

季節が巡って環境音が変化し、芹しろコンビとはまた違った雰囲気の癒しが楽しめます。
リアルな環境音、心地よい耳かき音はやはり没入感を高めてくれますね。
すずなは静かな冬のある日、はこべらはうららかな初春のある日、聞いている時が何時であれどその季節にいる感覚さえします。
極めれば香りすらしてくるんじゃなかろうか。

音もさることながら、道草屋といえば魅力的な仲居のキャラクター。
芹しろぱっくが動と静なら、このはこずなぱっくは大人と子供。
はこべらは博識で妖艶な大人、すずなは世間知らずで純情な少女です。藤村咲樹さん、藤堂れんげさんの演技も非常にマッチしています。
年齢的な意味…というよりも経験年数の違いというか、ともかくイロイロな意味での違いである「大人と子供」です。仲居としてはベテランと新人、そういう違いもありますね。
そういう部分は甘噛みパートに如実に現れてきます。
片やくすぐったい甘噛み、片や何かいかがわしい感じの甘噛み。旦那様によってはどちらもあり得るでしょうが。

各編の初回というだけあってド真ん中の直球ストレートな癒し音声という仕上がりになっています。
安眠音声の威力にさらに磨きが掛かっており、横になりながら聞くと確実に眠りに落ちること間違い無し。
幸せを耳に入れたい旦那様はバスのチケットを購入しましょう。

同人音声作品の中でも、屈指のクオリティの高さである「道草屋シリーズ」の最初期の作品です。
シリーズとあるように、基本的に続きもの。聞き手は道草屋に来店したお客様という立場であり、本作は最初の来店ということになります。
一応、前の作品を聞いてないと不都合が生じるなんてことは特にありませんが、常連となるに連れて仲居たちの応対態度の変化が見られるため、ひとつにそれを楽しむためにも聞くべきでしょう。

本シリーズの特徴は何と言っても「音のクオリティの高さ」による癒し効果。声はもちろん、様々な音による癒しは一聴の価値あり。
耳かき音はあたかも本当にされているかのような、耳舐め音は湿気や熱すら感じられる…とにかく目を閉じるだけでも簡単に場面が思い描け、本当にされているかと錯覚するくらいにはリアルな音です。
余裕があればVRプレイの如く、動作を真似るのもアリかも…というか自分はやった。

仲居たちのキャラクターも注目点。
すずしろは静かな雰囲気の少女。餅よもぎさんの透明感ある声はまったりとした心地になるでしょう。
対象的に、芹さんは賑やかな雰囲気のお姉さん。雁庵うずめさんの演技で、可愛らしくもちょっと妖艶な雰囲気が醸し出されております。
動と静、方向性が別ベクトルであるからこそ、それぞれに違った魅力が生まれていますね。

音による快感を欲している…ともいうべきか、ともあれ自分が音フェチだと思われるなら買って損はしないと断言できます。
まずは体験版からドウゾ。
そしてあわよくば、後発の作品も是非聞いていただきたいです。音の進化が凄まじいので。
最終的に自分みたく、安眠音声を聞きながら寝床に入るのが習性になるかもしれませんが…それもまた一興。

冬子はいるよ!まさかまさかの冬子続編。
最長でも3年は待ったであろう彼氏さんは泣いて喜ぼう。

関係が進展した続編なので、前作の「ささやき彼女　冬子」を先に聞くことをおすすめします。聞かなくても大きな問題はありませんが、冬子という魅力的なキャラクターをさらに堪能するには是非とも聞いておいていただきたい。
声数は少ないが一生懸命に頑張って想いを伝えようとする健気で彼氏が大好きな子、それが冬子だ。最高か。

前作と同じように、やはり本作のウリはささやき声。特に、ぽつぽつと喋るような冬子のキャラとささやきは非常にマッチしていると思います。
今回はシチュエーションがシチュエーションなだけに、前作以上に距離が近いのでささやき度アップ。
耳かきも完備。冬子は彼氏のためにがんばって耳かきをしてくれるので、耳も心も幸せが満ち足りるでしょう。

さらに前作とは違ってR-18作品になったため、初めて(重要)えっちなこともしちゃいます。
その際の冬子の反応がまぁ可愛らしいこと。冬子のもう一つの面である、やる時はやる大胆な一面も相まってR-18パートの破壊力は凄まじい。あーもう冬子かわいい。

癒し、えっちさ、甘酸っぱさが前作よりもさらにパワーアップしています。
耳から幸せを満たしたい彼氏さんは是非とも冬子を彼女にしましょう。
後悔はしません。

願わくば3が出るのを待ち望んでいます。

「伺か」というデスクトップマスコットはご存知だろうか。
このゲームはそれのシステムに近いアドベンチャーゲームです。(なので伺かユーザにはかなりすんなり入ってくるでしょう)
コマンドを選択して会話したりコニュニケーションをとってただひたすらイチャコラするだけです。ホントそれだけです。
しかし、単純だからこそ奥が深い…「人工無能でもコミュニケーションとってるだけでこんな楽しいんだ…」って思えるくらいには。
そら先生も日が暮れるまで一日中頭撫でるわ。そらプレイヤーも気づいたらカチカチし続けるわ。

特に呼び名を変えるシステム。これが非常に重要です。
ウレシハズカシな本名や渾名プレイもよし、お兄ちゃんやお父さんと呼ばせて擬似家族プレイと洒落こむか、特定の名前で呼ばせるとほんのちょっとだけ反応があって面白い。

-こんな人にめっちゃおすすめ-
「傷跡ある女の子はちょっと…」とか思ってるあなた。
しっぽりする頃には「傷跡少女サイコウ!」って思うようになるでしょう。
「奴隷なんだから俺の好き勝手してもいいんだろォ?」とか思ってる鬼畜ご主人。
あるイベントを起こした後にイチャコラしてる頃には「あんなことしてごめんなさい!!あああああ可愛いなあああああ」とイチャコラ容認派に下るでしょう。
「あー、ゴーストとイチャイチャしてぇなー、しっぽりしてぇなー」とか思ってるユーザ。
一通りコミュニケーションをとった後「すいませんもう許して下さいもう出ないんですやめて搾らないdあああああああああ」って感じで枯れますので注意して下さい。
心を閉ざした傷だらけの奴隷娘を引き取って純愛したいって人は言わずもがな。

まずは体験版を、もっとイチャイチャネチョネチョしたいならお買い求めるといいでしょう。