KITさんのレビュー一覧

文字通り、オタクに優しい世界。

イケイケな褐色ギャルとスラリとしたモデル顔負けな
クールなギャルとの交流を描く。
どちらも住む世界が違いすぎ、関わることはないと思っていたら、
グイグイ来るわ、持ってるグッズに興味津々とまさかのギャップに
驚きと多様性を認めて共感できる内容に嬉しさがこみあげてくる。
現実もこうした違うものを安心して楽しめる世の中になってくれればと
願わずにいられない

主人公は夫を亡くした72歳のおばあさん。
心配性な娘と孫にあれこれ言われながらも「自分が
いいと思えばそれでいい」「他人は他人」と線引き
して(良い意味で)のらりくらり。
持たされた携帯電話もたまたま見つけた亡き夫の
アカウントに日々の報告したりと、ともすれば「この人
大丈夫か」な感じで距離をとられがちだけど、縛られず、
自分をしっかり持っていることに逆に気付かされたりと
モヤモヤの解消に繋がりそう。

主人公は実力は申し分なく、所属するロンドンでも中心選手として活躍。
しかし、プロ意識が高すぎるがゆえに失敗したプレーに容赦が
ないため孤立がちで代理人も苦笑するほど。
高年俸と代表に選ばれてもおかしくないくらいの持ち主がふとしたきっかけで
日本の3部に当たるチームに5億で加入したことから動き出す。
新天地でも相変わらずだが、獲得を熱望した監督のビジョンに乗り、文字通り
ジャイアントキリングを狙う展開に壮大感があって期待

生徒全員が異世界に転移となり、魔物が跋扈する中に、力を得た者等が
暴動を起こし、大混乱。
それに巻き込まれてもう虫の息となった主人公が逃げ込んだ先にスライムに
遭遇し、助けられたことで魔物を使役する力が覚醒。
その力を持って生きていくことを決意し、あらゆる困難に立ち向かっていくもの。
悩みながらも死んでしまった女性を取り込むことを選択、自分と同じく絶望していた
後輩を助けたり、よくある力に溺れたりや楽な方向にいくのではなく、
どうやって上手く生きていくためにを実践していくたくましさに敬意。

学生時代に失敗した就活でのトラウマをひきづり、
リア充生活を満喫中の妹と厳しく接してしまう母、
見守る父と暮らす主人公。
ダメダメかと思いきや、手先が器用だったり、
相談に乗ったりして悩み解消したりと光るものを
持っており、どこかもったいない面がもどかしい。
あとは引きこもりで身についたグータラ精神と豆腐
メンタルをどう改善できるかがカギだが、果たして
どうなるだろうかと気になる

主人公は人見知りがちで学校でもやりたいことが
見つからない中で、3匹の猫たちとの遊びが一番
楽しいひと時。
とにかく元気で回りを引っかき回すまー、少し
おっとりなしー、知的なろーと実に個性豊かで
彼女らを見ているだけも癒される。
そこにお嬢様ともう一匹の猫がやってきてさらに
賑やかになっていく。
何だか楽しくて羨ましいなと思えてくる

常に無表情でともするといじめに標的になりそうな
柏田さんに、そんな彼女を驚かしたい太田君とのやり取りが
楽しめる。
びっくり箱やら虫とかで試みるもそれが裏目に出て自身が
大声や悲鳴を上げて醜態をさらしたりで何だかこちらも笑えて
スッとしてしまうものがある。
それを見守る(?)クラスメイト達も交えての展開になんて
優しい世界なのかと羨ましい。
そんな柏田さんも実は表に出していないだけで実は驚いていたり、
構ってもらえてうれしいみたいなので今後に目が離せない

全日本オープンで最後のショットが入ると思っていた瞬間に
落雷が直撃しそこで人生を終えてしまった主人公。
しかしあろうことか持っていたパターに転生してかつ、重度の
ブラコン妹と意思疎通ができることが判明。
妹は兄のため全日本優勝を掲げ専門学校に通い、パター1本で
やり遂げる展開に。
パターは転がすだけというイメージしかなかったが、飛距離を
飛ばせるとか「そうなのか」と驚きがあり、ご都合なチートとかの
ごまかしがないので奥深さが知れるものになっている。
果たして達成できるのか

数学が苦手には自分には縁がないと思いがちだけど、
数学オリンピックがあってその狭き門に果敢に挑む
彼ら彼女らの奮闘を知れる。
数学オリンピックの出場のために、それのみのために
ひたすら打ち込んでいた主人公に数学好きな少女が
現れてその天才っぷりを目の当たりにしてから大きく、
広く見る世界が変わっていく。
教師を始め、一癖も二癖もある人物たちとの出会いで
どのような展開になるのが今後が楽しみな上に数学に
興味を持てるようになるかもしれない

見事優勝して横綱昇進という未来が突然異世界に
召還されてしまった力士の奮闘もの。
厳しい稽古の賜物なのか、最初は取り乱してたものの、
落ち着きを取り戻しつつ、相撲の決まり手を駆使して
モンスターをなぎ倒しそのモンスターを食材に
ちゃんこ飯を振る舞い邁進していく。
異世界料理だからといっても、(三枚に)下ろして身の
残った骨を骨せんべいにしてとか実際にできそうなネタが
あったりと見所もあり