色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 10位 | (役に立った数:5,233件) |
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投稿数ランキング | 63位 | (総レビュー数:2,394件) |
エロは、淫乱になった妹エルフに姉エルフが感化され、姉妹で汗だくレズプレイをする作品となっている。汗の表現はとにかく拘り抜いており、テキスト・スチルでこれでもかと描写している。身体は滝のような汗でぬらぬら湿って光っており、周りにはメスミストを振りまき、「淫」そのものであるかのようだ。テキストでは腋汗や体臭の匂いの言及が地の文でも台詞でも数多くあり、むせかえるような雌臭さが溢れている。
プレイ自体も変態的なものが多く、蒸れ蒸れの足裏ストッキングを嗅いで興奮したり、汗ぐっしょりの腋を舐めたり、腋毛にもむしゃぶりついたりと、やりたい放題である。個人的には、全身ピッチリ黒インナー姿の妹ヒロインに腋汗染みができていたシーンがグッド。
エロは、ヒロイン一人対村全体によるレイプという作品である。最初こそ凌辱作品風の展開だが、ヒロイン自身もこの異常性に適応してしまうため、後半はヒロイン自らが順応する変態雌になってゆく。
フェチポイントは高く、身体の匂いのほか、汗濡れの腋を舐めるセックスやヒロインの腋を舐める・腋コキするなど、変態的なプレイも多い。
徐々に男たちが色香に狂ってゆく・ヒロインも雌として男どもに雄を求めてゆくという、色に狂ってゆく過程を丁寧に描いていることも特徴である。ヒロインは村長や顔馴染みになった住民、はては性とは無縁な関係を気づけていた唯一の存在にまで犯されることとなる。そんな惨めで最低なのに、彼女は快楽と雄の欲望に貪欲であり、浅ましく行為に励んでゆくのである。以上のような全員が色情狂に堕ちてゆくダイナミックさもよい。
エロは、性を覚えた清楚エルフが、気持ちよさに歯止めがきかなくなって変態に堕ちてゆく作品となっている。媚薬という理由があるにせよ、そんなことが言い訳にならないほどアヘ浸りきるので、見た目は清楚、中身はドスケベを十二分に堪能できる。
最初こそフェラ・本番挿入と一般的な行為だが、加速度的に変態プレイに発展してゆく。雌の匂いの他、輪姦妄想や目隠しプレイ、鼻フックを使った変態的な衣装でのコスプレプレイなど、フェチの創意工夫が楽しい。
個人的に嬉しかったのは、腋プレイが多い点である。ここまでスチルおよびテキストで腋・腋汗を取り扱った作品は珍しく、ユニークさという言葉では言い表せないほど本作の希少性は高い。
腋を汗で濡らし、腋でコキ、中盤からは腋毛まで生やして腋フェロモンで興じる。ビキニバニー腋(汗、毛)プレイのシーンは筆者の性癖全てを狙い撃ちにし、ものすごく興奮した。そういった事情も相まって大変に満足度の高い作品となった。
エロは、主に脅迫などでヒロインをレイプする内容で占められており、嫌がる女の娘が徐々に快楽に理性を蕩かされて、堕ちてゆくシチュエーションを堪能出来るエピソードが多い。基本的に脅迫者の竿役とヒロインの1対1の組み合わせが多いが、プレイに少し変化球をつけている作品もある。
「少女姦落」では学園エロ調教ものならではのエロ授業や、見抜き集団の前で犯されるなどの羞恥プレイもあり、一番場面に変化がある。
「偶像デザイア」では、3Pものになっており、ヒロインと竿役たちがお互いの期待に応えられなかったというミスマッチをベースに輪姦風に描いている。
「羽が消えた天使」のようなストレートなレイプ強制ものもあるが、こちらも想い人がいるヒロインという要素を加えてNTR快楽敗北の趣を追加している。
他のジャンル作品としては、コメディ風やイチャラブものが1編ずつ収録されている。「秘密のダイエット」はセックスをトレーニングに取り入れており、あれよあれよという間にヒロインがエッチしちゃう作品だ。「生イキシスター」は兄妹のラブラブ近親相姦もので、こんなエロカワイイ妹に手を出さないのは無理だというコンセプトで突き進む。
中でもお気に入りは、「放課後の罠」「委員長の秘め事」である。
「放課後~」では、恋人の前で褐色ギャル処女ヒロインを犯すNTR作品だ。派手な金髪とつややかな褐色肌の恋人第一主義ヒロインだが、彼氏君とは行為を失敗してしまう。それでも彼氏君以外には感じないと竿役に啖呵を切るも、無惨に絶頂漬けにされて裏切ってしまう。ヒロインのイキっぷりと、彼氏君の惨めさがよくできたお手本のようなNTRだ。
「委員長~」では、エロコスプレイヤー脅迫レイプである。ルール厳守のお堅いヒロインがエロ衣装で言いなりになる、というだけでもよいが、ドスケベフェイスでイきまくる浅ましさはギャップ萌えとして美味しい。
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エロは、性転換魔法退魔変身ヒロインが化け物に凌辱され、雌として屈服してゆく流れをメインに描いている。各シーンの1枠あたりのテキストはかなり多く、差分もそれに合わせて細かく用意されており、ボリュームは相応にある。堕ちるまでの抵抗部分だけでなく、完全屈服宣言およびその後の雌堕ちエピローグもそれぞれスチルを使って描いており、起承転結が一つ一つ丁寧だ。
スチル周りで特に気に入っているのは汗濡れの描写であり、全身や腋が本気の興奮で火照り濡れ光っており、フェチ度が高い。オカルトホラー寄りの作風に合わせた渾身の彩色もダークな凌辱の雰囲気を醸成しており、演出に一役買っている。
堕ちについては、ヒロイン自らが選ぶという演出を特に意識している。ゲーム部分では悪魔に頼らざるを得ない状態になると、自動で悪魔カードを使用するのではなく、わざわざプレイヤーに選択させる。シーンテキストでもヒロインが徐々に雌家畜になってゆくことを受け入れて求めまでしてゆく心境の変化を重点的に描いており、「自ら堕ちる」に拘りがある内容だ。
ゲーム部分については周回前提の作りと思われる。最初の雑魚敵にすら苦労するため、1週目は素直にチートを使いエロとカード・ステータスアップ収集に徹し、引き継ぎありで2週目をすることが却って早道でハッピーエンドにたどり着けるだろう。
チートありならば1周あたりのクリア時間はそれほど掛からず、クリアする頃にはそこそこデッキ構築上限(=本作におけるHP)も大きくなっており、2周目は意外なほど楽にクリアできる。初周回の鬱憤を2周目以降で晴らす楽しさはなかなかなものである。
エロは、おもに高慢だったり外道だったりと最悪な性格のヒロインたちが逆襲レイプされちゃう作品である。犯される際の絶望、惨めさ、肉体的な痛み、しかしそれでも感じてしまう快楽など、ごちゃごちゃした感情を上手くない混ぜにしたセックスシーンはどれもエロ凄まじく、引き込まれてしまうだろう。
大半が女への逆襲系であるが、収録1作目「処女喪失~」は性悪処女ギャルが舐めている男に気持ちよくされてしまうエロコメディ風の作品である。次の「炎上確定~」だけは普通の女学生ヒロインが負の連鎖故に脅迫レイプされるという内容で、この2作品は本作の残り4作掛けて描かれる頂き女王シリーズとは趣旨が違う。作品ごとに別々の持ち味があると言うことであり、幅広さも楽しんでもらいたい。
さて、個人的な趣味に合致したのは頂き女王4作であり、特に「自信過剰~」と、「完全超悪~」「完全敗北~」(この2作品は前後編の関係)である。どちらのヒロインも性格の悪さが逞しいファイターを思わせ、却って嫌いになれない。そんな意志の強いヒロインたちが敗北する。
なお、「貫通悲劇~」はあとがきの内容を念頭に読むと頂き系の闇の深さが依存という形で濃く出ており、ぞくりとした。
「自信過剰~」は頂き系と金づる男たちを蔑むPJヒロインが輪姦される。群がるおっさんたちに身体中まさぐられる前戯シーンがあり、エロ蹲踞にされ両の乳首を引っ張られながら膣中指責めでイカされたりする。さらには首絞め+2穴責め尻穴処女喪失もあり、ソフトとハード両方の描写が良い。ラストのぶっ壊れ姿は本作一番のお気に入りだ。
「完全~」2作は女王然としていたヒロインがをぢたちに逆襲輪姦される。初手から何本もの竿に責められ、3穴を消費される。定点描写では社交の場のエロ道具扱いにされたり、後編では浮浪者輪姦なので不潔さ重視の輪姦までされる。ガタガタ震え、泣き顔で崩れる彼女は大変に可愛らしかった。
エロは、メスガキ系双子スーパーヒロインを機械姦・尊厳なしエロバトルで見世物にし、堕としてゆくW凌辱作品である。前半と銘打っているものの、本作のみでも起承転結はまとまっているので不完全燃焼感はない。
冒頭で舞台となる女畜加工プラントの説明・ヒロインズの生意気さと強さを描写し、コンパクトな導入が本編の期待を高める。ヒロインズは終盤まで耐えようとしており、生意気な性格はなかなか崩さない。二人の絆の力によるエンブレムの設定もあいまって、仲の良さを保っているのもグッドだ。
さて、前半は機械姦による肉体エロ開発であり、二人並べてVRバイザーでの刷り込み調教、媚毒入り強制給餌(ボテ腹あり)が展開される。激しく喘がされる無様さ、尊厳なしの哀れさがたっぷりと描かれているのがよい。
後半は「弱点告白ゲーム」で見世物にされる。先のエンブレムの設定を想起した上で読むとエロスと悪趣味さがブレンドされた名シーンとなっており、詳細は是非ともご自身でお読みいただきたい。
エロは、特殊な機械などでクリトリスや乳首をひたすら弄くられる快楽調教作品である。本番無しながらも、ヒロインがイキのたうつそのエッチさは相変わらず磨きが掛かっており、満足度は高い。
急所を重点責めされる際のヒロインの反応がいちいち可愛らしく、耐えようとして結局絶頂してしまう無様さも、エロ蹲踞姿で全力イキしてのけぞってしまう情けなさも、どれもこれも出色の内容だ。
なまじヒロインは屈服しておらず、隙あらば逃げ出してやるという闘志が残っているのがなお滑稽さを際立たせている。強固な意志が快楽にヘロヘロになってゆく流れの本シリーズの魅力は健在である。
また、本作もユニークな機械・道具が登場し、こちらも面白い。テキストでの説明もほどよく描き込まれており、ある程度読者にヒロインのヤられ姿を想像させた上で、実際に喘ぎ乱れさせるので、よいフレーバーになっている。
エロは最強女侍が、理不尽な命令によって見た目も性格も最悪な雑魚たちに犯される。メインテーマは「嫌がるヒロインを無理矢理ヤる」「雑魚姦」となっており、その描写がほぼ全編を覆っている。
まずヒロインの目力が軽蔑と嫌悪でたっぷりとなっており、そのニラマレのおいしさは随一である。思わず青筋まで立てて怒りを表すも、それでも必死に耐えて無様奉仕する姿は大変にエロい。
雑魚とヒロインの格差も数多く描写されており、「こんな状況でなければ・・・」という悔しさ、エロ以外はなにも考えていない竿役たちのゲスさが際立っており、シチュの持ち味は堪能出来る。
何より、終盤まで我慢していた嫌悪感が爆発し、身体全体で拒絶する膣中出しされるクライマックスシーンは必見である。