穂積さんのレビュー一覧

まず序盤に自宅での持ち帰り仕事からのストレス発散が描かれています。
この女教師がいかに性的刺激に飢えているのか示しています。

一方で、保健室で男子生徒を迎えた声色は落ち着いた大人の女性であり、真面目で頼りになる教師像が浮かびました。
そんなクールビューティーから「孕みレイプ」と言う淫語が飛び出すギャップは効果抜群でした。
さらに、その知性的な女教師のイメージを維持したまま特権の効力を説明し、理詰めで逃げ場の無さを突きつけるそれはオカルトとは別種のホラーでした。

作中の描写を聴くに男子生徒は嫌がってジタバタしているそぶりがありました。
しかし、特権を抜きにしても腕力によって彼をねじ伏せて犯しているらしく、法的と物理的の隙を生じぬ二段構えの拘束が逆レイプ味を強めていました。

もっとも、前半こそ嫌がっていたものの、後半はだいぶ運命を受け入れて快楽に負けつつある男子生徒の姿が想像できました。
現に女教師がケツを突き出し、犯して欲しいと誘うポーズは扇情的な反面、物理的な拘束が皆無なので逃げようと思えば逃げだせる余地はあります。
その誘いに乗って男性主導で逆レイプ女を犯し、一心不乱に腰を振る様子がある種の調教の成功を感じさせられました。

そして、流石に搾られ過ぎて疲弊した男子生徒に対して、まだまだ食い足りないとばかりにおかわりを要求する女教師がホラーかと思うほどの恐ろしさを持っていてお勧めできます。
ぐったりした彼を一方的に犯し、半ば物言わぬ肉バイブでしかないのに今後の展望なども嬉々として語る女教師の凶器的な性欲がまさに女性上位でした。

本シリーズには明確な主人公が存在し、表紙やサンプルにて紫のウエアを纏った少女です。
本来の短距離走で記録が伸び悩んで落ち目だった彼女が裏スポーツ界に飛び込んで、「体作り」を終えた後のデビュー戦が本作です。
ちなみに前作(RJ436090)は彼女が半信半疑ながらも肉体改造を受け入れ、見本がてら先輩選手らの走りを見学する内容であり、彼女自身は実戦を経験していないとはいえ、先輩選手の凄まじい超乳揺れは圧巻ですし、トレーニング風景も弾力に物を言わせたダイナミックなHがお勧めできるので、本作が気になったなら予習して損はありません。

常識的に考えて身動きが取れないだろう超乳を弾ませて走る躍動感も言うまでもない見所です。
しかし、それに劣らず注目すべきは超乳に食い込んだスポーツウエアと言うフェチです。
この走法は超乳のバウンドのコントロールが肝心なので、痛くないのか心配なほど乳肉を締め付けたウエアを選手達は着用し、それが時にはポロリしたり、膨張に耐えきれずに引き千切られたり、走る乳を彩っていました。

また、観客からの淫猥な視線を承知の上で、選手達はトラックに立っているのも本作の特徴です。
ある者は視姦に酔い痴れて、ある者は意識的に観客を魅了するパフォーマー、ある者は競技としてのペース配分まで計算するアスリート、三者三様の興奮が見られる面白さがありました。
短距離走と言う移動を行っている最中なのに目に見えてアヘっていく変貌はシュールなようで、この走法では興奮に連動した膨乳が速力をアップさせるので、少なくともアスリートタイプは勝つために真剣に絶頂していると言う特殊な思考回路もフェチを熱くさせてくれました。

そして、超乳と超乳が競り合うデッドヒートが他に類を見ない良さを産んでいました。
直線コースの競り合いを正面アングルで描かれたおかげで超乳変態女がこっちに迫って来る錯覚を得られる最高の瞬間なのです。

アニメの構成は原作漫画を尊重して忠実です。
原作(RJ283207)を発売当日に買ってレビュー書いた私が言うんだから間違いありません。
なお、本作は1話目に留まらず2話目(RJ295012)の内容まで含んでいます。
これは決して無理に詰め込んだのではなく、週刊少年漫画と同じく漫画なら1話分(数十ページ)でもアニメにすると10分弱にしかならないので、30分アニメのAパート程度でしかなくBパートで2話目に突入するのが妥当だからです。

また、原作に忠実とは言ったものの、厳密には順序が少しだけ異なります。
原作において序盤は占いの最中にたどたどしい恋の心情を語り、些細な出来事から急接近するハプニング性がエロラブコメを形作っています。
言い換えれば直接的なH描写は後半ページに集中しているわけですが、本作ではフラッシュバックするかのように序盤にもHシーンが挟まる構成です。
演出の匙加減と言えばそれまで、強いて別の理由を挙げるならメディアの差かもしれません。
漫画で序盤にHシーンを挟むと物語の流れを断ち切ってテンポを悪くする恐れがある一方で、アニメならば明瞭に回想とわかる形で挿し込むことが出来て視聴者の股間を暖気する役割も期待できます。
もっとも、そういった演出論を超越した観点として、ピンクパイナップルは「掴みとして」序盤にエロシーンを持っていく傾向が強いと言うのも無いとは言い切れません。

そして、本作を語る上で欠かせないのが竿役のCVは邪魔か否か問題です。
あくまで個人的な感想ですが、全く邪魔には聞こえず、むしろ大好演だと断言できます。
本作の少年は可愛さ一辺倒のひ弱なショタではなく、ともすればヒロインを押し倒し、制止も聞かずに犯しまくる野性味を持っています。
声質はハイトーンで少年らしい可愛さを感じさせながらも、その涼やかな声を濁らせて力む音質に雄の肉欲が混じる上手い塩梅でした。

どうやら国家規模の政策らしいですが、少なくとも本作では1組のお姉さんと少年にスポットを当てていて他は出てきませんし、劇中ではマンションの室内だけで進行します。
立ってキスする時に見上げるくらいの、おねショタとして理想的な身長差です。
しかも、黒髪ロングにカチューシャの組み合わせに加えて無防備部屋着の2連続なので、みんな大好きなお姉さんが完成しています。

特にショートパンツが良いですね。
お尻の肉感が伝わり、すぐそこに生尻のあるチラリズムも介在する宝具でした。
おまけに身長差によって少年が腕を回すと丁度尻を掴むような位置関係も素敵でした。

そして、惜しげもなく生のデカ乳を放り出して使わせてくれるサービス精神に脱帽です。
触って良し揉んで良し吸って良し挟んで良しの至れり尽くせりだけではありません。
少年の拙い奉仕でもバッチリ気持ち良くなって喘ぐ感じて良しまで完備する最高の雌でした。

なおかつ、寝込みを襲うと言う不埒な悪行をしたのに怒らないばかりか、おかわりさせてくれる優しさが見所です。
今まではお姉さん主導だったのが無防備なケツに狙いを定め、男の欲求のままに犯すと言う逆転性も嬉しい体験でした。
かと言って、主導権自体が完全に入れ替わるのとも違い、あくまでお姉さんの手の平の上で遊ばれている感覚が程よいおねショタでした。

端的に言ってしまえば「色仕掛け」なのかもしれません。
眼中に無いと言い放つ主人公を落そうと、殊更に性的アピールで誘惑する健気な思春期女子です。

ただ、考え方によっては「復讐」なのかもしれません。
密かに片思いしていた男子から全く好みじゃないと、歯牙にもかけないと断言されるのは繊細な乙女心が傷つく大ダメージです。
となれば女として認めさせてリベンジしたくなるのが思春期の反骨精神です。

そう考えると、スキンシップ攻撃を受けた主人公がドギマギするのを見て、ニコニコした笑顔が勝者の愉悦に思えてきます。
明らかにデカ乳の谷間をチラ見しているにもかかわらず、重ねて興味ないねを言ってしまう主人公に業を煮やすのも頷けます。
一方で、その豊満なセクシーボディに悩殺されているのは確実であり、もう一押しで女としての勝利に手が届く確信にハッとするコマがあるのは萌えでした。

売り言葉に買い言葉の末に軽めの逆レイプ的なまでに迫ってしまう勢いの良さが見所です。
また、主人公の視点においては本気で普段は女として意識していない、ただのゲーム仲間としか思っていない同級生の裸を目の当たりにして、雌の割れ目を攻めるパラダイムシフトが興奮を誘いました。
そして、究極的には純情な片思いの恋のアタックであり、収まるべき鞘に収まった感覚が微笑ましい物語でした。

異世界ファンタジーだろうと現代の異能力バトルだろうと有ると便利なありがたい存在が「解説役」です。
難解で荒唐無稽な現象を主人公に説明し、同時に読者にも分かりやすく教えてくれる働きは物語の潤滑油です。
いえ、今までは偶然の産物だったものが仕組みの解明によって意図的に量産可能になるのなら、魔法のアイテムにも匹敵します。
前話(RJ01110054)でチラ見せし、本作で正式加入になった女医はまさしく説明や解説が必要なら私に任せてくださいと言わんばかりの活躍でした。
しかも、彼女自身も異能の力を持っているので、ともすれば唐突に思える論理に説得力を持たせるデウス・エクス・マキナの役割を兼ねていました。

また、彼女には別の功績もありました。
無気力なゾンビ少女、ウブで真面目な女教師、どちらも性行為は男性主導にならざるを得ません。
もちろん、傍若無人に女を犯せる解放感が主題なのでそれには合致していますが、たまには別の道も歩いてみたくなるのが人情です。
その点において、この女医は自ら主人公の袖を引き、清々しいほどの脱ぎっぷりで男に跨る豪快さを発揮し、待ちに待った女性主導のHに興奮もひとしおでした。
もっとも、あまりにも恥じらいが無さすぎるので色気が薄れるきらいはあるものの、惜しげもなく純潔を捧げて仮説を検証する姿勢が解釈一致でもありました。

そして、第一話からの本シリーズの見所も健在でした。
つまりは豊富なコスプレ衣装です。
元々の正装と言える学生服や白衣を差し引いても数々の煽情的な服を取りそろえ、特に恵体ナースの包帯姿が肉感に食い込んでお勧めの逸品です。
いや、女医の競泳水着もヒップラインが魅力的で、まるで男殺しの天然女王の親友かのようでした。

鑑賞する上で致命的な支障では無いのですが、台詞枠にもうひと工夫欲しいと感じました。
と言うのも、彼女らと「性教育」を行う男子生徒は複数人いるらしく、教室に到着した熟女を見て口々に感想をささやく場面があります。
ただ、女性陣はキャラごとに文字色が違うので誰の台詞か一目瞭然なのに対し、男子生徒は何人居ても全て白フチ黒文字なので掛け合いは文脈で察する以外になく地味に混乱しました。
しかも、進行役の教員も同じく白フチ黒文字で、場面転換の地の文も同じく白フチ黒文字、ようするに女性以外は全部が白フチ黒文字なので、ヒロインが際立つのは確かとはいえ、物語としての判読性には難がありました。

赤の奥様:自信なさげで気弱ながらも張り切ってエッチな格好をしている背伸び感が可愛い女性でした。
それでいて初めての性行為に緊張した少年を励まして褒めてくれる包容力が満点でした。

橙の奥様:下半身の肉感が5人中随一で、尻肉が分厚すぎて奥まで届くには長槍を要する城壁でした。
かと言って難攻不落ではなく、自分から覆いかぶさってくれる騎乗は迫り来る肉弾の圧力も相まって最高でした。

桃の奥様:5人中で最大のデカ乳を有するだけでなく、母乳が出続ける体質も複合してエロさ抜群です。
おっとりした性格でナチュラルに乳搾りを誘い、ミルクまみれのHが母性の洪水なのでお勧めできます。

金の奥様:ストレートにビッチで下品な女でした。
前3人が不慣れな少年に「性教育」を優しく教える流れだった一方で、この女は少年の精力をガツガツ食う逆レイプ気味な強引さが良い具合の味の変化でした。

紺の奥様:ツンデレとも少し違います。
嫌よ嫌よも好きのうちをと言うべきか、一見するとプライドが高そうな高慢女が五月蠅いくらいに喘いで快楽に墜ちる滑稽さを楽しめました。

やはり本作で最も特筆すべきは1周年を迎えたゲームの主人公直属部隊カウンターズの3人娘です。
これは2段階の肥満化(原点スリム→部分肥大→SSBBW)をそれぞれのキャラで見せてくれる良作です。
しかも、クールな参謀役は腹肉特化型、皮肉屋のムードメーカーは乳特化型、火力バカ眼鏡は尻特化型と言う具合に三者三様の個性が際立っていました。
特に、普段は仏頂面のクールな美女が膨乳して下着も露わになったせいか、恥ずかしそうに頬を赤らめた表情が男心をくすぐる萌えでした。
また、ムードメーカーは3人の中でも最も豊満だった素材を反映したかのように、重量感たっぷりのお乳が眼福で、ブラの食い込んだ弾力表現も見事でした。
そして、火力眼鏡はあのゲームらしい尻を向けた構図によってデカいヒップラインが一層強調され、後ろから抱きしめたくなるド迫力の太腿でした。
個別もさることながら最終形態で3人が並んだ集合絵は圧巻の肉量であり、肉の壁と言う意味で指揮官を守ってくれると確信できるチームでした。
もっとも、3人ともこの乳のデカさで銃を構えられるかは疑問ですが、そこがまた良い。

他に、I●のフランス代表の男装少女は自身の深刻さに無自覚と言うフェチが輝いていました。
ギリ現実にも有り得る肥満女性のボリューム感で白い制服を身に纏った姿からは共に学生生活をおくる没入感を得られました。
そんな有り得なくもない想像のしやすさで、横幅がつっかえて通れないと言う身近なハプニングを描かれているので、同級生の肥満少女の恥ずかしい現実を目撃したかのような高揚感に包まれました。

あと、秘立蛇女の双子は黒セーラー服から盛大にハミ出た肉量が魅力的でした。
双子とは言っても実質妹のほうしか描画されていないので、控え目な胸に反して肉厚の下半身が見所です。

本作は前半と後半で2種の味わいを楽しめました。
と言うのも彼女は超乳化と同時に一種の常識改変、ないし錯乱状態とも呼べる症状にあり、自身の人並外れた体型を正常に認識できていないのが原因です。

人前に出るのもためらうようなデカ乳を半ば強引に制服に押し込んで通学路を歩き、衆目にさらされながらも「自分の意志で登校する」過程が前半です。
デカすぎて服に収まっていないので、露出と言う一点だけでも充分な痴女状態であり、それに気づかず平然と往来を歩く雄姿が眼福でした。
しかも、親切な人から心配されても事態を脱せないばかりか、心無い通行人に揶揄されたと逆に憤慨する始末は滑稽な可愛さでした。
加えて、通学する最中にも徐々に大きさを増し、母乳を噴きだすそれは本人の認識にかかわらず、周囲を巻き込む歩く災害です。
サンプルにも出ているように狭い電車内で行き場をなくした乳が座席側にせり出し、たまたま乗り合わせた同級生男子を押し潰す事件を発生させます。
非常に役得と言うか、禍を転じて福と為すと言うべきか、彼女自身は全く自覚できていないのに超乳に圧迫され、母乳を浴びせられる体験が最高でした。

しかし、この辺で潮目が変わります。
流石に認識改変が解けて「身動きできない超乳ごと運ばれる」ターンが後半です。
異常事態に気づいても、もはや接地級超乳と化した彼女は自力で立って逃げられる段階ではなく、巨大な乳に欲情した同級生男子から身を守るすべはありません。
個人的には自力で立っているけど動けないし、巨大乳を無防備なまま何もできない状態を明確に描写したのが素晴らしいと感激しました。
蜜に群がるように食らいつく男子生徒の気持ちに共感しました。
また、サンプル後半を見ての通り超乳化が他の女子生徒にも波及する流れが喝采です。
ギリ立てる級超乳が小山級超乳に吸い付く光景は百合百合しくて超乳好きにはたまらないデカ乳パンデミックを見せてくれました。

続編ではあるものの、性的趣向としては異なる点があります。
いえ、可愛げのある少年がおっぱいの大きなお姉さんにギュウギュウに挟まれるのは同様です。
ただ、前作(RJ01056400)では女性専用車両に乗り、見渡す限りが発情したお姉さんと言うハーレム密度の濃さにもセールスポイントがありました。
そこへ行くと本作はお姉さんを2人に限っています。
エレベーターにギュウギュウ詰めになるにしても、その密度の大半はジジババもといご高齢の団体様が占めています。
密林で小さい物を買った時にデカい段ボールの中に小さな商品がポツンと入っていて他は緩衝材が敷き詰められている、あのイメージです。

このハーレム密度の低下が吉と出るか凶と出るかは個人の好みとして、笑顔に満ちた雰囲気作りは健在です。
ギュウギュウに押しやられても怒ることなく、おっぱいとおっぱいで少年を押し潰す幸福な圧迫感が嬉しいハプニングでした。
しかも、ハプニングついでに服を汚してしまっても機嫌を悪くする素振りすら見せず、消沈した少年を慰めるかのようにおっぱいを吸わせてくれる包容力には脱帽でした。
とにかく優しいお姉さんに甘えたい人にお勧めできる作品です。