作品内容
■ストーリー
……先史の超文明が、竜族との最終戦争により姿を消してから約一万年が過ぎた後の世界。
後発の人類文明が、先史文明からわずかに受けついだ超科学の残滓「Eテクノロジー」を
糧にフルクラム帝国による世界統一を成し遂げるに至った力による平和の時代。
大フルクラム帝国。
——Eテクノロジーの恩恵により世界支配をなしとげた超大国は、
帝都での第一回万国博覧会開催を間近に控え、活気に湧いていた。
世界中の科学や文化の粋を集めたそのイベントに、人々はさらなる繁栄を期待し、
来るべき明るい未来を夢見ていた。
そんな科学の進歩は世界を急激に変えつつあったが、
まだまだ未知なるロマン、冒険があふれた時代でもあった。
国家の威信をかけた帝国万国博覧会が開かれようとしていたある日、
帝国内最大の学問教育機関、「帝国ジュニアアカデミー」も同じく活気ににぎわっていた。
アカデミーの主宰で、万博にパビリオンを出展することが決定し、
その展示品の内容を学内サークル間で競い合っていたのである。
優秀さを認められ皇帝杯を得ることができれば、
後の人生においてその恩恵は計り知れない……。
アカデミー内の同好サークル「パシアテ文明研究会」(通称「パシ研」)は
古代文明の秘宝(?)を求め、放課後の大冒険を始めることになる。
■システム
帝国ジュニアアカデミー「パシアテ文明研究会」——通称“パシ研”の
新会長「アマネカ・マッハバスター」には野望があった。
帝都の地下に無数にある遺跡の数々。
その中に、歴史を塗り替える秘宝中の秘宝「失われし大遺物」が眠っている。
アマネカはパシ研の活動で「失われし大遺物」を手に入れ、
“巨万の富”と“栄誉”を手に入れるのだ。
【帝都を探索しよう!】
帝都の地下には、まだ未発見の遺跡が数多くあります。
あなたは“パシ研”の会長となって、帝都の地下遺跡に眠る秘宝を手に入れます。
パシ研のメンバーたちと協力して、地下遺跡への入口を発見しましょう。
【チームのメンバーを選ぼう!】
パシ研の活動は、チーム単位で行います。
ひとつのチームに最大3人。
ゲームでは最大6つのチームを編成することができます。
誰をどのチームに入れるのか?
メンバー編成がゲームを進める最大のカギになります。
【パーティでダンジョンを攻略!】
ダンジョンでの行動はほぼリアルタイムで進行し、移動はチーム単位で行います。
攻撃は、それぞれの攻撃範囲に捕らえた敵を各自攻撃します。
チームリーダーのHPが0になったら敗北になります。
【名声?資金?バランスが大事デス。】
帝国ジュニアアカデミーのサークルである“パシ研”は、
学業に差し支えない範囲で行動しなくてはいけません。
手に入れた「秘宝」を正規に申請すれば「名声」が高まります。
ブラックマーケットへ売ると「名声」は下がりますが、多くの「お金」が手に入ります。
パシ研運営には多くの「資金」と高い「名声」が必要です。
また、学生らしく地道に「アルバイト」でお金を稼いだり、「ボランティア」で名声をあげることもできます。
“パシ研”がアカデミーNo1のサークルになるのか、あえなく、解散してしまうのか?
それはあなたの運営手腕にかかっているのです。
■キャラクター紹介
●アマネカ・マッハバスター(CV:神田朱未)
帝国ジュニアアカデミーの第二学年所属。
アカデミー内の同好サークル『パシアテ文明研究会』、通称『パシ研』の会長。
行動力旺盛、傲岸不遜。政治戦略の天才。物量と犠牲を強いる戦術が大得意。
その反面、失敗に対してちょっと打たれ弱い。
帝国転覆を狙う秘密結社〈ファイアフォックス〉の次期幹部候補。
だがそのことは周囲にはいちおう内緒。知られたところで誰にも本気にしてもらえない。
自称“悪のカリスマ”。
──だが本人も自覚してない独自の正義感を備えており、義理人情に弱いところがある。
●オーギ・カットラス(CV:大塚明夫)
帝国ジュニアアカデミーの第二学年所属。
アカデミーきってのパワーファイター。
元は帝国軍の特殊部隊兵だが「学のないまま軍隊にいても先は無い」と一念発起し、
苦学の末にアカデミーに入学した。
公称年齢は20才。
しかし、あまりに肝の据わりすぎた言動とその容貌から
「アカデミーの入学規定をすり抜けるため戸籍を改ざんしたのでは?」と疑惑の目を向けられている。
戦闘ゴーレム並の驚異的身体能力を誇るが、見た目とはうらはらに世知に長けた苦労人。
口癖は「悪い予感がする……」
●リエ・メインステイ(CV:日高のり子)
帝国ジュニアアカデミーの第二学年所属。
帝都にある高級百貨店の御令嬢。
面白がり屋で好奇心旺盛。あらゆることを平均以上、そつなくこなす万能プレイヤー。
面倒見のいい社交的な性格だが、人をからかうのが趣味。
オーギと並んで、アマネカが考えをまとめるときの良き相談役。
トレードマークは、マルチセンサー機能のついたレーダー帽と特殊モノクル。
●メイル・シーガル(CV:落合祐里香)
帝国ジュニアアカデミーの第一学年所属。
もともとアカデミー吹奏楽部の部員だったが、紆余曲折のすえ「パシ研」に所属することに。
本心を口に出せない恥ずかしがりやのモジモジちゃん。天使のような無垢な性格。
オーギを慕っており、自分のほうから積極的にオーギのパシリに使われる。
またアマネカのことを、心から尊敬している。
●カル・ルスラン(CV:茅原実里)
帝国ジュニアアカデミーの第二学年所属。
さる政府秘密機関の下請けで、学業のかたわら帝都内の治安維持活動に勤しむアカデミーきっての変り種。
常人ばなれした戦闘技術を持ち、アルパーという名の巨大ゴーレムを召喚することもできる。
キリリとした怜悧な美貌は、近寄りがたいとの印象を他の生徒達に与えることしばしば。
だが当の本人は周囲のイメージに日々戸惑っている。
機関の活動に時間を割かれるためか、学力の維持に日々てんやわんや。
落第の危機に立たされることもしばしばだが、地味な努力の積み重ねでなんとかしのいでいる。
●トアラ・ラボアキン(CV:友永朱音)
帝国ジュニアアカデミーの第二学年所属。
遠国の小王国から、帝国の進んだ文明を学ぶために留学してきた王族の少年。
普段はのほほんとした世間知らずだが、急場になると冷静沈着、かつ大胆であり、頭も恐ろしく切れる。
小柄な体つきのため、実際の年より幼くみられることが多い。
アカデミーで、Eテクノロジー関連の勉強を専攻しているため、機械関連の知識に強い。
●エアナ・コメート(CV:幡宮かのこ)
帝国ジュニアアカデミーの第三学年所属。
「元祖パシアテ探検会」を名乗り、序盤、アマネカ達の行く先々で対抗してくる女の子。
アマネカとの勝負に負けて「パシ研」の活動を手伝うことに。
冒険技能にかけてはプロフェッショナル級。
罠の外し方や、薬学、ナイフ戦闘術まで、サバイバル技術全般に長けている。
性格は、おおらかさんのざっくばらん。細かいことはあまり気にしない。
が、それゆえに少し抜け気味。
●フツー(CV:内野一)
「パシ研」のなかに、なぜか紛れ込んだ一般人。
毒気の無い性格。あらゆる能力が平均弱。特徴のないのが特徴。
いつも飄々としたヘラヘラ笑いを浮かべている。
しょっちゅう常軌を逸脱する破天荒な「パシ研」の面々の中で、
「……ボクたちは学生なのにこんな事をしていいんだろうか」と日々思い悩んでいる。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 513.55MB
- CPU
- PentiumIII 1GHz以上 / Pentium4以上
- メモリ
- 256MB以上
- VIDEO
- VRAM 64MB以上
- 必要解像度
- 800*600 ハイカラー
- DirectX
- DirectX 9.0以上