白面神官さんのレビュー一覧

今回はタイトル通り、幼少通り修行に修行を重ねた主人公の魔力がド派手に爆発するお話でございます。
これは比喩でも冗談でもなく、純然たる事実でございます。

何せ危うく主人公の実家がストーリー開始早々吹っ飛ぶところだったのでございますから。

最初は主人公の才能を侮っていたメインヒロインもこの想定外にもほどがある事態には動揺を微塵も隠せず、年相応にあたふたする始末。

転生先の家に代々伝わるある『術』を施され、絶大なパワーアップを遂げた主人公の前についにメインヒロイン・・・もとい彼が求めてやまなかった魔法の師匠が登場します。

前世で世界最高の暗殺者として辣腕を振るった彼も魔法を学ぶことは純粋に楽しみなようで、これはもう転生者の一種の宿命なのかもしれません。

はたしてどのような魔法を得るのやら楽しみですね、

今回は暗殺貴族として日々を過ごす主人公の日常の1コマが描かれるエピソードとなっております。

女神の依頼を遂行するためという目的もあって彼は自ら料理を作っているのです。
その上、食材も自分で調達するという徹底ぶり。

アスリートの話を混ぜての解説はうならされます。

その彼に対する母親のリアクションもまた見ものでございます。

『国の病』ともいうべき邪悪な貴族を殺す暗殺者になるため修練を重ねる主人公がついに『この世界』で初めて殺しに手を染めます。

と言っても相手は死刑囚になるような極悪人なので、躊躇する理由は存在しません。

直前の問答も含めて、彼はまた暗殺者として一歩成長するのでありました。

その証というわけではありませんが、直後鮮やかな狩りを披露してくれます、

生活拠点と当面の方針を得た主人公。

冒険者ギルド登録のために、倒したばかりの熊の魔物の死骸から鎧を作ることに。

面接用のスーツを用意するような話でございますが、これにより複数の特典の付いた強力な鎧が手に入ったというばかりでなく、自動で装着まで済ませてくれるサービスっぷり。

見た目も用途には最適な仕上がりで、正に順風満帆といったところでございます。

悪党を苦も無く撃退し、商人の屋敷で歓待を受ける主人公。

助けた商人は思いのほか大物だったようで、豪勢な食事とフカフカなベッドばかりか当面の住居まで用意してくれるなど順調な滑り出しでございます。

こういうスムーズさはいつ、何度見ても気持ちがいいものでございます。

主人公自身も元の世界に未練はなく、存分に異世界ライフを満喫しております。
その一方で、足場を固める慎重さも併せ持っているのもグッドでございます。

前回で助けた商人からいろんな話を聞きつつ街へ。

無事辿り着いたはいいものの無責任にも承認を見捨てて逃げ出した挙句依頼人の生死すら偽る護衛と遭遇、理不尽にも襲撃を受ける羽目に。
そこで主人公は自ら作ったあるものでその刃を受け止めるのでございますが・・・

それこそが伏字の中身でございます。

真実に興味がおありの方は何卒本作をご購入くださいませ。

一家そろってもつ鍋をつついている途中、大地震に巻き込まれて揃って異世界の貴族家に転生する羽目になった(苗字からして)平凡な一家の物語でございます。

教室ごと転生とかは見たことありますが、家族転生というパターンは初めてでございます。

5人家族で主に虫好きの長女視点でストーリーは進行します。

今回は一家全員が前世の記憶を取り戻し、そして全員が転生したという事実を認識するというエピソードとなっております。

ちなみに見た目も平凡だったそうですが、転生後は全員キラキラな容姿になっているようです。

初バトル、2人目のヒロインのお披露目、そして敵に関する設定説明の行われる回でございます。

一番の見どころはやはり2人目のヒロインでございましょうか。
バズーカを引っ提げて、ド派手に敵を攻撃いたします。

ちなみに主人公の魔王様もこのわずかな間に聞き覚えのある単語や大きな胸とかにリアクションして楽しませてくれます。(とくに後者)

この物語はタイトル通り、主人公が誠心誠意尽くし続けた婚約者に手ひどく裏切られるところから始まります。

しかし明けない夜はないように、その人柄や長年の修行にて培った錬金術の手腕によって瞬く間に成功と幸福を掴み取っていきます。

一方、主人公を切り捨てた婚約者側には徐々に、しかし確実に『報い』、『破滅』という名の暗雲が立ち込めはじめるという・・・

見どころはそんな『ざまぁ』ばかりでなく、終盤にはカ〇〇ンの某有名ゲームを彷彿とさせる壮絶な展開もあります。

どのゲームのことなのかは是非ともお買い上げになってその目でお確かめくださいませ。