ザッサー的鑒賞一覽

最初から委員長が自分の仕事を決まりや仕事というよりも自分の意志でノリノリでやっている感じが伝わって来る。

勿論、委員長の主導である。しかし敬語を使ってくれるので、委員長というキャラと愛反する訳ではなく、上位であるものの嫌な感じはしない。

学園内の色んなシチュエーションがあって、特に興奮できたのがパンツ見せのシーンと商品表紙のフェラのシーンである。台詞の使い方が上手くて、読んだ側が興奮できる余地を残してくれているのが良かった。想像してまた興奮するのだから。

ちなみに性交はアナルのみ。

キャラクターデザインから女性キャラが非常に可愛らしく、ポーズや表情、身体の描き方全体が可憐で素晴らしい。またキャラの表情も人の良さやモラルを感じるくらい、この時代の良さが存分に出ていると思う。

衣服を付けた状態で、半裸の見せ方、身体の線の描き方などがとても上手なので、一つ一つのコマの破壊力が違う。パンチラ描写も見事。

絵柄はレビュー投稿時の表紙よりも、サンプルの方が正確である。

江戸時代の時代劇が好きな人に向いてる漫画。

起承転結がしっかりしていて、事の発端とキャラの動機がはっきりしているので、沢山登場人物が出て来るが読んでいてすっと入って来る。

江戸時代の時代劇ってそう言えば沢山人が出て来たなあ。

ただ昔の時代劇にあったような、お色気シーンはないに等しい(セクシーな衣装と言えばそうではあるが、裸になることはない)。

物語としては勧善懲悪でスッキリするので楽しめました。

全体的にややハードなエロが続く。アナルでの行為が多めで、ここに出るキャラたちは痛みと喜びの両方がないまぜになったような表情をする。最初は痛くても徐々に気持ち良くなって、行為を受け入れてという感じ。

アダルトなおもちゃやロープがわりと出て来るが、そこまで主張してこないので、それらが苦手な人にとっても受け入れられる範囲であると思う。

個人的に好きだったのは最初の方に出て来るツインテールのキャラクター。可愛さと儚さの両方があった。

総集編というだけあって、エロだけでなく様々な日常のシーンが入っている。4コマもあれば、普通の漫画もある。

正直に言えばエロ目的だったので、個人的なお勧めは「本能」と「陽光」、「蜜月」、「メイドでチュッ!2と3」である。この作風と雰囲気にマッチしたエロがとても良かった。

メイドでチュッ!によると、発行が2001年11月とのことだが、キャラの精神性というかモラルの高さみたいなものが一定数保持されていて、キャラの人相に出ているのがこの時代の良さであると思う

今までのにじいろばんびさんの作品はゲームか、動画の分類であってもアニメーションはあれど選択肢はあるというゲームの範疇のように感じたが、これは完全な動画作品である。

今までのエロい環境で、選択肢を迫られてそれを想像しながら選ぶ喜びを捨てる事に戸惑いもあったが、いざ見てみると最高の作品だった。

逆に言えば視聴するだけなので、ゲームと違って選択肢を間違う事がないので、非常に楽で実用性の高い作品の良さをそのまま感じる事ができる。見たいシーンの時間帯を覚えておけば簡単に何度も見返す事ができる。
作者が提供する見せ方を堪能できるので、動画作品も有りだと確信したくらいだった。

肝心のエロは二人のタイプの違うキャラがパンチラ多めのあとで、行為に至り、最後は二人同時にという素晴らしい流れだ。途中のスカートをたくしあげるシーンが個人的に最高の場面だった。声も二人のキャラに合っていて演技も良かった。

体つきは完全に女性で、肝心な部分が両方あるという状態。男の娘キャラとはまた違う味わい深さと楽しみがあって、たまにこのジャンルが欲しくなる。

この漫画はその意味でかなりこちらの願望をかなえてくれる。性格や洋服や体つきは完全に女性キャラだが、両方あるので、違うプレイの仕方がある。どっちも興奮している気持ちがよく伝わって来る。

ふたなりキャラ同士の話が多く、男の娘?と男性キャラ、男と女キャラ(母)、女性同士だけど一時的にふたなりになっている話もあるので、飽きが来ない。忘れたころにやってくる感じが丁度良かった。

エロというのは背徳感が鍵なのかなあ。

自分がプレイしたこのサークルさんの他の作品はRPGだったので、今回はローグライクの感じで一味も二味も違う感じが心配だったが、いつも通りに難易度を下げてくれる選択肢のおかげでその辺は大丈夫だった。

進め方にもよるだろうが、自分がやった感じでは姫様の快楽堕ちが早く感じた。NTRでもハッピーエンドルートのキャラとどういう関係だったのかが描かれるので、追い打ちででNTR感が来てそこは新鮮だった。

肝心のエロシーンであるが、今までのシリーズを楽しめた人には今回もちゃんと興奮できると言っておこうかな。姫様感も感じられたし、没入感が少しあって良かった。

この漫画の素晴らしい所の一つは最初から最後までストーリーが一貫しているという事である。そのため沢山のキャラを楽しむことはできないが、一人のキャラを掘り下げる事ができて、尚且つゆっくりと寝取られていく様が描かれている。ゆっくりといっても最初に行為をしているのだが、寝取られは心の変化も大事なのだ。その変遷の過程を読んでいくのがエロという意味で楽しかった。やはり寝取られは基本は真面目な女性が寝取られる話に限ると思った次第である。

個人的に人妻が寝取られる話が好きでした。基本的に迫られて無理やりというのが多いのだけれども快楽に負けていく様子と、思考、その際のポーズがとてもエロかったです。そのおかげで、退廃的でインモラルな事をしているのですが、それを感じさせずエロい所だけ感じさせてくれたのが読後感が悪くない原因かなと思いました。こういう部分はエロ漫画において個人的にかなり好感が持てました。