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「アネトモ」 へのレビュー
2024年02月09日 ウィフォン さん
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自分の好きなアトリエかぐやさんの作品でしたし、歳上ヒロインに特化した作品のコンセプトや各種スチルにも魅力を感じて購入しました。 主人公が姉の在籍する文芸部へと入部し、姉と2人の先輩、顧問の先生をサブヒロイン(とは言え十分なシーン数は確保されています)として加えて、主人公の争奪戦が繰り広げられる、いかにもアトリエかぐやさんらしい展開の作品です。 各ヒロインについて触れておくと、瑛巳は主人公の姉。 暴君系のタイプの姉に分類できるとは思いますが、人を選ばずに愛せるキャラクターに仕上がっていると思います。 しっかりと主人公に対する愛が感じられ、周囲に取られそうになり焦るところなど、愛嬌もあって良いです。 史乃亜は瑛巳の友達で、明るいノリで主人公を襲いにかかる先輩。 とは言え、ただ緩いと言った感じではなく、こちらも主人公へのこだわりの感じられるキャラクター。 過去のアトリエかぐやさんの作品にも類似したキャラクターがいたと思えます。 アトリエかぐやさんとしては正統派なタイプに思えました。 莉愛は2人と違い、最初から主人公への執着がある訳ではなく、明るい本人の気質から、主人公を弄ぶのに参戦した先輩です。 主人公争奪戦への参加の経緯も含めて「小悪魔」という表現の似合うキャラクターとなっています。 由依子はサブヒロインとなる顧問の先生。 他のキャラクターと比べて落ち着いた常識人ですが、彼女のルートに入るとギャップがあります。 choco-chipさんの絵は今作においても素晴らしく、塗りはいつも以上に魅力的に感じられました。 キャストの皆さんもいずれも人気のお方で、確かな手腕が感じられます。 実力あるスタッフさん達によって作られた、明るく濃厚で上質な作品です。
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