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◆ストーリー
実家の習わしに従い、教師として就職すると同時に、
無理やり入籍即同居する事となった主人公京介と、新妻であり教え子でもある亜美。
しかし、顔を合わせば口げんかと二人の関係は、一向に改善の気配を見せない。
なかなか進展しない二人の仲を見かねた亜美の母親ひとみは、
煮え切らない主人公に「自信をつけさせてあげる♪」と彼の体を押し倒し…。
ひとみと肉体関係を持ってしまった主人公、いけない事とは知りつつも幾度も体を重ねる二人。
一方、少しずつではあるが距離の縮まってゆく亜美と主人公、
相変わらず意地っ張りな亜美、しかし確実に彼女に惹かれてゆく自分を京介は感じていた。
しかしある日、ひとみとの情事の現場を亜美に目撃されてしまう。
なんとか弁解しようとするが、聞く耳を持たず京介を罵倒する亜美。
亜美への想いが暴走した京介は、嫌がる亜美を無理やり押し倒してしまう・・・。
(ここまで一巻のあらすじ)
互いに望まぬ形で、体を重ねてしまった亜美と京介。
しかし一件以来、亜美は京介とは完全に口も聞かず、近づこうともしない。
もう、亜美とは駄目なのではないか……結婚を解消し、教師も辞めて、この家を出ようかとまで考える京介だった。
せめて最後にと、意を決して亜美の部屋に行き、ひたすら謝る京介。
謝罪を繰り返し、もうこの家は出るという京介の言葉に、
亜美は閉ざしていた扉を開き、室内に招き入れる……、
「…許して欲しかったら、私の玩具になりなさい」
絶対服従を誓わせ、昼間は雑用を押し付け、そして夜毎、京介を弄ぶ亜美、
しかし、いかにも慣れない奉仕の強要に、むしろ京介と亜美の距離は縮まっていく。
そんなある日、亜美を庇い京介が怪我を負い、入院する事故が発生する。
ひとみや生徒達が見舞いに訪れるなか、なかなか姿を現さない亜美。
ようやく訪ねてきた亜美は、隷属関係の終了を告げると、入院中の介護を申し出る。
「い……一応ワタシ、アンタの妻……なワケだし、」
態度はぶっきらぼうながらも献身的な介護をしてくれる亜美、
さらには、ひとみの入れ知恵により欲求不満解消のための、性的介護まで…、
一月以上の入院生活は、二人の間のわだかまりを解かし、距離を縮めていく。
そして、退院を目前にしたある日、亜美は今までの真情を吐露する、
「アンタなんか、嫌いなのに……親が勝手に決めた関係なのに、……それでも本当に嫌いになれない」
そんな亜美に京介が告げた。
「勝手に決まった結婚だけど、今は本当に亜美を愛してる」
……その日、二人の心と体が初めて重なった。
(ここまで2巻のあらすじ)
互いの想いを確かめ合った京介と亜美、
亜美の要望により、ふたりの関係が大きく変わったことはひとみにはないしょにすることに、
しかし、隠れながらも愛を交し合うふたり。
家で、
そして、学校で、
新しい生活に幸せを感じる京介、
ただ、いつまでもひとみに内緒なことに、すこしばかりの物足りなさを感じていた。
ある日一緒に帰宅したふたりを、いつになく豪華な食事を用意し出迎えてたひとみ。
……そしてその食事を食べながら、ひとみは2人に宣言した。
『さぁて、2人もかなりラヴラヴになってきたみたいだし……そろそろ私が、本格的な夫婦生活の営みを指導してあげるわね』
その言葉に思わず食事を噴き出してしまう2人、…バレバレだったのだ。
そしてひとみの指導の下、「正しい夫婦生活+1」の日々がはじまるのだった。